◆人気声優アーティスト、水樹奈々が2016年4月10日、東京・文京区の東京ドームで「NANA MIZUKI LIVE GALAXY 2016―FRONTIER―」を開いた。前日の9日には同じ東京ドームで「同2016―GENESIS―」を開いており、2日間で8万人を動員するといった人気の高さとビックアーティストぶりを見せた。東京ドーム公演は4年4カ月ぶりで2度目。日本人のソロ女性アーティストでは最速での最多通算4公演である。



















 4月6日にはミュージッククリップ集第7弾「NANA CLIPS 7」を発売したばかり。
2日に渡る公演はいずれも曲目と構成は異なり、9日は2000年から2007年までの楽曲を中心に、10日は2008年から現在に至るまでの曲を中心に披露した。
 前日に続いて10日も4万人の熱狂的ファンが詰めかけた会場で水樹は、火花と一緒に瞬間移動する<風イリュージョン>でオープニングを飾った。






 会場の観客も総立ちの熱気あふれる中で「禁断のレジスタンス」をはじめ「Trickster」「COSMIC LOVE」「POP MASTER」、11枚目の最新アルバム「SMASHING ANTHEMS」から「Never Let Go」「エゴアイディール」「Glorious Break」など全25曲を熱唱。






 惑星型大型バルーンに吊られたホウキに乗って、高さ約20メートルのところを空中浮遊しながらアリーナを周ったり、アーマー型ロボット「GALAXY―7」(ギャラクシーセブン)=高さ7・7㍍、重さ約1・7㌧=に乗るなど、相変わらずの見せ場たっぷりのステージ構成はファンならずとも楽しませてくれる。また直径約5メートル、高さ約3メートルのUFO型フロートでアリーナを周るなど、大がかりな演出も見られた。





 水樹は「また戻って来ることができるなんて本当に幸せです。きのうも楽しくて、楽しくてたまらなくて、しばらく寝つけなくて…。今回は初の試みで私の愛すべき子どもたち(曲)をリリース順、誕生日順に分けてお届けする試みになっています」と元気いっぱいに話しかけていた。

 34枚目のニュー・シングル(タイトル未定)は7月に発売予定。これは7月から放送スタートのテレビアニメ「この美術部には問題がある!」のオープニングテーマに採用されている。


[水樹奈々 オフィシャルサイト]
http://www.mizukinana.jp/
[水樹奈々 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=15413