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第70回KOBE流行歌ライブ、秋岡秀治、音羽しのぶ、あさみちゆきで超満員のKAVCホール [KOBE流行歌ライブ]

◆第70回KOBE流行歌ライブが、2010年6月17日、神戸・新開地のKAVCホールに秋岡秀治、音羽しのぶ、あさみちゆきの3人を迎えて開かれた。会場には立ち見が出る230人が入り、前日の大阪発流行歌ライブ同様に超満員になった。

KOBE3人.jpg

 会場は最後まで、拍手と笑いがいっぱいだった。
 今年デビュー20周年という秋岡は、生まれたのは神戸だが、育った土地は大阪だけに、喋りはどこか漫才師か落語家を思わせるような大阪弁。
 それに聴衆も終始顔を緩めていた。「身体の半分は、漫才師の血が流れている」と秋岡。歌手なのに、客を笑わせないではステージを降りられない、といった根性がどこかにあるようだ。

父と母を歌っているような「男の旅路」 秋岡

 前日の大阪会場では、秋岡の父親でWヤングの平川幸男が飛び入りするハプニングがあったが、神戸では司会者の牛尾淳が、秋岡・真咲よう子のデュエット曲「酒ふたり」を、真咲に代わって秋岡と一緒に歌って会場を沸かせた。
 
 もちろん歌も「酒ふたり」のほか、「男の旅路」「路地裏酒場」「男の酒」「男の花道」「男の星座」を歌って、多くの拍手が送られていた。

第70回KOBE流行歌ライブ・ラスト.jpg

 売れ行き好調な新曲「男の旅路」は、去る5月に亡くなった吉岡治が作詞した作品。父親の平川幸男は「2月に亡くなった妻とのことを歌っているような気がする」と話していた。
 秋岡も「親父は、常々、そのように話しているし、歌っていると自分も目頭が熱くなってくる」と話していた。

笑いでいっぱいの会場 笑いの本場・大阪をしのぐ

 2年3か月ぶりの神戸での流行歌ライブへの出演になったあさみは、ジーパン姿で登場。ジーパンはすっかり彼女のトレードマークになっているが「先日、ピンクのワンピースを着ていたら、あさみちゆきじゃない、なんて言われたたのですが、これからはいろんなファッションを楽しみたい」と語りかけていた。

 歌は「青春たまり場」「井の頭公園」「情島物語」「鮨屋で・・・」「黄昏シネマ」の5曲を披露。
 九州から駆け付けたというファンからは、大好物のビールなどを贈られて顔をほころばさせていた。あさみは、また「兵庫県でもぜひ、ストリートライブをやってみたい」と、会場のファンを喜ばせていた。

第70回KOBE流行歌ライブ出演者.jpg

音羽(左)、秋岡(中央)、あさみ(右)

 音羽しのぶの2年ぶりの神戸のステージでは、「最上川恋歌」「周防灘」「千恵っ子よされ」「名前のない恋」を、そして最後に、しとしと降る梅雨の雨と悲恋の涙を重ねているとういう新曲「女・・・そして女」で締めくくり、5曲を歌った。

 山口県下関市出身の音羽だが、祖母が神戸・三宮の出身ということで、神戸とも縁が深い。

 太平洋戦争中に疎開で山口に移住したが、おばあちゃん子だった音羽は、子どもの頃に神戸の話もよく聞かされた。「三宮には百貨店のそごうあること、お好み焼きもおいしいといった。でも山口にはお好み焼きのソースがなかったと話していた」と、会場を笑わせていた。



[井の頭公園の歌姫 あさみちゆき]
http://www.chiyuki.jp/
[音羽しのぶ]
http://www.goldenmusic.co.jp/shinobu.htm
[秋岡秀治のブログ]
http://akioka.exblog.jp/




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