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大学入試センター試験 CD生産数量とミリオンセラーの作品数に関した出題 [大学入試センター試験]

◆2011年1月15日に行われた大学入試センター試験の「現代社会」で、CDの生産量とミリオンセラー作品数、有料音楽配信の数量とミリオンセラー作品数について聞く問題が出題された。

 設問は、日本のCD生産数量とミリオンセラー作品数の2000年から08年までの推移、05年から08年の日本の有料音楽配信の数量とミリオンセラー作品数を、それぞれ表で示し、そこから読み取れることとして適当でないものを1つ選ぶというもの。

 読者の方々は、試験なんて縁遠い人たちが多いのではないかと思うが、一度、腕試しをしてみるといかがだろう。
 提示された選択項目は、次の4つである。

1)「CD生産数量」では、2000年と2008年を比べると、「シングル」と「アルバム」はともに減少しており、その減少率は、「シングル」の方が大きくなっている。

2)CDの「ミリオンセラー作品数」では、2000年から2008年までのすべての年において、「アルバム」の方が「シングル」よりも、その数が多くなっている。

3)「有料音楽配信数量」では、「モバイル」と「インターネットダウンロード」は、ともに増加しているが、有料音楽配信の「ミリオンセラー作品数」は減少している。

4)「有料音楽配信数量」では、いずれの年も、「モバイル」は「インターネットダウンロード」の10倍以上であり、2005年と2008年を比べた増加率でも「モバイル」は「インターネットダウンロード」を上回っている。

 お解りになるだろうか?
 


現代社会11.jpg
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◆さらに問題では、著作権など知的所有権(知的財産権)について問う設問もあった。
 それは1~4までの中から、正しいものを1つ選ぶというもので、その項目は次の通りだ。

1)日本では、知的所有権を侵害する行為については、個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)で禁止されている。

2)日本では、教育担当者や授業を受ける者が、学校の授業で使用する場合に、制限なく著作物を複製できることが、法律で認められている。

3)世界知的所有権機関(WIPO)や世界貿易機構(WTO)は、知的所有権の保護に関する取り組みを行っている。

4)著作権は、出版物や音楽などには認められているが、コンピューターソフトは対象外となっている。

現代社会3.jpg
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 さて、正解はどれだろうか?
 

 ちなみに(そ)は、どちらも正解だった。それにしても「現代社会」では、こんなことを学んでいるのか、と改めて知った次第である。

 正解は最初の問題が ④ で、次の著作権に関した問題は ③ だ。 (そ)





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