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北沢麻衣、兵庫・加古川カラオケ喫茶しゃぼん玉で歌う 感謝祭来場を呼びかけ [イベント]

◆最新曲「くちべにグラス」が評判の歌手の北沢麻衣(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が2023年7月27日、兵庫県加古川市のカラオケ喫茶しゃぼん玉(森田昌代代表)で、ご挨拶キャンペーンを行った。同店は11月5日にすぎもとまさとをスペシャルゲストに招いて「しゃぼん玉 感謝祭」を開催するが、北沢はそれにゲスト出演することから、「師弟共演をぜひ見に来て下さい」と呼びかけていた。

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写真・北沢麻衣(左)とらしゃぼん玉の森田さん

 CDジャケットと同じ衣装で来て下さいー。しゃぼん玉の森田昌代さんのリクエストに応えて店のステージに立った北沢麻衣。

 午前10時からモーニングサービスを提供したりカラオケも開放するなどしたこともあって、早くから北沢の「くちべにグラス」の生歌を聴こうという人たちが次々と集まってきた。

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写真・「くちべにグラス」を歌う北沢麻衣

 午後1時30分から始まった北沢のステージでは、「くちべにグラス」のほか「港のセレナーデ」「あの人の好きなうた」「真っ赤なワイン」「道頓堀リバーサイドブルース」を次々と歌い、リクエストで代表曲のひとつ「銀次」も聴かせた。

 「くちべにグラス」の歌唱指導と振り付けの指導もするなどの大サービス。森田さんをはじめ6人それぞれと、北沢がワンコーラスづつ歌唱して。
 最後は「くちべにグラス」を店の全員と合唱して盛り上げた。

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写真・観客と一緒に「くちべにグラス」を歌う

 この日、北沢は開演前に11月の感謝祭の打ち合わせも行った。
 しゃぼん玉の森田さんは「CD販売やお客さんとの写真撮影もあって、とても楽しい1日でした。皆さん11月の感謝祭にお越し下さい」と、話していた。

 「しゃぼん玉 感謝祭」は11月5日に兵庫県明石市の同市立西部市民会館で行われる。午前9時30分からカラオケ発表会で、午後5時から「すぎもとまさとライブ」。北沢麻衣、長浜有美がゲスト出演する。

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写真・しゃぼん玉 感謝祭のチラシ

 カラオケ発表会の参加料は1万2千円(2コーラス、弁当・お茶・ライブ観覧チケット付き)ライブ観覧チケット料金は3千円。

※問い合わせは、カラオケ喫茶しゃぼん玉(森田)まで。電話 079-436-3567








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第212回KOBE流行歌ライブ、入山アキ子・津吹みゆ・一条貫太・中山琉美が熱く歌った [ライブ]

第212回KOBE流行歌ライブが2023年7月6日、神戸・新開地の新開地アートひろば2階ホールで行われた。入山アキ子(テイチクエンタテインメント)一条貫太(日本クラウン)津吹みゆ(同)中山琉美(テイチクエンタテインメント)の4人が出演し、それぞれ新曲を披露した。トリを務めた元看護師の入山は「演歌・歌謡曲は日本人の心です。それが皆さんのきょうの元気・笑顔につなげられるとうれしいです」と話しかけていた。

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写真・第212回KOBE流行歌ライブの出演者たち

 13年間の看護師のキャリアを投げ出して歌手の世界へと飛び込んだ入山アキ子
 「ザンザ岬」でテイチクから08年にメジャーデビューしている。この日はまずそれを歌い、次いで和歌山を舞台に歌って関西のファンを増やした「紀淡海峡」を聴かせた。

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写真・入山アキ子

 新曲「一泊二日」は、覚えやすくて歌いやすいーと、多くの人から人気の作品。各地でたくさんの女性にカラオケで歌われている。道ならぬ恋をする女性の心のときめきと喜びをテーマにしているが、どこか明るさを感じさせるところに人気の秘密がありそう。
 カップリング曲の「わたしのふる里」は元気に笑顔になれる歌。元看護師らしく健康体操も織り交ぜて歌った。


 一条貫太は〈平成生まれの昭和なボイス〉をキャッチフレーズに18年に「ふたりの始発駅」でデビュー。彼もこのデビュー曲から聴かせた。そして第2弾の「やんちゃ船」第3弾「北海の篝火」へと続けた。
 
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写真・一条貫太

 昭和歌謡曲をカバーするコーナーでは井沢八郎の「北海の満月」も聴かせて歌唱力の高さをアピールした。昭和歌謡を数多く歌う彼の趣味はレコード盤収集である。
 「先日も1度に10数枚を買ってしまいました」など、地方へ出かけると必ず中古レコード盤を探して歩くという。
 新曲は5月24日発売の「男の漁場」。デビュー5周年記念曲でもある。カップリングの「徒然酒」と共に披露した。


 津吹みゆはデビュー8年。「会津・山の神」を歌って18歳でデビュー。今年27歳になった。望郷ものをはじめ、〈ど〜んと響く直球ボイス〉のキャッチフレーズの通りにパンチのある作品が続いていたが、ここに来て大人の女性を歌う事が増えている。
6月にリリースした「郡上しぐれて」は、郡上おどりの音色がむかしの恋の終わりを思い出させる悲恋の歌である。

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写真・津吹みゆ

 去年、全国47都道府県を回って歌う事も出来たという。そんな中で宝塚歌劇や大衆演劇にも興味を示して、休日を利用して観劇を楽しむことも。
 宝塚劇団の大劇場で初めて見たのが宝塚歌劇「エリザベート」であった。この日のライブではサプライズで劇中歌の「私だけに」の一節をアカペラで歌ってみせた。

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写真・中山琉美

 推薦曲コーナーでは中山琉美が、6月にテイチクエンタテインメントからリリースした「月下美人」とカップリング「大阪ララバイ」 を披露した。
 歌手デビューは21年。葉月忍の名前で、徳間ジャパンコミュニケーションズからであった。


KOBE流行歌ライブは来年3月で20周年を迎える。第1回目は04年3月18日。出演者は山内惠介、長保有紀、林あさ美の3人であった。
 未曾有の被害をもたらせた阪神淡路大震災からはすでに9年が経過していたが、町に活気を呼び戻す手助けになればとして神戸・長田のホールで始まったのが最初であった。

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演歌ジャックス2023年8月放送は一条貫太と本間由里がゲスト [テレビ]

◆ 奈良テレビ放送、J:COM関西・仙台などで放送中の「演歌ジャックス」の8月放送のゲストは一条貫太(日本クラウン)と本間由里。第1・2週の一条は「男の漁場」を歌い、第3・4週の本間は「エンドラブ」などを聴かせる。いずれも実力派の歌唱力は聴き応え十分である。


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写真・一条貫太(左)と本間由里


 一条貫太は、8月1週目2週目のゲスト。デビュー5周年を迎えている。5月に出した新曲「男の漁場」を披露する。5周年を記念した第1弾で、海に生きる男の生きざまを歌っている。
 レコード会社の大先輩、鳥羽一郎からは「海の歌は君に受け継いでもらいたい」とまで励まされたという。収録で一条は「海の歌は一条貫太と言われるように頑張りたい」と、大いに張り切りぶりを見せていた。

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写真・一条貫太

 歌では男らしさを強調するが、趣味はパン作りと意外な一面もある。まだ歌手になる以前にパン屋でアルバイトをしていたのがきっかけだという。店では仕込みをしていて、パン作りの基本を身に付けた。
 ある日、自分で焼いたパンを北島三郎の楽屋に持って行った事がある。皆んなに食べてもらおうと20個用意した。ところが北島は「違うだろう」と彼をたしなめた。
 その理由は、三郎だから36(個)だろう、というオチであった。番組ではこんな笑えるエピソードも聞かせてくれる。
 

[新月]?8月3週4週のゲストは本間由里

 誰もが認める実力満点の歌手、本間由里「演歌ジャックス」に初出演。去年8月にリリースした最新曲「エンドラブ」を8月第3週の放送で歌う。
 4週目ではメイン曲を上回るほどの好評だというカップリング曲「I n Tha Rain」を歌う。「評判がいいので、これもぜひカラオケに入れたい」と本間。
 CD(千円)の問合せは番組制作会社、メディアジャックスで受け付けている。

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写真・本間由里

 北海道利尻島の出身で今は東京を拠点に活動をしている。毎月大阪で歌のレッスンの仕事をしているが、「皆さんに大阪のおばちゃんに間違われます」というほど、大阪に溶け込んでいる。
 大の大阪好きで、やしきたかじんの「東京」を歌うために大阪弁を勉強したというほど。
 夫は作・編曲家でギタリストの川村栄二。育児のため一時活動を休止してきたが、2002年からはライブ活動やカラオケ教室での歌唱指導など全国各地で活動している。


【レギュラー出演者と歌唱曲】
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MARI 「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」
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TAIKI「薔薇のほほえみ」
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岩井都美子「マイフェアレディ」「真夏の夜の夢」(カバー)
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岡田由美「演歌旅がらす」
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島幸作「青春のアルバム」
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平井一郎 「真知子」
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長生忠之・藤川真千子「浪花華しぐれ」「高原の駅よさようなら」「小鉄の女房」「あの丘越えて」(カバー)
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MARI&JACKSモンスターズ「Kaimana Hila」(カバー)
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林田夏美「丹後・但馬未練旅」
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Saori「もう一度」(ミュージックビデオ)
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若松秀彦「あなたに夢を」
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秀彦・聖子「東京シルエット」
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月川るり「夢見酒」

【司会】
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小池史子
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ファンキー・コバ
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岩井都美子

※写真・記事の無断使用はお断りします。


演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:大阪、兵庫、京都、和歌山)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後4時放送、毎週火曜日~金曜日 午後4時再放送
兵庫養父市CATV 毎日午後6時放送、毎日午後5時30分再放送
J:COM仙台 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:仙台市泉区、宮城野区、若林区、富谷市、黒川郡、大川市)

[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/

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入山アキ子、大阪で4回目のオトコウタライブ 幸せに歌わせてもらいました

◆男歌のカバー曲を歌うライブを全国で展開している歌手の入山アキ子(テイチクエンタテインメント)が2023年7月2日、大阪では4回目になる「昭和歌謡オトコウタライブ」を大阪・心斎橋のニューオーサカホテル心斎橋で1部と2部に分けて開き、入山の新たな魅力を存分に見せた。

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写真・大阪で4回目のオトコウタライブを開いた入山アキ子


 年間50回の開催を目指している昭和歌謡オトコウタライブは、元アミューズ社長で音楽プロデューサーの松﨑澄夫さんがプラデュースして、入山の声質に合った楽曲を選んで構成している。
 大阪では去年、初めて開催した。新たなファン作りのきっかけになれば、とピアノ演奏で歌うアコースティックな演出も盛り込む。

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写真・入山がピアノを弾くシーンもふった
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オトコウタライブで初めて司会者(牛尾先生)を起用した

 4回目の今回はピアニストの演奏による生ピアノはなく、事前に録音したピアノ演奏で、「北の旅人」「嫁に来ないか」「釜山港へ帰れ」「無法松の一生 度胸千両入り」の昭和歌謡4曲を1部で聴かせた。

■今秋にはオトコウタのカバーアルバムも

 この日のライブでも歌った沢田研二の「時の過ぎゆくままに」も、入山の声質に良くマッチしていた。
 そんなライブで歌ってきた馴染みの楽曲に、今までに歌ったことのない作品も7曲を加えるなど、9月20日にはオトコウタのカバーアルバムの発売も予定していることも報告した。

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写真・笑顔いっぱいのライブ

 1部のオープニングは入山の作品で唯一の関西のご当地ソング「紀淡海峡」。この歌で地元との馴染みが強まった、というメモリアルな楽曲で、事実、関西のファン作りに貢献した作品であった。

 もちろん新曲の「一泊二日」(2022年10月発売)。そして08年にテイチクからメジャーデビューした際の「ザンザ岬」も歌った。
 ♬ あくびが出るほど 嫌った人を 死にたくなるほど 好きになる 〜 と複雑な女心を情熱的に歌った「ザンザ岬」は、入山にとって忘れられない作品であった。

 この年の10月22日に発売して「絶対に売れると思って4年間歌い続けました」と、思い出深い作品である。この強い信念が今の入山アキ子を形作っていることは疑いのないところである。

「絶対に『一泊二日』をビッグヒットにしたい」
 そう言って、そろそろ次の曲をというメーカーからの勧めを断って、まだしばらくは「一泊二日」を歌い続けるというのも、かつて「ザンザ岬」を売った自信力になっているし、すでに多くの人に親しまれて感触の良い「一泊二日」への思い入れの強さも感じさせた。

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写真・歌は健康の素・・・健康体操も盛り込む

 ライブでは健康講座も盛り込んだ。「まずは声を出しみませんか。それが健康にいいことです」と、坂本九の「見上げてごらん夜の星を」を参加者と歌う一幕も。
 看護師出身の彼女は「歌う看護師」として、歌も看護も心からをモットーに歌い続ける。

 そうした優しさと思い込んだら一途な気持ちに惚れ込んだのが、21年3月に84歳で亡くなった和久井保ワクイ音楽事務所の前社長であった。

 「もし良かったら自分が何かの役に立てるかもしれない。私の事務所に入らないか」と声をかけられたのが、和久井との最初の出会いであった。
 それ以前に和久井はいつもチケットを買って会場の後ろで、入山の歌を聴いていたそうである。

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写真・まだまだ「一泊二日」を歌い続けます

 とにかく一生懸命に歌い続けている入山に手を差し伸べた和久井は、マネージャーとして内山田洋とクール・ファイブや小柳ルミ子などの育ての親として知られる。

 この日の2部では「人生七曲り」(21年9月)を歌い、「暗闇から私を拾い上げてくれた楽曲でした」と、和久井との出会いをに思いを馳せるかのように「最期まで幸せに歌わせてもらいました」と話していた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[入山アキ子 オフィシャルサイト]
https://xn--cckwa042wikihmb.jp/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/








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ラジオ関西「生駒尚子のガンバっ天然!」 7月18日放送 マグロ漁師から大工へ [ラジオ]

◆大阪・門真市の元マグロ漁師、下野憲造さん(63歳、鹿児島県出身)=写真=が、ラジオ関西で放送中の「生駒尚子のガンバっ天然!」に出演しました。現在は陸に上がって大工をしていますが、当時の海での仕事の様子を語ってくれました。

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写真・下野憲造さん


 鹿児島の実家は建具屋でした。最初はそれを手伝っていたんですが、ラグビーをしていて体力にも自信があったことと、世界中をみてみたいと思いもあって、22歳の時にマグロの延縄漁船に乗ろうと決心したんです。

 乗ったのは350トンのマグロ漁船でした。基地は鹿児島の串木野や静岡・焼津でした。
船は21人乗りで、10メートルもの波の荒海の中での航海は、毎日が台風のようで、最初は船酔いの連続でした。

 漁で狙うのはミナミマグロ(インドマグロ)ですが、これは2、3本も獲れるとOKなんですが、多くはキハダマグロで獲れると中積み船に移します。
 3〜4ヶ月に1度は入港して、3日間ほど下船します。その間にカジノへ行ったり、飲みに行くなどをして過ごしていました。

 29歳で船を降りて、親父の仕事を手伝いながら、建具師の経験を生かして大工を始めました。
今は全国の被災地で仮設住宅を建てる仕事も請け負って、各地を駆け巡っています。
人との出会いに感動しますし、人生の勉強になりますね。

※ 「生駒尚子のガンバっ天然!」
歌手生駒尚子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が、各界で活躍中の人たちをスタジオに招いてインタビューする15分間番組。
毎週火曜日、午後9時45分からラジオ関西で放送中。


[生駒尚子 オフィシャルサイト]
https://ikoma-naoko.com/







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入山アキ子、関西で親戚作りに拍車 サークルキャンペーンやライブで売り込み [イベント]

◆歌手の入山アキ子(テイチクエンタテインメント)が関西で〈親戚〉作りを強めている。カラオケ喫茶店でのサークルキャンペーンをはじめライブの開催などイベントなどで、親戚と呼ぶファン集めに取り組んでいる。

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写真・大阪でも<親戚>作りに励む

 2023年6月に大阪発流行歌ライブ、同7月にKOBE流行歌ライブに出演した入山アキ子は、それに先駆けて7月1日、東大阪市内のカラオケ喫茶店と大阪市内のカラオケスナックの2店舗で、話題曲「一泊二日」のキャンペーンを行った。

 この日の1軒目は東大阪市鴻池町のカラオケ喫茶店、チャンス。2軒目を訪ねたのは午後8時、大阪市住之江区のへっぷ ばぁ〜んであった。
 それぞれ「一泊二日」を2コーラスとフルコーラスで歌った。続いてメジャーデビュー曲の「ザンザ岬」関西での足がかりを作って有線リクエスト1位も獲得した楽曲「紀淡海峡」も。

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写真・チャンスで歌う入山アキ子
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写真・チャンスのママ(左)と

 「一泊二日」は道ならぬ恋を歌った演歌であるが、分かりやすい歌詞と覚えやすいメロディーが、人気を高めている。
 入山が次の新曲リリースを延期してまで、この楽曲を歌い続けると早々と宣言したのにも頷ける。

 彼女の〈親戚〉はキャンペーンやライブなどを通して全国で増えているが、そうした中で注目されるのは、「私と同世代の人たちよりも若い年代の人たちにも親戚契約(ファンクラブへの加入)してもらっています」から。

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写真・へっぷばぁ~んで歌う入山アキ子
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写真・へっぷばぁ~んのママ(右)

 そのきっかけとなったのは、2018年に出した「悪女の季節 」から続く悪女シリーズであった。今回のキャンペーンでは「女の恋ざんげ」(19年)「みだれ舞い」(同)と同シリーズの2曲を聴かせた。

 いずれも初めて訪ねた店にも関わらず、店内はたくさんの人たちで埋め尽くされていた。
 リクエストに応えてデュエットするシーンもあった。

 この日はまた、事前の約束も取り付けずに突然に訪問するミステリーキャンペーンとして、大阪・京橋のカラオケフレンドリーへも訪問して「一泊二日」を歌った。

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写真・サプライズの大阪・京橋フレンドリーでも歌唱

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[入山アキ子 オフィシャルサイト]
https://xn--cckwa042wikihmb.jp/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/








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光岡洋、芸能生活40周年と還暦を記念して神戸でコンサート ーまだまだ頑張りますー 長保有紀・小田純平らをゲスト [コンサート]

◆還暦を迎えている歌手の光岡洋(日本クラウン)が芸能生活40周年を記念して、2023年6月22日、神戸市中央区の神戸文化ホールで「還暦祝いコンサート」を開いた。小田純平(同)長保有紀(同)らも駆けつけ、40周年と還暦を祝った。光岡は「皆さんに祝ってもらってメッチャ幸せです」と、ゲスト出演者とのデュエットを含めて16曲を歌った。

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写真・芸歴40周年と還暦を満面の笑みで迎えた光岡洋

 鹿児島県阿久根市の出身で兵庫県尼崎市で育ったという光岡洋は1983(昭和58)年に20歳で東芝EMIから「ふるさともとめて 花いちもんめ」でデビューしている。
 還暦祝いコンサート当日に60歳を迎えた光岡は「今までで1番嬉しい誕生日です」と挨拶して、オープニングは北島三郎の「石狩川よ」を、続いて自身の日本クラウン第1弾の「野郎船」を歌った。

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写真・40年を振り返りながら歌う光岡洋

 光岡は機会あるごとに、15の島立ちを歌ったオリジナル曲「島立の春」をよく歌う。
 鹿児島県甑島(こしきじま)には高校がないため中学3年生たちは、生まれ育った島を離れて進学する。甑島ではそれを「島立ち」と呼ぶ。子供たちにとっては旅立ちである島立ちを歌ったのが、この歌で子供たちへの応援歌でもある。
 島のフェリー乗船場には歌碑が建てられており歌が流れる。

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写真・まだまだ頑張ると光岡洋

 「アメリカ橋」(山川豊)などカバー曲を歌ったコーナーの最後で、この「島立の春」を聴かせた。
 このコーナーではまた、CD未収録ながら「京都花見小路」という新曲を初披露した。

 この日のメインゲストは小田純平長保有紀
 小田は「あんたのバラード」「砂時計」など代表曲を歌うとともに、今年3月にリリースした「白蓮のかおり」(日本クラウン)を披露した。

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写真・ゲストながらアンコールも飛び出た小田純平

 長保は光岡とは自身のデビュー以来の知り合い。「何も分からないデビュー当時、キャンペーンなどでお世話になったんですよ」と長保が経緯をはなすと、光岡も「紅白に出場されるなど立派になっても、変わらずお付き合い頂けるのは嬉しいです」
と返した。
 2人は「ロンリーチャップリン」をデュエットして変わらない友情を確かめ合った。

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写真・曲作りにも意欲をみせる長保有紀
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写真・デュエットする光岡と長保有紀

 そんな気さくな彼女、新曲「北国街道」など8曲を歌った。その中の1曲「あの頃私若かった」は自身が作詞した作品で、最近では創作活動にも力を入れている。

 また山口みさと、峯ゆかり、京香もゲスト出演して最新曲などを披露した。
 ラストは光岡が「居酒屋人情」「よかにせ節」とオリジナル曲に続けて、彼が大好きな「まつり」を歌って締めた。

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写真・上から山口みさと、峯ゆかり、京香

 これに先駆けて事前に開かれたカラオケ発表会では34人が出場。光岡の「居酒屋人情」などが歌われた。
 兵庫県たつの市在住の歌手、長山悦子もオリジナル曲「城崎ふたり」を応援歌唱した。

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写真・エンディング

 コンサートを終えて光岡は「これで終わりではありません。これからも出会いを大切に初心・原点回帰の気持ちでまだまだ頑張っていきます」と、次の節目へ向けて意欲を見せていた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








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たくみ稜、大阪で3年半ぶりのアコースティックカルテットライブ 全国展開へ意欲 [ライブ]

◆歌手のたくみ稜(日本クラウン)がピアノにチェロ、バイオリンそれにボーカルといったアコースティックカルテットのライブを全国で展開して行く。2023年6月18日には、3年半ぶりに大阪でライブを開いた。歌謡曲からクラシックまで全25曲を聴かせた「厚みのあるコンサート」に満員の聴衆は酔いしれた。

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写真・アコースティックカルテットのライブを全国展開に意欲を見せるたくみ稜


 大阪・吹田のライブバー、TAKE FIVE OSAKAで、歌謡曲とクラシックをコラボさせたライブ。今回は入場料は無料で開催した。

 たくみは1997年から2003年まで内山田洋&クールファイブのボーカルを務めたあと、ソロに転向しライフワークのアコースティックライブを展開している。
 「去年暮れにホールでやったライブが意外に反応が良かった事もあって、この時のユニットが集まった」と、たくみ。

 今年4月には群馬県で500人を収容出来るホールでもパーカッションを加えて行って、400人を集めたというから、たくみのアコースティックライブへの関心の高さがうかがわれる。

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写真・大好評だった大阪でのアコースティックカルテットライブ

 大阪会場ではクールファイブ時代のヒット曲「そして神戸」「恋唄」「恋さぐり夢さぐり」「噂の女」「東京砂漠」から、オリジナル曲「雑魚」「一人静」も。
 さらにクラシック「愛の挨拶」やテレビドラマ「鬼平犯科帳」のエンディングテーマでも知られる「Inspiration」アメリカのフォークソング「朝日あたる家」。
 また細川たかしの「望郷じょんがら」五木ひろしの「山河」といった演歌・歌謡曲まで豊富な内容で楽しませた。

 アンコールにも4曲で応えるなど、予定していた2時間を超えて、終わってみると3時間にもなっていた。たくみは「クラシックからオリジナル曲、演歌・歌謡曲、ポップスといった様々なジャンルの音楽を交えた内容を楽しんでもらった」と話していた。

 今後はこうしたアコースティックカルテットライブで全国を巡回したいとしている。

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写真・番組パーソナリティの杉本眞人(左)と

 たくみは7月31日には、ラジオ日本の「杉本眞人のバースターライト」(午後8時30分〜)にゲスト出演する。杉本はたくみの最新曲「雑魚」を作曲している。
 関東圏以外でははスマホアプリ「radiko プレミアム」(有料登録が必要)で聴ける。

[たくみ稜 オフィシャルサイト]
https://www.takumi-ryo.com/








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第308回大阪発流行歌ライブ、多岐川舞子・竹川美子・入山アキ子・ユリア・高山竜一が出演 [ライブ]

◆ 推薦曲コーナーを除いてメインコーナーの4人全員が女性歌手という第308回大阪発流行歌ライブが2023年6月21日、大阪・心斎橋のライブハウスBIG CATで開かれた。この日1番のベテランの多岐川舞子(日本コロムビア)は「心に響く歌を歌いたいと、ここまで来ました」と、35年目の想いを表した。

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写真・出演者全員が勢揃い


■デビューが1989(平成元)年という多岐川舞子は京都府南丹市八木町の出身。曲目も「京都ふたたび」「京都・・・発」「京都 別れ雨」と3曲続けて京都をテーマにした作品を歌った。
 「京都・・・発」「京都 別れ雨」はいずれも、今年5月に出した「天上の花」のカップリング曲。取り分け「ー・・・発」は、「デビュー前年に東京へ行くのを見送ってくれたお母ちゃんを思い出します」と、瞼に浮かぶその光景に想いをはせていた。

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写真・多岐川舞子

 「天上の花」はデビュー35周年記念曲。「自分のレパートリーの幅を広げたい凄い歌です。息遣いを感じてもらえれば・・・」と、恋に燃える女性の激しさを歌い上げた。
 「ウナ・セラ・ディ東京」では、得意のサックスを吹きながらの歌唱も披露した。


竹川美子(日本クラウン)はデビュー20年目。その記念曲ともいえる新曲「汐騒」は、万葉の歌人柿本人麿が立ち寄ったという沙弥(しゃみ)島を舞台に、瀬戸内の美しい風景を歌う。地元香川県在住の作詞家原文彦が懐かしさと温かさを感じさせる情景を書き、叶弦大が曲をつけた。
 「長く歌いたい」という渾身の作品。

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写真・竹川美子

 2003年に「江釣子のおんな」でデビューした竹川は「20年という自分にびっくりしています。この間に歌ってきた作品の中には、それぞれ思い出があります」と、「雪の海峡 津軽」(2006年)ほのぼのとした幸せ演歌の「港は雨あがり」(07年)などを歌った。
 同じ事務所に所属するビリー・バンバンの「また君に恋してる」もカバーしてみせた。
 

入山アキ子(テイチクエンタテインメント)はデビュー15年目で、その記念曲「一泊二日」が絶好調の中での出演。道ならぬ恋にときめく女性の心のうちを可愛らしく表現したこの作品は、分かりやすい歌詞と歌いやすさが相まって男女を問わず多くの支持を得ている。
 「令和の代表曲のひとつにしたい」という意気込みも。

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写真・入山アキ子

 13年勤めた看護師のキャリアを捨てて歌手に転身した。この日はメジャーデビュー曲となった「ザンザ岬」から歌った。「4年間歌い続けて1万枚のCDを手売りした」というだけに、本人はもちろん聴くものをも元気にしてくれる。
 そして関西への足がかりを作った楽曲という「紀淡海峡」歌い、「このステージまで歌い続けられた事が嬉しい」と、デビュー15年の想いを話した。


ユリア(徳間ジャパンコミュニケーションズ)はシンガーソングライター。22年10月にファーストアルバム「宝物」(6曲収録)をリリース。その中から表題曲の「宝物」「冬花火」「どこか遠くへ」「大阪ノスタルジー」の4曲を歌った。

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写真・ユリア

 自らを歌謡ポップスシンガーと呼ぶ彼女。「素晴らしいステージで歌えることにドキドキです」とカバー曲を含めて5曲を披露。
 歌手デビューは04年。日本クラウンから出した「なみだ街道/相場師」がデビュー曲。ライブ活動を中心に行い、そんな中から地元大阪・大正区をテーマに自ら作詞をして、アルバムにも収録している「コイツツジ」がシンガーソングライターの第1歩。


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写真・高山竜一

■推薦曲コーナーに出演した高山竜一は広島を中心に歌っていたが、関西での活動を強めている高山竜一。デビュー7年目である。
 この日は「時間(とき)という竜よ」「螢炎(ほたるび)」の2曲を歌った。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html








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北沢麻衣、レッスンライブを各地で開催 11月にはアルバム発売も [イベント]

◆歌手の北沢麻衣(徳間ジャパンコミュニケーションズ)がファンの拡大をねらって、歌唱レッスンを盛り込んだライブを神奈川県横浜市内などで始めている。

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写真・各地でレッスンライブを開催する北沢麻衣


 「私の胸をかじる人」(1985年)でポリドールレコードから歌手デビューした北沢麻衣は、2022年9月にリリースした「くちべにグラス」まで一貫して作曲家杉本眞人の作品を歌い続けている。
 関西を拠点に活動していたが、去年、横浜市内に新たな拠点を設けて関東での活動を本格化させている。

 デビュー以来、20年間は東京で活動していたこともあって、業界関係者やカラオケ喫茶店などに知己も多い。「くちべにグラス」をはじめ、このところの作品への評価も高いこともあって、関東方面での仕事量も増えている。

 とは言うものの、まだ限定的であることから、北沢の人気曲を歌う歌唱レッスンを交えたライブを広く各地で開催していくことで、「私が歌う曲を知ってもらい、北沢の存在も認知してもらいたい」(北沢麻衣)としている。

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写真・応援してくれる人たちを全国で増やしたいと東奔西走の北沢麻衣(中央)

 「幸いなことに新曲『くたべにグラス』は歌いたい人が多い」ことから、横浜では2ヶ月に1ヶ所で開催している。従来からの本拠地である奈良市では1ヶ月に1度の割でファンの集いとして開催する。
 元々、地元奈良では歌唱教室を開講していたこともあり、数多くの生徒を抱えている。

 新たに数年前から岡山県内でもレッスンライブを実施しており、着実にファンを増やしている。関西で開催するイベントでは必ず参加するといった熱心な人たちもいる。

 BS12チャンネルで毎週月曜日午前5時から放送中の音楽番組「うたって♪ハマって♪」では、北沢が「あの人の好きなうた」のコーナーを担当して、視聴者から寄せられた歌にまつわるエピソードを紹介、その歌を歌っている。

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写真・11月開催イベントには師匠の杉本眞人と共演も

 11月にはオリジナル曲とカバー曲を収めたアルバムも発売予定で、活動にもますます拍車がかかる。
 同5日には兵庫県明石市の市立西部市民会館で杉本眞人をスペシャルゲストに迎えて開かれる「しゃぼん玉感謝祭」(主催・加古川しゃぼん玉)にゲスト出演して師弟共演をすることも決まっている。

 北沢は「レッスンライブによって全国にファンを増やして、たくさんの人に歌ってもらい、ライブ・コンサートに来てもらえると嬉しいです」と、話している。

※写真の無断使用はお断りします。


[北沢麻衣 オフィシャルサイト]
https://uta-utai.com/
[北沢麻衣 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/kitazawa-mai.html








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山田壽一、東大阪市文化創造館大ホールでリサイタル 新曲「風の盆哀歌」も披露 [イベント]

◆歌手山田壽一(ホリデージャパン)が2023年6月18日、東大阪市の文化創造館大ホールで、出逢いに感謝ーをテーマにチャリティーリサイタル&歌と踊りの発表会を開いた。90人近い人が出場した1部のカラオケ発表会に続いて、2部のリサイタルには葵かを里など5人のゲストが最新曲を歌い、山田は今年5月に発売した新曲「風の盆哀歌」など16曲を歌唱した。

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 山田壽一は2015年「風ごよみ / 愛しくて切なくて愛は遠すぎて」で、メロディーレコーズから歌手デビューしている。18年に出した第2弾シングル「日向恋しや / 哀愁別府/愛しくて切なくて愛は遠すぎて」からホリデージャパンに移っている。

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 「風の盆哀歌」は3枚目のシングルで、富山市八尾町を舞台に行われるおわら風の盆をイメージして山田が初めて作詞をした作品。たきのえいじが作曲し、編曲は杉本バッハである。
 カップリング曲の「男の恋唄」は山田が作詞・作曲の両方を手がけている。

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 これを披露した山田は、去年9月から新曲作りを進めていたなど、作品誕生の経緯などを話した。カップリング曲には自身の楽曲では初めて、観客による〈としちゃ〜ん〉の掛け声を入れている。

 この日は「風の盆哀歌」を作曲したたきのえいじから声のメッセージが届けられて、ステージで披露された。
 その中でたきのは「山田さんの艶と優しさがある声が、ふる里の匂いを感じさせる作品になりました。今年の話題作にしましょう」とコメントを寄せた。

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 虫の音会の人たちによる「越中おわら」の踊りもあって、新曲の哀しい恋物語を盛り上げていた。
 山田はまた、デビュー曲をはじめ得意の長編歌謡浪曲「俵星玄蕃〜元禄名槍譜〜」や民謡「松前謙良節」「甲州金山節」も聴かせた。

■ゲスト5人も熱唱

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葵かを里

 ゲストの葵かを里は来年デビュー20周年を迎えるが、それへ向けての弾みとなるような自信作として今年3月に出した「吉野千本桜」をはじめ、茶野香のペンネームで自ら作曲したカップリング曲「明日への虹」なども歌った。
 「表題曲の『吉野ー 』は踊りの名手であった静御前と義経をモデルにした歌って踊れる演歌ですが、明日ー は人生がバラ色になる応援歌です」
 とアピールしていた。

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Noby(ノビー)

 Noby(ノビー)は最新曲「ふるさと恋し」を披露するとともに、14年前のデビュー曲で代表曲でもある「母の鞄」などを歌った。
 母親への思い出やふる里を題材にした作品を数多く歌っている。涙を誘ったり、懐かしさなど聴く人の情に訴えかける歌で、カラオケでも良く歌われていという。

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岡田由美

 岡田由美は2代目京山幸枝若に師事して歌謡浪曲を学んだという実力派の演歌歌手。この日はデビュー40周年記念曲「夫婦椿」などを歌った。

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れいか

 れいかはこのところ連続して杉本眞人作品を歌い続けているが、今年1月リリースの新曲「OASAKAレイニーブルース」は第3作目で、カップリング曲の「東京ボレロ」とともに披露した。
 奈良県を拠点に活動している杉本ちずみは7月12日に発売する「真夜中の月~サイレンス~」を歌って、新曲の予約をアピールしていた。

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杉本ちずみ

 5人のゲストの歌唱をはさんで自身の歌を披露した山田は、成世昌平の代表曲「はぐれコキリコ」などを歌いながら、客席をラウンドしてファンとの懇親を深めていた。またアンコールに応えて「イヨマンテの夜」をカバー。
 ラストは出演者全員がステージに勢揃いして「三百六十五歩のマーチ」を歌って2023年のリサイタルの幕を閉じた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[山田壽一 ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/artist_yk.html








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演歌ジャックス7月放送に前田吟さんサチコさん出演 竹川美子もゲスト出演 [テレビ]

◆ 奈良テレビ放送、J:COM関西・仙台などで放送中の「演歌ジャックス」の7月の放送に、映画「男はつらいよ」などで知られたベテラン俳優の前田吟が歌手として出演する。去年入籍した夫人で歌手の箱崎幸子さん(サチコ)を伴って先ごろ収録をした。サチコ&前田吟の名前で2023年3月22日にCD発売した「凪の風景」(メディアプランニング)を夫婦でデュエットする。出演は7月3週目と4週目の放送。もう1人のゲストはデビュー20年を迎えている日本クラウンの竹川美子

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写真・サチコ&前田吟
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写真・竹川美子


 さっちゃん、パパと呼び合う新婚の2人。映画「男はつらいよ」で、主人公車寅次郎の妹、さくらの亭主博の役を務めた前田吟と新妻のサチコである。
 サチコはムード歌謡のヒット曲「抱擁」などで知られる箱崎晋一郎の元妻で、箱崎が病死した後、夫の歌を歌い継ぎたいと歌手デビューして、「抱擁」などを歌い続けていた。

 そのサチコと前田が出会ったのは去年1月であった。前田が20年ぶりに顔を出した馴染みのスナックで出会ったのが馴れ初めである。
 初デートはJR山手線の車内だったという。渋谷ハチ公前で待合せというから、余りにも一般的だが、車内では「声が出るうちに一緒にデュエットして、CDでも作っておきたい」と口説いたというから積極的な一面も。

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写真・サチコ&前田吟

 奥ゆかしいところに惚れた、と明かす前田からの積極的なアタックを受けたサチコは「正直な性格の人だなぁ、と感じました。その事からも、あとの人生を一緒に過ごしてみようと決めまたんです」と、プロポーズを受け入れた。

 CDは事務所にも承諾してもらって、杉本眞人さんに作曲してもらいたい、という願いもトントン拍子に話が進んで実現した。詞は女優の烏丸せつこが山口カラスのペンネームで書き下ろしてくれた。

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写真・サチコ&前田吟

 前田は「これからはお年寄りに元気になってもらうために、ノーギャラで全国を回っていきたい」というが、「ありのままの僕を書いてくれたような『凪の風景』の歌詞で、ドキドキします」と、自らを励ます。

 2人の目標の1つであるCDは出せたが、これからは「映画を作りたい。監督は誰かに任せるか、自分でするかは分からないけれど、ホームドラマを手がけてみたい」と、前田の夢に向かって進むことになる。

■7月1週2週のゲストは竹川美子(日本クラウン)

 「演歌ジャックス」7月放送の第1週2週のゲストは竹川美子である。デビュー20周年記念曲「汐騒 / 女のみれん」を2023年5月10日に出したばかりである。7月の放送ではメイン曲「汐騒」を歌う。長く歌っていきたいという自信作なのである。
 「汐騒」は原文彦作詞、叶弦大作曲の穏やかな瀬戸内を舞台にした作品。反面、雄大さをイメージさせるイントロは、20周年に相応しく力強い想いを感じさせる。
 竹川は心を温かくしてくれると共に旅情豊かなこの楽曲を「故郷の懐かしさと温かさを感じてもらえる作品です」と、絶対の自信を見せる。
 YouTubeで配信されているミュージックビデオの再生回数も10万回に達しています。

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写真・竹川美子

 03年に「江釣子(えづりこ)のおんな」でデビューした竹川であるが、「当時はおしゃべりも満足に出来ませんでした。一つひとつ経験を重ねて今があります」という彼女。当時を知るものは「人が変わったように明るく、MCも巧くなりました」と変身が著しい。

 その20周年を飾る「汐騒」の発売を記念してカラオケコンテストを行う。
 竹川のデビュー曲から最新曲までカップリング曲を含むシングル曲全作品の中から、得意な歌唱楽曲を日本クラウンのカラオケコンテスト係まで送ると、最優秀賞に選ばれた1人が来年3月23日に東京・渋谷の伝承ホールで開かれる竹川美子20周年記念コンサートで受賞曲を歌唱出来る。


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写真・童謡コーナー


【レギュラー出演者と歌唱曲】
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MARI 「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」
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TAIKI「薔薇のほほえみ」
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岩井都美子「北国の春」「真夏の出来事」(カバー)
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岡田由美「夫婦椿」
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島幸作・岡田由美「夫婦の旅路」
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平井一郎 「真知子」
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長生忠之・藤川真千子「黒い海峡」「港町・涙町・別れ町」(カバー)
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MARI&JACKSモンスターズ「お熱いのがお好き」(カバー)
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林田夏美「丹後半島」
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Taiki・Saori「二輪草」(カバー)
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はりま美香「さくら咲く丘」「大阪あかり」
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秀彦&聖子「東京シルエット」
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聖子「新宿ドール」
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秋坂朱音「一夜の夢情話」
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波佐本麻里「謝肉祭」

【司会】
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小池史子
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ファンキー・コバ
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岩井都美子

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演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:大阪、兵庫、京都、和歌山)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後4時放送、毎週火曜日~金曜日 午後4時再放送
兵庫養父市CATV 毎日午後6時放送、毎日午後5時30分再放送
J:COM仙台 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:仙台市泉区、宮城野区、若林区、富谷市、黒川郡、大川市)

[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/








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