◆歌手こゆりのデビュー10周年を記念した大阪初のワンマンライブ「ほのぼの こゆりライブ in OSAKA」が、2014年3月6日、大阪・堂山のライブハウス・umedaAKASOで開かれた。鹿児島や東京、北陸など遠方から駆け付けたファンなど約130人の人たちが、最新曲の「貴船路」などに耳を傾けた。全15曲を歌い、ラストは会場の全員と「上を向いて歩こう」を歌って終わった。


















 3月23日が誕生日というこゆりのデビュー記念日は同24日。その日にデビュー10周年を迎える。それに先駆けて開かれた大阪で初めて開いたワンマンライブには、熱心なこゆりファンが各地から応援にやって来た。
 オープンにングでデビュー曲「眠れない」を歌い終わると、早速にそうしたファンからは10周年に合わせ、10本のバラの花束などのプレゼントが相次いだ。

 最新曲の「貴船路」は2曲目に披露した。貴船神社で行われる白紙の紙を水に浮かべると文字が現れる「水占(みずうら)」などを取り入れた悲しい恋の行方を歌った。



 デビュー2年目で「雨のエレジー」を出したが、この年、日本作曲家協会新人奨励賞を受賞しているが、この日はそのカップリング曲の「秋のセレナーデ」を歌った。同賞の授賞式で激励の言葉をかけてくれた作曲家遠藤実の作品で、こまどり姉妹が歌った「ソーラン渡り鳥」も聴かせた。

 大阪でのライブとあって、懐かしいご当地ソングも「雨の御堂筋」「大阪しぐれ」など4曲をメドレーでカバーした。



 歌謡曲、ポップス、そして演歌などジャンルにこだわらずに歌い続けている彼女、コンサートなどではジャズも盛り込むが、この日は残念ながら聴くことは出来なかった。

 こゆりは歌のほかにも絵が得意。子どもの頃から絵を描くのが好きで美術学校へ進み、商業デザイナーの仕事を目指した時期もあったほど。今も自分カレンダーは自ら描いたイラストで飾っている。
ライブでは、大阪城をパックにこゆりの姿を描いた額入りイラストが、会場の全員が参加したジャンケン大会で勝った大阪府内の女性にプレゼントされた。

 この日またフリーアナウンサーの牛尾淳も応援に駆け付けて、かつてラジオ番組で共演した思い出などを話し、再び一緒に仕事をと約束していた。


イラストをプレゼントされた女性と記念撮影するこゆり(左)

牛尾淳もじゃんけん大会を盛り上げるのに一役買っていた


 ライブを終えてこゆりは「デビューから応援し続けてくれている人など、たくさんの人たちにに支えられて10年を歩んできました。これからもたくさんの人たちの思いを重ねる<重念>の年として歌っていきたい」と、迎えた節目の年への想いを話していた。、





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