◆デビュー25周年の記念シングル「俺の夕焼け」が好調の小金沢昇司が、54回目の誕生日を迎えた2012年8月31日、東京・浅草のコシダカシアターでバースデーライブを開き、約200人の熱烈なファンが集まった。また横綱・白鵬や先輩歌手の山本譲二、歌手仲間の半田浩二、山口ひろみ、黒木憲ジュニアらが祝いに駆けつけた。












 1988(昭和63)年8月21日発売のデビュー曲「おまえさがして」をはじめ、「小樽」「ひとひらの雪」「ありがとう…感謝」などメドレーを含めて全10曲を熱唱した。
 ライブではまた、ふだんのステージでは見たり聴いたりできない、いろいろなジャンルの曲や流行ものに挑戦するのも、ファンの楽しみのひとつ。今年は、お笑い芸人・スギちゃんの物まねやEXILE(エグザイル)のヒット曲に挑戦するステージで会場を沸かせた。 

お祝いに駆け付けた山本譲二

 今年のライブの目玉「勝手にメドレー」のコーナーでは、彼が好きだという矢沢永吉の「時間よ止まれ」、ディープ・パープルの「Smoke on the water」、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」などを歌った。

 「港のヨーコ~」では、お笑い芸人・スギちゃんの口調を真似して「昇ちゃん、今日で54歳だぜ~。北島のオヤジが、おはぎが好きだっていうからこの間、作ってやったぜ~。オヤジは甘いものが好きだから、あんこ100gに砂糖1kg入れてやったぜ~。でも怖いから、ちょっと味見してやったぜ~。そしたら吐いたぜ~。ワイルドだろ~」と、コミカルな台詞に客席は大爆笑。


 コーナーのラストは、EXILEの「Choo Choo TRAIN」をスタッフ4人との即席ユニット「コガザイル」と一緒に回転しながら踊る振り付けを披露しながら歌って盛り上げた。バースデーケーキも登場し、最後まで年齢を感じさせない元気いっぱいのステージで楽しませた。

 小金沢は「54歳になりましたが、そんな実感はありませんね。25周年は、ほかの人よりデビューが遅かった分、早かったなと思います。僕たち50代の世代はあまり演歌を聴かないので、何とか小金沢の演歌を聴いてほしいですし、北島師匠やジョージ兄貴の世界とは違う小金沢昇司の世界をつくっていきたい」と話していた。 

       








[小金沢昇司 北島音楽事務所]
http://www.kitajima-music.co.jp/shoji/
[小金沢昇司 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=12371