第314回大阪発流行歌ライブ、立樹みか・多岐川舞子・男石宜隆・二見颯一・純歌 [ライブ]
◆ 11年ぶりという立樹みか(日本クラウン)はじめ5人が出演した第314回大阪発流行歌ライブが2023年12月13日、大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで開かれた。デビュー37年目のベテランから6年目の若手が会場いっぱいに歌声を響かせていた。
写真・第314回大阪発流行歌ライブの出演者たち
大阪発流行歌ライブには11年ぶりの出演だったという立樹みかは新曲「宿無しかもめ」とカップリング曲の「女って・・・」など5曲を歌った。
デビュー37年目である。10年前からは静岡・熱海市でカラオケラウンジを経営しており、地元商店街の人たちやこのところ急増している観光客などで賑わっているという。
写真・立樹みか
ライブではデビューの第1歩を飾った「時雨の海峡」、代表曲とも言える「カモメと泣いた港町」から歌った。
新曲の「宿無しかもめ」は1997年に出した「港節」のカップリング曲であった。「カラオケでも配信されていませんでしたが、忘れられない1曲でした」と、去年11月に5年ぶりの新曲としてリリースしたばかり。
多岐川舞子(日本コロムビア)は23年6月に次いで去年2度目の出演であった。京都・南丹市(旧八木町)から18歳で上京して、今年でデビュー36年目になる。
去年5月にはそれを記念するコンサートをふる里で開いている。東京ではカバー曲ライブを開いており、その時に歌った「リバーサイドホテル」などを自身でアルトサックスを吹きながら歌った。
写真・多岐川舞子
新曲「天上の花」はデビュー35周年を記念する楽曲として去年5月にリリースしている。35年の重みを感じながらの歌唱を見せていた。
京都府出身という事もあって、オリジナル曲の中から「京都 別れ雨」「京都・・・発」といった京都を舞台にした作品も聴かせた。
男石宜隆(テイチクエンタテインメント)も去年2度目の出演であった。今回は23年8月リリースの新曲「六つの花」を披露した。六つの花とは雪の結晶の事を指している。静かに窓の外で降る雪を切なく見つめ、最後の逢瀬に咽び泣く女性を描いた歌謡曲である。
前作「那智の恋滝」同様にドラマチックな歌の展開が聴くものを、その世界へと引き込んでいく。
写真・男石冝隆
新曲と同時にカラオケを含めて10曲を収録しているベストアルバム「THE BEST」を発売しているが、この日は収録曲の中から「コースター」を披露している。
男石はアマチュア時代にロックバンドで歌っていた。中でも好きだったというのが、去年亡くなった谷村新司の「昴 -すばる-」であった。ライブではアカペラで1部を聴かせるサプライズも見せた。
二見颯一(日本クラウン)は6年前に爽やかな「やまびこボイス」の触れ込みでデビューしている。今は演歌第7世代の1人として人気度を急速に高めているところ。
背筋を伸ばして颯爽とライブのステージに現れた二見は、前作の「一里塚」から歌い始めた。続いて列車シリーズとも言われている「0時の終列車」「君恋列車」を聴かせると、観客の多くを占める60代70代にとっては、まるで懐かしい青春歌謡のようでもあるだけに聴き入る人も。
写真・二見颯一
最後に大人の恋を歌った新曲「罪の恋」を歌って、その変貌ぶりを見せた。2月には神戸国際会館国際ホールで第7世代のメンバー5人でコンサートを開くという。
二見は「2024年、デビュー6年目の動きに注目してほしい」と、呼びかけていた。
「すいせん曲コーナー」には純歌(イーストバレイレコード)が主演。歌手であると共に故仲本工事の妻である。作家で作詞・作曲家でもある新井満が書き、夫婦でデュエットした「この街で」を披露した。
写真・純歌
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html
写真・第314回大阪発流行歌ライブの出演者たち
大阪発流行歌ライブには11年ぶりの出演だったという立樹みかは新曲「宿無しかもめ」とカップリング曲の「女って・・・」など5曲を歌った。
デビュー37年目である。10年前からは静岡・熱海市でカラオケラウンジを経営しており、地元商店街の人たちやこのところ急増している観光客などで賑わっているという。
写真・立樹みか
ライブではデビューの第1歩を飾った「時雨の海峡」、代表曲とも言える「カモメと泣いた港町」から歌った。
新曲の「宿無しかもめ」は1997年に出した「港節」のカップリング曲であった。「カラオケでも配信されていませんでしたが、忘れられない1曲でした」と、去年11月に5年ぶりの新曲としてリリースしたばかり。
多岐川舞子(日本コロムビア)は23年6月に次いで去年2度目の出演であった。京都・南丹市(旧八木町)から18歳で上京して、今年でデビュー36年目になる。
去年5月にはそれを記念するコンサートをふる里で開いている。東京ではカバー曲ライブを開いており、その時に歌った「リバーサイドホテル」などを自身でアルトサックスを吹きながら歌った。
写真・多岐川舞子
新曲「天上の花」はデビュー35周年を記念する楽曲として去年5月にリリースしている。35年の重みを感じながらの歌唱を見せていた。
京都府出身という事もあって、オリジナル曲の中から「京都 別れ雨」「京都・・・発」といった京都を舞台にした作品も聴かせた。
男石宜隆(テイチクエンタテインメント)も去年2度目の出演であった。今回は23年8月リリースの新曲「六つの花」を披露した。六つの花とは雪の結晶の事を指している。静かに窓の外で降る雪を切なく見つめ、最後の逢瀬に咽び泣く女性を描いた歌謡曲である。
前作「那智の恋滝」同様にドラマチックな歌の展開が聴くものを、その世界へと引き込んでいく。
写真・男石冝隆
新曲と同時にカラオケを含めて10曲を収録しているベストアルバム「THE BEST」を発売しているが、この日は収録曲の中から「コースター」を披露している。
男石はアマチュア時代にロックバンドで歌っていた。中でも好きだったというのが、去年亡くなった谷村新司の「昴 -すばる-」であった。ライブではアカペラで1部を聴かせるサプライズも見せた。
二見颯一(日本クラウン)は6年前に爽やかな「やまびこボイス」の触れ込みでデビューしている。今は演歌第7世代の1人として人気度を急速に高めているところ。
背筋を伸ばして颯爽とライブのステージに現れた二見は、前作の「一里塚」から歌い始めた。続いて列車シリーズとも言われている「0時の終列車」「君恋列車」を聴かせると、観客の多くを占める60代70代にとっては、まるで懐かしい青春歌謡のようでもあるだけに聴き入る人も。
写真・二見颯一
最後に大人の恋を歌った新曲「罪の恋」を歌って、その変貌ぶりを見せた。2月には神戸国際会館国際ホールで第7世代のメンバー5人でコンサートを開くという。
二見は「2024年、デビュー6年目の動きに注目してほしい」と、呼びかけていた。
「すいせん曲コーナー」には純歌(イーストバレイレコード)が主演。歌手であると共に故仲本工事の妻である。作家で作詞・作曲家でもある新井満が書き、夫婦でデュエットした「この街で」を披露した。
写真・純歌
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[大阪発流行歌ライブ]
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