SSブログ

生駒尚子、歌と芝居の夢コラボコンサート 人気コーナー〈尚子の部屋〉では河内家菊水丸が河内音頭の関わりを明かす [コンサート]

◆歌手で河内音頭の音頭取りの生駒尚子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が2023年5月3日、大阪・東大阪市文化創造館・ジャトーハーモニー小ホールで、スペシャルゲストに河内音頭の音頭取りの河内家菊水丸を招いて、歌と芝居からなる「夢コラボコンサート」を開いた。

生駒尚子コラボコンサート 1.jpg
写真・歌あり芝居あり、そしてトークコーナーも面白さ満載の夢コラボコンサート
生駒尚子コラボコンサート 4.jpg
写真・スペシャルゲストは河内屋菊水丸(右)


 歌あり芝居あり楽しさがいっぱい詰まった夢コラボコンサートは今年が3回目。今回は生駒尚子が「河内まつり節」でオープニング。
 続いての芝居「夢芝居小劇場」は、落ち目の劇団の座長(生駒尚子)を巡っての人情ドタバタ劇。座長が幼い頃に蒸発した父との再会も束の間、小屋主とのトラブルが。

生駒尚子コラボコンサート 3.jpg
写真・賑やかにオープニング
生駒尚子コラボコンサート 2.jpg
写真・見せ場たっぷりの芝居

 大衆演劇の橘屋虎舞龍が出演したり、NHKの朝ドラや松竹の舞台俳優として活躍する歌手でもある吉野悦世が生駒の妹役で出演して、見応えある本格的な芝居に仕上げていた。

生駒尚子コラボコンサート 手話.jpg
写真・手話での歌唱コーナーも


 毎回、スペシャルゲストを迎えてのトークショーはテレビの人気番組「徹子の部屋」を模したもので、この日は生駒尚子をメインキャスターに河内家菊水丸に、河内音頭との関わりや生駒の父親で菊水丸の師匠でもある故・生駒一との思い出などをインタビューした。「今の私のヘアースタイルは一師匠を真似たもの」など、驚きの告白も。

生駒尚子コラボコンサート 5.jpg
写真・尚子の部屋
生駒尚子コラボコンサート 7.jpg
写真・菊水丸による「河内音頭」

 高校3年の時にプロデビューした菊水丸は、最初にプロになりたい、と生駒一(はじめ)に伝え、夜のキャンペーンに付いて行った際の経験も話した。
 「バブル景気になる少し前の頃でした。8トラのカラオケがブームになっていました。師匠は北新地のお店を回って、1晩で2百枚3百枚のCDを売っていました。そんな中からCDの売り方を教わりました」

生駒尚子コラボコンサート 012.jpg
生駒尚子コラボコンサート 6.jpg
写真・生駒尚子の歌唱

 こうしたトークをはさんて生駒は「大阪そだち」「父娘のれん」を歌った。
 極め付けは菊水丸の「河内音頭」。アップテンポでリズミカルなメロディーを取り入れたそれは、単に盆踊りの音頭に留まらずに、年配者から若者までも楽しませてくれる音楽へと変化している姿を見せていた。


 コンサートでは芝居とコラボさせた構成を担当した歌手の原田ヒロシ(ホリデージャパン)が弾く三味線に合わせて、生駒尚子がオリジナル曲「ウミネコ情歌」を歌ったのに次いで、「かわいい女」など浪花演歌を3曲メドレーで聴かせた。

 生駒とは通天閣歌謡劇場に出演していた時からの交際という吉野悦世も、オリジナル曲「だ~い好っきゃねん通天閣」などを、コンサートの総合プロデューサーでもあった原田ヒロシは「秋時雨」などをそれぞれ歌った。

生駒尚子コラボコンサート 吉野悦世.jpg
写真・吉野悦世
生駒尚子コラボコンサート 原田ヒロシ.jpg
写真・原田ヒロシ

 クライマックスで生駒はまた、最新曲「天雅の海へ」カップリング曲「アジサイの花」を歌い、続いてはやはり「河内音頭」で客席と一緒になっての大盛り上がりの中でエンディング。

生駒尚子コラボコンサート 8.jpg生駒尚子コラボコンサート 9.jpg
写真・生駒尚子

 1部では一般参加のカラオケ発表会も開かれた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[生駒尚子 オフィシャルサイト]
https://ikoma-naoko.com/








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

nice! 2