サマ―パーティーを開いたのは4年ぶり。最新曲の「愛は海」にちなんだかのように、18日は祝日の「海の日」。地元大阪をはじめ近畿各地や岐阜県などからやって来たファン約70人が参加した。
食事をしながら、事前に申し込みのあった44人が順にステージに上がってカラオケ歌唱を楽しんだ。木下とデュエットする男性やフラダンスを披露する女性など思い思いの内容。
オープニングからラストまで木下自身が、ファンのカラオケ歌唱を1曲1曲を紹介するといった手作り感いっぱいのイベントも、ファンクラブ向けならではの趣向であった。
ファン参加によるカラオケ歌唱
■4年後には還暦パーティーも
オープニングではピンクのトレスで客席から登場した木下が、渡辺真知子の「かもめが翔んだ日」、キャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」など夏・渚をテーマにした6曲をカバー。ファンクラブ会員によるカラオケ歌唱をはさんで、今度はブルーのドレスに着替えてオリジナル曲を集めたライブに。
木下はヒット曲の「放されて」(1984年)でデビューして今年9月で33年目を迎える。ずっと悲しく切ない女性を歌い続けてきた。それを振り返るかのように、オリジナル曲ライブでは「放されて」「ノラ」(1989年)といった代表曲を盛り込んだ。
さらには2004年に出した「放されて04」にアレンジを加えて、2016年5月に徳間ジャパンコミュニケーションズから発売されたアルバム「大阪ソング ウチら&ワテら」に収録されたニュー「放されて04」も披露。
「愛は海」(15年)、それのカップリング曲「半夏生(はんげしょう)」(同)、前々作の「いとしいあんちくしょう」(13年)さらには「ウヰスキー」(12年)。そして「数年に1度ぐらいに歌っている」というちあきなおみの「かもめの街」をカバーした。
ラストは「ありがとう そしてこれからも・・・」(00年)で、客席を廻って1人ひとりと握手して締めくくった。
木下は「あと4年すると東京オリンピックが開かれ、私も還暦を迎えます。その際には還暦パーティーも開きたいと」と話し、10月9日にはNHKラジオの「日曜バラエティー」に出演することが決まっていることを報告していた。
[木下結子 フェイスブック]
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[木下結子 日本クラウン]
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