SSブログ

前川清、55周年記念コンサート「ありのままに」 きょうまで 大阪・新歌舞伎座 [コンサート]

◆歌手前川清(テイチクエンタテインメント)のデビュー55周年記念コンサート「ありのままに」がきょう、2023年5月17日まで大阪・上六の新歌舞伎座で開かれている。長男でシンガー・ソングライターの紘毅(ひろき)ロックユニットのボーカルを務める次女の前川侑那(ゆきな)も出演して、仲の良いファミリーコンサートといった場面も。

前川清コンサート 1.jpg
写真・3階席までいっぱいの観客で埋め尽くされていた


 今年2月の中野サンプラザホールでスタートしたデビュー55周年記念のコンサート。大阪・新歌舞伎座では、1部は主にソロ歌手になってからの作品を揃え、ラストには23年1月に発売した55周年記念シングル「昭和から」(作詞作曲・さだまさし)を披露して締めくくった。

 2部では「長崎は今日も雨だった」「そして神戸」「中の島ブルース」などのヒット曲やオールディーズナンバーも聴かせている。
 4月には3回目の声帯手術を受け「それ以来、今日が初めて声を出します」というだけに、休憩をはさんだ2部に入ってようやく本調子に戻った様子であった。

前川清コンサート.jpg
写真・前川清のデビュー55周年記念コンサート「ありのままに」

 またクールファイブ時代のメンバーで、長崎・佐世保でクラブ歌手をしていた前川をグループにスカウトした小林正樹氏が杖をついてステージに登場して、「アンチェインド・メロディ」を歌った。
 前川は「小林さんの声はかすれて、メロディーにもなっていないけれ(笑)歌は聴く人にちゃんと伝わってきます」と、コンサートのテーマでもあるその「ありのまま」の姿に敬意を表していた。

 実に爽やかなコンサートであったー。見終わった観客からはそんな感想も聞かれた。
 中盤からラストにかけては、長男・次女が現れて、親子3人によるファミリーコンサートになった。それぞれが1曲ずつを歌唱し、アンコールには3人一緒に「カントリー・ロード」を歌って応えるなど、中のいい前川家の1面を見せてくれたようでもあった。

 また前川のコンサートでは定番の客席ラウンドとフォトコーナーも行われて、ファンは立ち上がって体いっぱいに喜びを表していた。

前川清コンサート  2.jpg
写真・55周年の想いを話す前川清

 前川は「55年の祝いということから、軽い気持ちで始めたコンサートでした。今までの歌を楽しんでもらいました。特に大阪は両親が人生最後の時を長く暮らした大好きな所でした」と、大阪で開く55周年記念コンサートの意義を話していた。








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

nice! 2