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第312回大阪発流行歌ライブ、長保有紀・伊達悠太・津吹みゆ・雨宮ゆう子が出演 [ライブ]

第312回大阪発流行歌ライブが2023年10月18日、大阪・心斎橋のBIG CATで開かれベテラン長保有紀(日本クラウン)から伊達悠太(テイチクエンタテインメント)津吹みゆ(日本クラウン)の若手、さらには歌手デビューを数日後に控えた雨宮ゆう子(ホリデージャパン)までの5人が出演した。

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写真・勢ぞろいした出演者たち


 長保有紀は23年8月にリリースした「南紀白浜はぐれ旅」(作詞・かず翼 、作曲・宮下健治、編曲・猪俣義周)をラストに歌った。
 南紀白浜の波に未練を捨てにきた女を歌った旅情演歌。この種の演歌は暗いイメージを伴いがちであるが、長保だからなのか歌の舞台が南紀だからか、軽快なメロディーで、逆に明るささえ感じさせてくれる。

長保有紀 大阪発流行歌ライブ 10.JPG
写真・長保有紀

 カップリングの「大阪えとらんぜ」は作曲を、ヒット曲「大阪で生まれた女」で知られるBOROが担当している。いかにもBOROらしい楽曲ながら、長保とピッタリとマッチしている。作詞、編曲は表題曲と同じかず翼と猪俣義周。
 この日は前作のカップリング「惚れてトコトン」と20年に出した「思い出に抱かれて」なども歌った。


 伊達悠太は12年のデビュー。8月リリースの新曲「土砂降りの雨だから」(作詞・朝日奈京仔、作曲・杉本眞人、編曲・猪俣義周)をアピールした。オリコンチャートでは初めて初登場1位にランキングされたことを報告していた。杉本にレッスンを受けた際のアドバイスを忠実に守ったからか。
 大阪流行歌ライブに初出演した時の楽曲で、前作の「涙のララバイ」も聴かせた。

伊達悠太 大阪発流行歌ライブ 10.JPG
写真・伊達悠太

 新曲のカップリング曲「一目惚れのブルース」では、ゆーたコールが会場を飛び交っていた。前々作の「さすらい港」も歌い、大阪ならこの人、と選んだのがやしきたかじん。代表曲でもある「東京」をカバーすると、大きな拍手が送られていた。

 
 津吹みゆは高校を卒業してすぐに上京してデビューして8年が経つ。27歳になった。去年訪ねた奈良県を最後に、全国47都道府県すべてに足を踏み入れたという。
 11月3日にはフランス・パリの教会、マドレーヌ寺院での「世界遺産トーチランコンサート」にゲスト出演。英語とラテン語で永井龍雲作詞、城之内ミサ作曲の「もう一度あいたいビューティフルプレイス」を歌うことを知らせた。

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写真・津吹みゆ

 この日のライブでは新曲「郡上しぐれて」とカップリング曲の「母子草」などを歌った。「郡上ーー」は岐阜県郡上市で毎年夏に行われる「郡上おどり」を題材にした作品で、自ら1人旅で城下町である現地の風にあたり、人の優しさなどに触れることで歌の主人公の心情を肌で感じ取ったという。
 歌が好調な要因は、こんなところに隠されているようである。


 雨宮ゆう子はデビュー前ながら、この日が歌手として初舞台であった。デビュー曲の「あなたのそばで」とカップリング曲の.

の2曲を歌った。いずれの作品も歌手の沢井明が作詞・作曲をしている。
 雨宮は「いろんな人に歌ってもらいたい」と、話していた。

雨宮ゆう子 大阪発流行歌ライブ 10.JPG
写真・雨宮ゆう子


※写真・記事の無断使用はお断りします。


[大阪流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/








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