「演歌ジャックス」 日高正人、成世昌平をゲストに6月放送分を収録 林よしこは新曲「淀川みれん」を披露 [テレビ放送]
◆奈良テレビ放送、J:COM関西などで放送中の最新演歌の情報番組「演歌ジャックス」の6月放送分の収録が2016年5月11日、大阪市内で行われた。夢レコードに移籍して新曲「木守り望郷歌」を6月に出す日高正人、同じ6月にやはり新曲「南部風鈴」を発売する日本クラウンの成世昌平がゲスト出演。それぞれ新曲を披露した。またレギュラー出演の林よしこ(ビクターエンタテインメント)はオリコン初登場7位を記録した4月発売の新曲「淀川みれん」を、新加入のMARIはオリジナル未発売の「生まれかわっても」を歌った。
日高正人がこの日、披露した新曲「木守り望郷歌」は、亡き母を想いながら幾つになっても夢を持ち続ける主人公を、自らのふる里鹿児島・屋久島で過ごした頃とダブらせて歌う。
タイトルの<木守り>は、来年も良く実るようにと願いを込めるとともに、鳥のために残しておく果実のことをいう。転じて他者への想いやりの大切さも歌に込めている。
この楽曲は夢レコード移籍第一弾として6月29日に発売する。作詞が喜多條忠、作曲が小田純平、編曲は矢田部正。カップリングには廃盤となっている「下北沢挽歌」と「母・・・歳月の河を越えて」を再リリースする。日高の歌には母がしばしば登場する。94歳になる実母は健在で、今も大阪府内で暮らしている。
日高正人
日高を語る際に忘れられないのが、日本武道館で開いたワンマンコンサートで1万2千人を動員した伝説的なエピソードである。今年9月で73歳を迎えるが、3年後の6月には再び武道館でコンサートを計画しているなど、相変わらず元気なところを見せている。
歌手デビューは1970(昭和45)年で3年後にはデビュー50周年を迎える。武道館コンサートは、それを記念したもので、今回は多彩なゲストを迎える予定にしている。
また日高が主宰している<いもづるの会>は今年で46年になるが、今年は8月に山内惠助、西崎緑、チェウニ、岩本公水、野村未奈らをゲストに招いてコンサートを開く。
もうひとりのゲストは前日、ミャンマーから帰国したばかりの成世昌平。6月8日に発売する「南部風鈴」を爽やかに歌い上げた。作詞久仁京介、作曲四方章人で、大ヒット曲「南部蝉しぐれ」を手がけたコンビである。成世も50万枚の販売枚数を記録した自身のヒット曲「はぐれコキリコ」を上回ればと期待を寄せ「今はエアコンの普及などで風鈴を見ることも少なくなってしまったけれど、歌とともに南部風鈴の売上が伸びるとうれしいです」と話していた。
成世昌平
軒下に吊るされた風鈴が ♪ チリリンリンリン ~ と涼しい音色を奏でる様子は夏の風物詩である。その情景を成世の高音が見事に再現してくれる。「南部風鈴」では曲の最初と最後にその風鈴の音色が鳴る。夢を抱いて都会に出てきた男が成功するまでは帰られないふる里を想う、やはり望郷歌である。
カップリングは「お忍・恋やつれ」。カラオケには女性キーも入れている。これと「南部風鈴」「はぐれコキリコ」、そしてデビュー2曲目の「寿」など4曲(別にそれぞれのカラオケも収録)を収めたスペシャル盤「南部風鈴 / お忍・恋やつれ / はぐれコキリコ / 寿」も、「南部風鈴」と同日に発売する。
林よしこ(左)と小川リエ
レギュラー陣では林よしこが新曲「淀川みれん」、ハリセン演歌の小川リエが「浪花の一番星」、松本恵美が「桂川哀歌」などを歌った。
またMARIは「生まれかわっても」とともに「誰にも云わないで」(愛川みさ)をカバーした。彼女は演歌ジャックスを制作するメディアジャックス(大阪市)に所属する画家でストリートミュージシャンの顔も持つ。近くオリジナル曲の「生まれかわっても」でCDデビューする予定。
松本恵美子(左)とMARI
日高正人がこの日、披露した新曲「木守り望郷歌」は、亡き母を想いながら幾つになっても夢を持ち続ける主人公を、自らのふる里鹿児島・屋久島で過ごした頃とダブらせて歌う。
タイトルの<木守り>は、来年も良く実るようにと願いを込めるとともに、鳥のために残しておく果実のことをいう。転じて他者への想いやりの大切さも歌に込めている。
この楽曲は夢レコード移籍第一弾として6月29日に発売する。作詞が喜多條忠、作曲が小田純平、編曲は矢田部正。カップリングには廃盤となっている「下北沢挽歌」と「母・・・歳月の河を越えて」を再リリースする。日高の歌には母がしばしば登場する。94歳になる実母は健在で、今も大阪府内で暮らしている。
日高正人
日高を語る際に忘れられないのが、日本武道館で開いたワンマンコンサートで1万2千人を動員した伝説的なエピソードである。今年9月で73歳を迎えるが、3年後の6月には再び武道館でコンサートを計画しているなど、相変わらず元気なところを見せている。
歌手デビューは1970(昭和45)年で3年後にはデビュー50周年を迎える。武道館コンサートは、それを記念したもので、今回は多彩なゲストを迎える予定にしている。
また日高が主宰している<いもづるの会>は今年で46年になるが、今年は8月に山内惠助、西崎緑、チェウニ、岩本公水、野村未奈らをゲストに招いてコンサートを開く。
もうひとりのゲストは前日、ミャンマーから帰国したばかりの成世昌平。6月8日に発売する「南部風鈴」を爽やかに歌い上げた。作詞久仁京介、作曲四方章人で、大ヒット曲「南部蝉しぐれ」を手がけたコンビである。成世も50万枚の販売枚数を記録した自身のヒット曲「はぐれコキリコ」を上回ればと期待を寄せ「今はエアコンの普及などで風鈴を見ることも少なくなってしまったけれど、歌とともに南部風鈴の売上が伸びるとうれしいです」と話していた。
成世昌平
軒下に吊るされた風鈴が ♪ チリリンリンリン ~ と涼しい音色を奏でる様子は夏の風物詩である。その情景を成世の高音が見事に再現してくれる。「南部風鈴」では曲の最初と最後にその風鈴の音色が鳴る。夢を抱いて都会に出てきた男が成功するまでは帰られないふる里を想う、やはり望郷歌である。
カップリングは「お忍・恋やつれ」。カラオケには女性キーも入れている。これと「南部風鈴」「はぐれコキリコ」、そしてデビュー2曲目の「寿」など4曲(別にそれぞれのカラオケも収録)を収めたスペシャル盤「南部風鈴 / お忍・恋やつれ / はぐれコキリコ / 寿」も、「南部風鈴」と同日に発売する。
林よしこ(左)と小川リエ
レギュラー陣では林よしこが新曲「淀川みれん」、ハリセン演歌の小川リエが「浪花の一番星」、松本恵美が「桂川哀歌」などを歌った。
またMARIは「生まれかわっても」とともに「誰にも云わないで」(愛川みさ)をカバーした。彼女は演歌ジャックスを制作するメディアジャックス(大阪市)に所属する画家でストリートミュージシャンの顔も持つ。近くオリジナル曲の「生まれかわっても」でCDデビューする予定。
松本恵美子(左)とMARI
演歌ジャックス 水沢明美、五条哲也をゲストに 新加入のMARIは新オリジナル曲を披露 5月放送分を公開収録 [テレビ放送]
◆奈良放送テレビやJ:COMなどで放送されている演歌テレビ番組「演歌ジャックス」の5月放送分が水沢明美(日本クラウン)五条哲也(同)をゲストに、2016年4月13日、奈良県上牧町のショッピングモールで公開収録をした。新加入した女性歌手MARIは新オリジナル曲を披露した。
演歌ジャックスのトークコーナー
日本クラウンの水沢明美は5月第2、3週に放送分として5月11日に発売される新曲「因幡なさけ唄」を歌った。これは34枚目のシングルで、鳥取県の民謡の貝殻節を取り入れている。前作の「さんさ恋しや」も民謡をベースにした楽曲だったが、今回はそれに次ぐシリーズ第2弾。
収録では新曲を歌唱する際の注意点などをアドバイスしていたほか、6月10日に大阪・心斎橋の大丸心斎橋劇場で開かれる日本クラウンの「歌う王冠ライブ」に出演することを報告した。
水沢明美(左)と五条哲也
五条哲也は4月27日発売の新曲「あきらめ上手」を披露した。「好きな人のために自ら諦めて身を引く女性を歌っています」と五条。彼の魅力があふれる楽曲になっているとの声も聞かれる。
これは5月第1週に奈良テレビ放送などで放送される。かつてはラグビーをやっていたという五条は体格の良さで知られているが、このところのダイエット効果がでたのか「ここ1年でかなりスリムになりました」と笑顔を見せていた。
テッチャンの愛称でも親しまれており、ステージでは早速「♪ てっちゃんてっちゃんボクてっちゃん」と、関西人なら誰でも知っているコマーシャルソングのリズムに合わせて自己紹介して、ひょうきんぶりを見せて客席を沸かせていた。
新加入のMARI
演歌ジャックスのレギュラーメンバーに新たに加入したMARIは今までコスプレパフォーマーとして活躍する一方で路上ライブでも歌を披露していた。日本中央競馬会(JRA)などで絵画の個展を開くなどマルチぶりを発揮している。今回は仕上がったばかりのオリジナル曲「生まれ変わっても」を歌った。
小川リエ
ハリセン演歌で知られる小川リエ(夢レコード)はハリセンを振りまわしてリズミカルに歌う「浪花の一番星」とカップリングの「おんな・・・なみだ雨」を披露。彼女のハリセンで肩を叩かれると幸せが訪れるというジンクスもある。七福神のぬいぐるみを衣装の着物に付けた派手な出で立ちは見る者の目を引く。
カップリング曲はハリセンを持たずに歌う一転して本格演歌。小川は「歌いやすくてカラオケ大会でも歌われるなど好評です」と話していた。
松本恵美子(左)と生駒尚子
このほか生駒尚子(ホリデージャパン)は「浪花の女房」南吾郎(メロディーレコーズ)は「浪花の演歌師」松本恵美子(同)は「桂川恋歌」などを収録した。
[演歌ジャックス オフィシャルサイト]
http://www.enkajacks.com/
演歌ジャックスのトークコーナー
日本クラウンの水沢明美は5月第2、3週に放送分として5月11日に発売される新曲「因幡なさけ唄」を歌った。これは34枚目のシングルで、鳥取県の民謡の貝殻節を取り入れている。前作の「さんさ恋しや」も民謡をベースにした楽曲だったが、今回はそれに次ぐシリーズ第2弾。
収録では新曲を歌唱する際の注意点などをアドバイスしていたほか、6月10日に大阪・心斎橋の大丸心斎橋劇場で開かれる日本クラウンの「歌う王冠ライブ」に出演することを報告した。
水沢明美(左)と五条哲也
五条哲也は4月27日発売の新曲「あきらめ上手」を披露した。「好きな人のために自ら諦めて身を引く女性を歌っています」と五条。彼の魅力があふれる楽曲になっているとの声も聞かれる。
これは5月第1週に奈良テレビ放送などで放送される。かつてはラグビーをやっていたという五条は体格の良さで知られているが、このところのダイエット効果がでたのか「ここ1年でかなりスリムになりました」と笑顔を見せていた。
テッチャンの愛称でも親しまれており、ステージでは早速「♪ てっちゃんてっちゃんボクてっちゃん」と、関西人なら誰でも知っているコマーシャルソングのリズムに合わせて自己紹介して、ひょうきんぶりを見せて客席を沸かせていた。
新加入のMARI
演歌ジャックスのレギュラーメンバーに新たに加入したMARIは今までコスプレパフォーマーとして活躍する一方で路上ライブでも歌を披露していた。日本中央競馬会(JRA)などで絵画の個展を開くなどマルチぶりを発揮している。今回は仕上がったばかりのオリジナル曲「生まれ変わっても」を歌った。
小川リエ
ハリセン演歌で知られる小川リエ(夢レコード)はハリセンを振りまわしてリズミカルに歌う「浪花の一番星」とカップリングの「おんな・・・なみだ雨」を披露。彼女のハリセンで肩を叩かれると幸せが訪れるというジンクスもある。七福神のぬいぐるみを衣装の着物に付けた派手な出で立ちは見る者の目を引く。
カップリング曲はハリセンを持たずに歌う一転して本格演歌。小川は「歌いやすくてカラオケ大会でも歌われるなど好評です」と話していた。
松本恵美子(左)と生駒尚子
このほか生駒尚子(ホリデージャパン)は「浪花の女房」南吾郎(メロディーレコーズ)は「浪花の演歌師」松本恵美子(同)は「桂川恋歌」などを収録した。
[演歌ジャックス オフィシャルサイト]
http://www.enkajacks.com/
谷龍介(徳間ジャパンコミュニケーションズ) 新曲「しあわせ尋ねびと」 KBS京都テレビ「ぽじポジたまご」で披露 関西キャンペーン [テレビ放送]
◆谷龍介が、2015年6月15日、新曲「しあわせ尋ねびと」(作詞・坂口照幸、作曲・岡千秋、編曲・伊戸のりお)の関西キャンペーンで京都入りして、KBS京都テレビの情報番組「ぽじポジたまご」に出演。♪ 一緒になろうと この都会(まち)で ~ と新曲を披露するとともに、今年迎えているデビュー10周年への想いなどを話した。
「ぽじポジたまご」で歌う谷龍介(KBS京都テレビから)
6月3日の新曲発売後、初めての関西キャンペーンで京都にやって来た谷は、KBS京都テレビの人気情報番組「ぽじポジたまご」に出演した。最新曲や話題の曲を紹介する「歌たま」のコーナーで、早速、「しあわせ尋ねびと」をフルコーラスで歌唱。
男性から女性へり恋のメッセージになっている、と歌の内容を説明し、カラオケ愛好家が歌う際の注意点もアドバイスしていた。
谷は今年、デビュー10周年。デビュー前の約4年間は師匠の三船和子の付き人をしていたが、デビュー後10年間の感想を司会者に聞かれると「すごく内容の濃い10年でした。他人の気持ちを察して動くことの大切さなど、デビュー前に経験したことが今に役立っているように思います」と振り返っていた。
さらにこれからの抱負を「いろんな方との触れ合いを大切に、焦らずに階段を一歩ずつ昇って、愛される歌手になりたいです」と話していた。
谷は明日16日、午後12時30分から大阪府堺市のジョルノ堺東店、同4時からは同岸和田市のトークタウンで歌唱キャンペーンを予定している。
[谷龍介 オフィシャルブログ]
http://ameblo.jp/ryusuke4414/
[谷龍介 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka/tani/
[谷龍介 「しあわせ尋ねびと」メッセージ]
https://youtu.be/n-A28-kiHF4
「ぽじポジたまご」で歌う谷龍介(KBS京都テレビから)
6月3日の新曲発売後、初めての関西キャンペーンで京都にやって来た谷は、KBS京都テレビの人気情報番組「ぽじポジたまご」に出演した。最新曲や話題の曲を紹介する「歌たま」のコーナーで、早速、「しあわせ尋ねびと」をフルコーラスで歌唱。
男性から女性へり恋のメッセージになっている、と歌の内容を説明し、カラオケ愛好家が歌う際の注意点もアドバイスしていた。
谷は今年、デビュー10周年。デビュー前の約4年間は師匠の三船和子の付き人をしていたが、デビュー後10年間の感想を司会者に聞かれると「すごく内容の濃い10年でした。他人の気持ちを察して動くことの大切さなど、デビュー前に経験したことが今に役立っているように思います」と振り返っていた。
さらにこれからの抱負を「いろんな方との触れ合いを大切に、焦らずに階段を一歩ずつ昇って、愛される歌手になりたいです」と話していた。
谷は明日16日、午後12時30分から大阪府堺市のジョルノ堺東店、同4時からは同岸和田市のトークタウンで歌唱キャンペーンを予定している。
[谷龍介 オフィシャルブログ]
http://ameblo.jp/ryusuke4414/
[谷龍介 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka/tani/
[谷龍介 「しあわせ尋ねびと」メッセージ]
https://youtu.be/n-A28-kiHF4
WOWOW 今年度、加入者純増目標12万件 メンバーズオンデマンドと3D放送の普及目指す [テレビ放送]
◆WOWOWの和崎信哉社長 = 写真・右 = は、2012年7月13日、大阪市内のホテルで会見し、今年度12万件の加入者純増を目指すとし、累計では266万件の達成を目標にしている中期経営計画の数字を確認した。同時に、それを裏付ける施策として「WOWOWメンバーズオンデマンドの定着」と「定時化した3D放送の普及」を掲げた。
加入者限定の無料番組配信サービス「WOWOWメンバーズオンデマンド」は、12年7月2日から開始しており、加入者なら誰でも無料でスマートフォンやタブレット端末を使って番組を視聴できるというサービス。通信環境は3Gでも受信できるが、満足な画質を得るにはWiFiが望ましいという。
ライブ配信、見逃し番組配信、ライブラリ配信の 3つを合わせて、ほぼ100本の番組を提供しているという。毎月100本程度を増やし、累計1000本をめどに内容を入れ替えていく予定だ。
6月8日の開幕戦から7月1日の決勝まで全31試合を生中継した「UEFA EURO 2012TM サッカー欧州選手権」では、メンバーズオンデマンドの本サービス開始に先駆けて、 試合の模様をスマートフォンとタブレットに向けてライブ配信した。これがサービスの利用者獲得に貢献したという。
60年続いたテレビ単体によるサービスから、テレビとウェブを連携させたサービスを模索する同社は、その第1歩としてメンバーズオンデマンドサービスを打ち出した。
デバイスを選ばずに番組を配信していく方法で、加入者の拡大を狙っていく構えだ。WOWOWの柱番組のひとつであるスポーツの中で、このところ強化しているテニス放送では、たとえばラケットの情報など放送のサイド情報をタブレット配信するといったことも検討している。
一方の3D放送は、今年4月から日曜日午後2時から月2本枠で定時化している。約3年間の試験を繰り返して、ようやく踏み切ったもので、映画、音楽や舞台のステージ、アニメ、テニスなどを放送していく。
「WOWOW」
http://www.wowow.co.jp/
加入者限定の無料番組配信サービス「WOWOWメンバーズオンデマンド」は、12年7月2日から開始しており、加入者なら誰でも無料でスマートフォンやタブレット端末を使って番組を視聴できるというサービス。通信環境は3Gでも受信できるが、満足な画質を得るにはWiFiが望ましいという。
ライブ配信、見逃し番組配信、ライブラリ配信の 3つを合わせて、ほぼ100本の番組を提供しているという。毎月100本程度を増やし、累計1000本をめどに内容を入れ替えていく予定だ。
6月8日の開幕戦から7月1日の決勝まで全31試合を生中継した「UEFA EURO 2012TM サッカー欧州選手権」では、メンバーズオンデマンドの本サービス開始に先駆けて、 試合の模様をスマートフォンとタブレットに向けてライブ配信した。これがサービスの利用者獲得に貢献したという。
60年続いたテレビ単体によるサービスから、テレビとウェブを連携させたサービスを模索する同社は、その第1歩としてメンバーズオンデマンドサービスを打ち出した。
デバイスを選ばずに番組を配信していく方法で、加入者の拡大を狙っていく構えだ。WOWOWの柱番組のひとつであるスポーツの中で、このところ強化しているテニス放送では、たとえばラケットの情報など放送のサイド情報をタブレット配信するといったことも検討している。
一方の3D放送は、今年4月から日曜日午後2時から月2本枠で定時化している。約3年間の試験を繰り返して、ようやく踏み切ったもので、映画、音楽や舞台のステージ、アニメ、テニスなどを放送していく。
「WOWOW」
http://www.wowow.co.jp/
WOWOW、10月から<第2の創業> 「新しい出会い」を届ける 和崎信哉社長が語る [テレビ放送]
◆WOWOWの和崎信哉社長は、2011年10月のハイビジョン・3チャンネル化を第2創業として新ブランドを制定するのに伴って、このほど大阪市内で記者会見して11年度の放送の指針について語った。また3・11の東日本大震災では、被災地の視聴料を免除したり、13カ所の避難所に13台のテレビを設置して、テレビ放送が観られるようにしてきた。震災から1ヵ月余りが過ぎて「エンターテイメントテレビ局として、できること、やるべきことを確信した」と、第2創業へ向けてのチャンネル作りに意欲を示した。
まず和崎社長は「第2創業を機に、もう一度ゼロから出発したい」と話した。
そこから「新しい世界や価値観との出会いは、生きていくことの幸せそのものです」などの新ブランドコンセプト、さらには新コーポレートメッセージ「見るほどに、新しい出会い。WOWOW」が生まれた。
そしてブランドロゴも一新した。
3チャネル化での番組編成の目玉は「WOWOWシネマ」「WOWOWライブ」「WOWOWプライム」の3つだ。
シネマは1年間に日本、欧米を中心にした映画800本以上を放送する。「世界の映画専門チャンネルの中でトップクラスの本数」といい、字幕放送で〈WOWOW封切り館〉を目指す。
視聴者のリクエストにも応える編成も考えるという。
今秋からの番組編成について話す仲澤雅彦編成制作局長
ライブは「テレビの特性を一番生かせる」として、スポーツ、音楽、ステージの、アリーナの特等席から見ているような〈極上イベント〉を放送を提供していく。
音楽番組は「趣向が多岐に及んでいるため、すべては網羅できない」が、7割がJ-POPなど邦楽が中心になる。演歌番組については消極的な姿勢だ。
世界の音楽イベントも放送する予定で、オペラ、クラシックなど新しいジャンルへの挑戦も試みるという。
また大胆なカメラ配置などで特徴を持たせるWOWOWオリジナルの音楽イベントも予定する。
プライムは「世界のエンタテイメントの今が分かる」放送だ。ドラマWのほかノンフィクションがメインだが、吹き替え版の海外ドラマや映画、それに邦画特集などもここで放映する。
[WOWOWオンライン]
http://www.wowow.co.jp/
第2創業へ向けての決意を話す和崎社長
まず和崎社長は「第2創業を機に、もう一度ゼロから出発したい」と話した。
そこから「新しい世界や価値観との出会いは、生きていくことの幸せそのものです」などの新ブランドコンセプト、さらには新コーポレートメッセージ「見るほどに、新しい出会い。WOWOW」が生まれた。
そしてブランドロゴも一新した。
WOWOWの新ロゴ
3チャネル化での番組編成の目玉は「WOWOWシネマ」「WOWOWライブ」「WOWOWプライム」の3つだ。
シネマは1年間に日本、欧米を中心にした映画800本以上を放送する。「世界の映画専門チャンネルの中でトップクラスの本数」といい、字幕放送で〈WOWOW封切り館〉を目指す。
視聴者のリクエストにも応える編成も考えるという。
今秋からの番組編成について話す仲澤雅彦編成制作局長
ライブは「テレビの特性を一番生かせる」として、スポーツ、音楽、ステージの、アリーナの特等席から見ているような〈極上イベント〉を放送を提供していく。
音楽番組は「趣向が多岐に及んでいるため、すべては網羅できない」が、7割がJ-POPなど邦楽が中心になる。演歌番組については消極的な姿勢だ。
世界の音楽イベントも放送する予定で、オペラ、クラシックなど新しいジャンルへの挑戦も試みるという。
また大胆なカメラ配置などで特徴を持たせるWOWOWオリジナルの音楽イベントも予定する。
プライムは「世界のエンタテイメントの今が分かる」放送だ。ドラマWのほかノンフィクションがメインだが、吹き替え版の海外ドラマや映画、それに邦画特集などもここで放映する。
[WOWOWオンライン]
http://www.wowow.co.jp/
タグ:WOWOW
植村花菜(キングレコード)、あこがれの吉本新喜劇に出演 「トイレの神様」歌唱 [テレビ放送]
◆2010(平成22)年の大晦日にはHK紅白歌合戦に初出場したシンガーソングライターの植村花菜が、11年1月1日、MBSテレビで放送された「よしもと新喜劇・お正月SP~桃太郎~」に出演し、オリジナルヒット曲「トイレの神様」を歌った。
「トイレの神様」を歌う植村(MBSテレビから)
植村は子どもの頃から吉本新喜劇の大ファン。
番組が放送される日には毎週、テレビの録画をお婆ちゃんに頼んでいたほど。「トイレの神様」の中にも、録画を忘れたお婆ちゃんに八つ当たりして困らせた思い出も挿入している。
お正月SP~桃太郎~では、旅回りの一座の歌姫役として出演した。
あこがれの吉本新喜劇に初めて出演した植村は「一生の思い出です。宝物のような1日でした」と話していた。
喜劇の最後には、出演した役者が全員勢ぞろいする中で、「トイレの神様」を歌って、大きな拍手を受けていた。
なお、1月5日午後9時からは、TBS / MBS系全国28局で「新春ドラマスペシャル トイレの神様」が放送される。
[植村花菜 Official web site]
http://www.clearsky.co.jp/kana/
「トイレの神様」を歌う植村(MBSテレビから)
植村は子どもの頃から吉本新喜劇の大ファン。
番組が放送される日には毎週、テレビの録画をお婆ちゃんに頼んでいたほど。「トイレの神様」の中にも、録画を忘れたお婆ちゃんに八つ当たりして困らせた思い出も挿入している。
お正月SP~桃太郎~では、旅回りの一座の歌姫役として出演した。
あこがれの吉本新喜劇に初めて出演した植村は「一生の思い出です。宝物のような1日でした」と話していた。
喜劇の最後には、出演した役者が全員勢ぞろいする中で、「トイレの神様」を歌って、大きな拍手を受けていた。
なお、1月5日午後9時からは、TBS / MBS系全国28局で「新春ドラマスペシャル トイレの神様」が放送される。
[植村花菜 Official web site]
http://www.clearsky.co.jp/kana/
WOWOW和崎社長 iPhoneとiPad向けに無料動画配信 大阪で記者懇談会 [テレビ放送]
◆WOWOWの和崎信哉社長 = 写真左 = は、2010年7月9日、大阪市北区のホテル「ヒルトン大阪」で、記者懇談会を開き、7月18日から放送の米ドラマ「ザ・パシフィック」の第1話(字幕版)を、iPhoneとiPadで無料配信するほか、加入者に送付している月刊プログラムガイドをiPhoneとiPadに無料配信を始めたことを明らかにした。アップルのApp Storeでプログラムガイドをインストールすると閲覧できる。
「ザ・パシフィック」は、2011年の24時間、フルハイビジョン、3チャンネル化を目指した、WOWOWでしか観られないオリジナルコンテンツのひとつ。
2002年に放送した「バンド・オブ・ブラザース」の製作陣が、総製作費200億円をかけて再び手掛けたリアリティに富んだ戦争ドラマ。
iPhone/iPad向け無料配信は、初回放送終了後の同日23時から第2話放送開始の25日21時までの1週間に限定している。
iPad向け配信は、未加入者へ向けての加入促進として、すでに6月25、26日に放送した特集「マイケル・ジャクソン フォーエバー」スペシャルサイトで、8分間ダイジェスト番組をiPadで提供した。
今後は「AR(拡張現実)機能を用いた動画配信などを年内には始めたい」としている。
また、今年4月1日から社内に3D検討プロジェクトを設置して、3D放送の準備を進めているが、11年度の3チャンネル化以降には「3D放送実現を目指したい」としている。
今年5月には、全仏オープンテニスの模様を3D映像をインターネット回線を通じ、3Dテレビへ生中継で配信する公開実験を行っている。
◆音楽放送に関しては、8月にレミオロメン史上最大規模のツアー「レミオロメン 10th Anniversary TOUR 2010“花鳥風月”」を8月7日午後8時から放送する。
また8月22日午後11時からは、国内最大規模の夏のロック・フェスティバル「ROCK IN JAPAN FES.2010」を予定している。同23日~25日には午後5時からも放送するなど、合計12時間のオンエアをする。
このほか今年後半には、久保田利伸やスピードライブなどの放送も予定しているという。
[WOWOW]
http://www.wowow.co.jp/
「ザ・パシフィック」は、2011年の24時間、フルハイビジョン、3チャンネル化を目指した、WOWOWでしか観られないオリジナルコンテンツのひとつ。
2002年に放送した「バンド・オブ・ブラザース」の製作陣が、総製作費200億円をかけて再び手掛けたリアリティに富んだ戦争ドラマ。
iPhone/iPad向け無料配信は、初回放送終了後の同日23時から第2話放送開始の25日21時までの1週間に限定している。
iPad向け配信は、未加入者へ向けての加入促進として、すでに6月25、26日に放送した特集「マイケル・ジャクソン フォーエバー」スペシャルサイトで、8分間ダイジェスト番組をiPadで提供した。
今後は「AR(拡張現実)機能を用いた動画配信などを年内には始めたい」としている。
また、今年4月1日から社内に3D検討プロジェクトを設置して、3D放送の準備を進めているが、11年度の3チャンネル化以降には「3D放送実現を目指したい」としている。
今年5月には、全仏オープンテニスの模様を3D映像をインターネット回線を通じ、3Dテレビへ生中継で配信する公開実験を行っている。
◆音楽放送に関しては、8月にレミオロメン史上最大規模のツアー「レミオロメン 10th Anniversary TOUR 2010“花鳥風月”」を8月7日午後8時から放送する。
また8月22日午後11時からは、国内最大規模の夏のロック・フェスティバル「ROCK IN JAPAN FES.2010」を予定している。同23日~25日には午後5時からも放送するなど、合計12時間のオンエアをする。
このほか今年後半には、久保田利伸やスピードライブなどの放送も予定しているという。
[WOWOW]
http://www.wowow.co.jp/
演歌とトークの深夜番組「エンカメ」が今、話題!! F1層からも注目集める 朝日放送 [テレビ放送]
◆朝日放送で木曜深夜に放送されている演歌とトークの番組「エンカメ」が話題になっている。午前1時36分からの放送にもかかわらず平均4%の視聴率を確保するほか、中高年の演歌ファンだけでなく、若い人たちからも新たな情報番組として注目されているようだ。
人気の演歌情報番組「エンカメ」 4月22日には天童よしみをゲストに迎える
「エンカメ」は、吉本興業の人気コメディアン、友近(ともちか)が司会を担当する。毎回、ビッグゲストをスタジオに呼んで、楽しい会話とともに新曲やヒット曲など3曲程度を披露する30分番組だ。
3月から木曜日の深夜に放送枠を変更したが、今年2月までは土曜日の深夜に放送していた。
毎日放送テレビは1989年から2001年まで、歌番組「乾杯トークそんぐ」という人気番組を関西を中心に放送していたことがある。しかし、今は深夜と言えども在阪の大手テレビ局がこうした歌番組を放送するのは、ほかに例がないという。
レコード業界はインターネットに負けてしまった、とさえ言われている。とりわけ若い年代層が好むJ-POPは、CDの売れ行きが激減している。
朝日放送で10数年間、J-POPの番組作りをしてきた小田部拓部長プロデューサーは、そうした音楽の変化の原因のひとつを「1人で作詞、作曲をしなければならないという神話が、この世界にはあった。それには自ずと限界があったから、売れる作品が出てこなくなってきた」と分析する。
歌番組の減少は、そんなレコード業界の不振とも関係深かったようだ。
どうすれば、そんな音楽の現状を変えることが出来るのだろうか―小田部プロデューサーが行き着いたのは演歌だった。
「業界が不振だといっても、歌を聴く人たちがいなくなったわけではない。ならばプロが作詞をして作曲した楽曲を、上手い歌手が歌うことで人々を引き付けられるはず。演歌なんて古臭い―という人がいるかもしれないが、そんな素晴らしいことが出来るのは演歌しかない」
ターゲットはF1層
これが新しい演歌番組を企画することにつながる。
単なるトーク番組ではなく、1960年代後半から始まり人気を誇った歌番組<夜のヒットスタジオ>のように、歌手が登場して歌うスタイルを目指した。
若い女性層をつかむためには、司会者は男性ではなく、女性の目線で見ることができて、歌がわかる人材がいい。
選ばれたのは友近だった。彼女は、よしもとアール・アンド・シーに所属しており2004年11月にはCD「Tokyo」も出している。ルックスもいい。コメディアンということもあって、ゲストと一緒になって番組を盛り上げるのには最適だった。
彼女も「ぜひ、やりたい」と意欲を見せた。
番組がねらうのは中高年の演歌ファンはもちろんのこと、俗にF1層と言われる20―34歳の女性たちが観て、話題にしてくれることだった。
番組は、誰もが知っているヒット曲、それに笑えるトークを交えた構成だ。原点とも言える「歌手の人となりを掘り出して、そこに歌を交えていく」といった手法である。
第1回目の放送は昨年10月10日で、ゲストには長山洋子が出演した。出演者はキャンペーンで来阪する歌手にターゲットを当てた。
1回目の番組の視聴率は2.9%だった。厳しいスタートとなった。しかし2週目には4.8%と、早くも目標としていた5%に近づいた。
「演歌を素材に、友近の世界に視聴者を引きずり込むといった手法が、新しい視聴者の獲得につながったようで、番組のねらいが間違いではなかったと確信できた」と小田部プロデューサー。
今までの最高視聴率は5.6%。視聴者の支持は確実に得られているようだ。深夜のバラエティ番組と見た場合でも、視聴率は合格ラインに入っているという。
そうした蔭には、スタッフたちの努力もある。深夜の番組を知らせるためにスタッフはカラオケ店などを訪ねてポスターを貼ってもらうなど、今も地道な広報活動に精を出しているのだ。
大物ゲストが目白押し
あす4月1日深夜1時37分からの放送には伍代夏子が、前回に引き続いてゲスト出演する。番組の「演歌トリップ」のコーナーでは、「さざんかの宿」のカラオケ映像に伍代の姿が映っているなどの”秘話”も紹介されるという。
これから出演が予定されているゲストにはキム・ヨンジャ、天童よしみ、水森かおり、神野美伽、堀内孝雄、藤あや子など、紅白出演歌手など豪華な顔ぶれが揃っている。
番組ではメインゲストのほかにもコーナーゲストとして新人などが出演することもあるが、今後は「中堅歌手にも門戸を広げて行きたい」(小田部プロデューサー)と、楽しんでもらって幅広い演歌情報が得られる番組を目指している。
1月にゲスト出演した吉幾三は自分の秘蔵写真を公開するとともに、大ヒット曲「酒よ」などを披露したが、「今度はキタ新地のクラブから放送したいね」と提案をした。
それに応えるように小田部プロデューサーは「スタジオを飛び出して演歌バスツアーやビッグ演歌歌手のゲストが審査員をする演歌水泳大会や運動会もやってみたい」と前向きで、年末にはNHKの向こうを張って「演歌<裏>紅白歌合戦」も実施したいとも。
友近は番組のテーマソング「恋のほたるまち」を歌っている
小田部プロデューサーは「NHKの紅白に出場できるヒット曲を番組から誕生させ、紅白を支える番組にしたい」と、番組のブランド化を考える。
司会を担当する友近(ともちか)は、番組で自ら「恋のほたるまち」という番組のテーマソングを歌っている。これのPV(プロモーションビデオ)が、天童よしみをゲストに迎える4月22日の番組で公開される予定だという。
ところで、4月からは友近の故郷である愛媛県の愛媛朝日テレビ(えひめあさひテレビ)でも放送が始まるといい、関西からも飛び出す演歌番組へと躍動しようとしている。
[朝日放送 エンカメ]
http://asahi.co.jp/enkame/
人気の演歌情報番組「エンカメ」 4月22日には天童よしみをゲストに迎える
「エンカメ」は、吉本興業の人気コメディアン、友近(ともちか)が司会を担当する。毎回、ビッグゲストをスタジオに呼んで、楽しい会話とともに新曲やヒット曲など3曲程度を披露する30分番組だ。
3月から木曜日の深夜に放送枠を変更したが、今年2月までは土曜日の深夜に放送していた。
毎日放送テレビは1989年から2001年まで、歌番組「乾杯トークそんぐ」という人気番組を関西を中心に放送していたことがある。しかし、今は深夜と言えども在阪の大手テレビ局がこうした歌番組を放送するのは、ほかに例がないという。
レコード業界はインターネットに負けてしまった、とさえ言われている。とりわけ若い年代層が好むJ-POPは、CDの売れ行きが激減している。
朝日放送で10数年間、J-POPの番組作りをしてきた小田部拓部長プロデューサーは、そうした音楽の変化の原因のひとつを「1人で作詞、作曲をしなければならないという神話が、この世界にはあった。それには自ずと限界があったから、売れる作品が出てこなくなってきた」と分析する。
歌番組の減少は、そんなレコード業界の不振とも関係深かったようだ。
どうすれば、そんな音楽の現状を変えることが出来るのだろうか―小田部プロデューサーが行き着いたのは演歌だった。
「業界が不振だといっても、歌を聴く人たちがいなくなったわけではない。ならばプロが作詞をして作曲した楽曲を、上手い歌手が歌うことで人々を引き付けられるはず。演歌なんて古臭い―という人がいるかもしれないが、そんな素晴らしいことが出来るのは演歌しかない」
ターゲットはF1層
これが新しい演歌番組を企画することにつながる。
単なるトーク番組ではなく、1960年代後半から始まり人気を誇った歌番組<夜のヒットスタジオ>のように、歌手が登場して歌うスタイルを目指した。
若い女性層をつかむためには、司会者は男性ではなく、女性の目線で見ることができて、歌がわかる人材がいい。
選ばれたのは友近だった。彼女は、よしもとアール・アンド・シーに所属しており2004年11月にはCD「Tokyo」も出している。ルックスもいい。コメディアンということもあって、ゲストと一緒になって番組を盛り上げるのには最適だった。
彼女も「ぜひ、やりたい」と意欲を見せた。
番組がねらうのは中高年の演歌ファンはもちろんのこと、俗にF1層と言われる20―34歳の女性たちが観て、話題にしてくれることだった。
番組は、誰もが知っているヒット曲、それに笑えるトークを交えた構成だ。原点とも言える「歌手の人となりを掘り出して、そこに歌を交えていく」といった手法である。
第1回目の放送は昨年10月10日で、ゲストには長山洋子が出演した。出演者はキャンペーンで来阪する歌手にターゲットを当てた。
1回目の番組の視聴率は2.9%だった。厳しいスタートとなった。しかし2週目には4.8%と、早くも目標としていた5%に近づいた。
「演歌を素材に、友近の世界に視聴者を引きずり込むといった手法が、新しい視聴者の獲得につながったようで、番組のねらいが間違いではなかったと確信できた」と小田部プロデューサー。
今までの最高視聴率は5.6%。視聴者の支持は確実に得られているようだ。深夜のバラエティ番組と見た場合でも、視聴率は合格ラインに入っているという。
そうした蔭には、スタッフたちの努力もある。深夜の番組を知らせるためにスタッフはカラオケ店などを訪ねてポスターを貼ってもらうなど、今も地道な広報活動に精を出しているのだ。
大物ゲストが目白押し
あす4月1日深夜1時37分からの放送には伍代夏子が、前回に引き続いてゲスト出演する。番組の「演歌トリップ」のコーナーでは、「さざんかの宿」のカラオケ映像に伍代の姿が映っているなどの”秘話”も紹介されるという。
これから出演が予定されているゲストにはキム・ヨンジャ、天童よしみ、水森かおり、神野美伽、堀内孝雄、藤あや子など、紅白出演歌手など豪華な顔ぶれが揃っている。
番組ではメインゲストのほかにもコーナーゲストとして新人などが出演することもあるが、今後は「中堅歌手にも門戸を広げて行きたい」(小田部プロデューサー)と、楽しんでもらって幅広い演歌情報が得られる番組を目指している。
1月にゲスト出演した吉幾三は自分の秘蔵写真を公開するとともに、大ヒット曲「酒よ」などを披露したが、「今度はキタ新地のクラブから放送したいね」と提案をした。
それに応えるように小田部プロデューサーは「スタジオを飛び出して演歌バスツアーやビッグ演歌歌手のゲストが審査員をする演歌水泳大会や運動会もやってみたい」と前向きで、年末にはNHKの向こうを張って「演歌<裏>紅白歌合戦」も実施したいとも。
友近は番組のテーマソング「恋のほたるまち」を歌っている
小田部プロデューサーは「NHKの紅白に出場できるヒット曲を番組から誕生させ、紅白を支える番組にしたい」と、番組のブランド化を考える。
司会を担当する友近(ともちか)は、番組で自ら「恋のほたるまち」という番組のテーマソングを歌っている。これのPV(プロモーションビデオ)が、天童よしみをゲストに迎える4月22日の番組で公開される予定だという。
ところで、4月からは友近の故郷である愛媛県の愛媛朝日テレビ(えひめあさひテレビ)でも放送が始まるといい、関西からも飛び出す演歌番組へと躍動しようとしている。
[朝日放送 エンカメ]
http://asahi.co.jp/enkame/
関西TV各局が藤田まことさんの追悼番組 NHKは「熱唱 ! 藤田まこと フランク永井に捧ぐ心の歌」 [テレビ放送]
◆藤田まことさんが2010年2月17日、大動脈からの出血のため大阪府吹田市の病院で死去した。76歳だった。これに伴って、関西の各テレビ局は番組の再放送を決めている。
再放送の予定は次の通り。
▽19日 午後1時20分 「徹子の部屋」(朝日放送)
▽20日 午前9時55分 「剣客商売スペシャル 春の嵐」(関西テレビ) 正午 「京都殺人案内31」(朝日放送)
▽21日 午後3時30分 「熱唱 ! 藤田まこと フランク永井に捧ぐ心の歌」(NHK) 午後9時 「はぐれ刑事純情派最終回スペシャル」(朝日放送)
また、遺作「京都殺人案内32」(朝日放送)は、27日午後9時から放送予定だ。2009年10月に撮影されたもの。
◆NHKの「熱唱 ! 藤田まこと フランク永井に捧ぐ心の歌」は、2009(平成21)年5月15日に放送したものだ。
NHKのホームページによると、この番組は、放送の前年に亡くなったフランク永井さんを偲んで、50年来の友人であった藤田まことさんが、亡き友を想いながらフランク永井さんの名曲の熱唱するというもの。
番組で歌う曲目は「おまえに」「有楽町で逢いましょう」「大阪ぐらし」「大阪ろまん」など、そして「こいさんのラブ・コール」なども。
また、歌の誕生秘話や藤田さんと永井さんのエピソードも語られているという。
関連情報
http://d.hatena.ne.jp/sozaki/20100219
再放送の予定は次の通り。
▽19日 午後1時20分 「徹子の部屋」(朝日放送)
▽20日 午前9時55分 「剣客商売スペシャル 春の嵐」(関西テレビ) 正午 「京都殺人案内31」(朝日放送)
▽21日 午後3時30分 「熱唱 ! 藤田まこと フランク永井に捧ぐ心の歌」(NHK) 午後9時 「はぐれ刑事純情派最終回スペシャル」(朝日放送)
また、遺作「京都殺人案内32」(朝日放送)は、27日午後9時から放送予定だ。2009年10月に撮影されたもの。
◆NHKの「熱唱 ! 藤田まこと フランク永井に捧ぐ心の歌」は、2009(平成21)年5月15日に放送したものだ。
NHKのホームページによると、この番組は、放送の前年に亡くなったフランク永井さんを偲んで、50年来の友人であった藤田まことさんが、亡き友を想いながらフランク永井さんの名曲の熱唱するというもの。
番組で歌う曲目は「おまえに」「有楽町で逢いましょう」「大阪ぐらし」「大阪ろまん」など、そして「こいさんのラブ・コール」なども。
また、歌の誕生秘話や藤田さんと永井さんのエピソードも語られているという。
関連情報
http://d.hatena.ne.jp/sozaki/20100219
「平井堅 Ken's Bar 2009 Winter」 2月6日にWOWOWが独占放送 [テレビ放送]
◆今年デビュー15周年を迎えている平井堅が、2009年12月23日夜、さいたまスーパーアリーナで行ったアコースティックライブ「Ken's Bar」の模様を、10年2月6日、WOWOWが独占放送する。
会場をバー(Bar)に見立てて、観客は酒を飲みながら音楽を聴くという毎年恒例になっているライブ。
番組では、会場で平井がオリジナル曲やカバー曲を、トークを交えながらアコースティックスタイルで披露した様子を放送する。
会場をバー(Bar)に見立てて、観客は酒を飲みながら音楽を聴くという毎年恒例になっているライブ。
番組では、会場で平井がオリジナル曲やカバー曲を、トークを交えながらアコースティックスタイルで披露した様子を放送する。
和崎WOWOW社長、テレビ放送は2元体制から3元体制へ、アウトプットは多様化する [テレビ放送]
◆WOWOWの和崎信哉社長=写真=が、1月14日、大阪市内で記者会見して、日本のテレビはNHKと民放の2元体制から、BSに軸足を置いた有料放送を加えた3元体制へ移行する。ただしコンテンツのアウトプットはモバイル、ウェブなどを加えて多様化していくだろう―などと語った。
また、本放送開始時に次ぐ歴代2位の新規加入件数を昨年12月に確保できたことについては、映画など上質のコンテンツを提供できたこととわかりやすい料金体系などを要因として挙げた。
1991年4月に本放送を開始したWOWOWは、今年20年目を迎えている。和崎社長は「次のステップへ向けた重要な年」と位置付け、上質なオリジナルなコンテンツを発信し、それを強化していくとしている。
そうした中で2010年は、来年スタートするフルハイビジョン、デジタル3チャンネルの時代へ向けて「まったく新しい事業の開始」の時期と受け止めて、コンテンツ作りと編成を固めていくと計画している。これに伴いプロモーションも見直すという。
こうした取り組みへ向けての最大の課題として2点を指摘する。
そのひとつが50万件のアナログ加入者をデジタルへと移行してもらうこと。「今年中にデジタル移行へ向けて全力を投じる」とする。
BSに軸足を置くことに変化なし
二つ目に挙げるのが「5年、10年先の将来のテレビを考えなければいけない。そこでのWOWOWの果たす役割を考える」ということだ。
和崎社長は、このテレビの将来については「日本のテレビは今までNHKと民放の2元体制で放送文化を積み上げてきた。しかしこれからも同じというわけではない。民放は広告収入の頭打ち、NHKも受信料が増えるとは限らない。次のテレビ文化を創っていくのは、BS放送に軸足を置いた有料放送であるWOWOWを加えた3元体制になるだろう」と予測する。
和崎社長は「もちろんすぐに民放、NHKの足元に及ぶとは考えてはいないが、エンターテイメントという切り口で、今までとは違っテレビ文化を創り出すことが可能だ」と、3元体制へ向けての意欲を見せる。
3元体制確立の自信の背景には、「世界に通用する」上質のエンターテイメントコンテンツがある。たとえばハリウッド映画やスポーツなどであるし、最近ではドキュメンタリー番組の強化やWOWOWフィルムズブランドによるオリジンル映画制作といった、新たなコンテンツ創造にも力を入れ始めている
とりわけ映画制作では「クオリティの高い作品を手掛けことを目指していく」(編成事業担当の船越雄一取締役)とし、テレビ番組とともに「世界最高峰のコンテンツを提供したい」としている。
ただ有料放送を含めたテレビそのものが若い世代を中心に敬遠されつつある。そういった傾向も受け止めており、「制作したコンテンツのアウトプットは従来のようにテレビだけではなくウェブやモバイルといった媒体も加えた多様化が進む」(和崎社長)と考える。
ただそうした将来の時点でも「BSに軸足を置くことには変わりはない」(同)としている。
コンテンツのアウトプットは多様化すると語る和崎社長
30代視聴者の拡大へ
WOWOWの加入件数は2009年12月末で、累計正味加入件数が252万3510件になった。12月単月の新規加入件数12万1027件で、これは本放送を開始した91年4月の12万4千件に次ぐ数字であった。
月間10万を超える新規加入を記録したのは過去3回しかないという。歴代1位は本放送を開始した91年4月の数字である。
こうした当初予想を上回る加入件数が確保できた要因として、和崎社長は「音楽、映画のバランスとの取れた上質コンテンツを編成できたこと、初月945円というわかりやすい料金体系に一本化したシンプルな営業施策の効果が大きい」と分析している。
普段は活字媒体による広告展開だが「久々にテレビCMを実施した」というのも、背景になるとみている。
また外的要因として「地上波のデジタル化にともない3波共用受信機が記録的に普及したこと、さらには不景気による3年連続海外旅行の減少など、人々のすごもり状態が、WOWOWのコンテンツへと目を向けてもらえることにつながった」とみている。
今後の推移については「先行きは不透明であるが、毎月の加入者の増減に一喜一憂しない心構えでいる」とし、3月末時点での累計加入見通しも当初計画の249万件を据え置くなど、控えめな見通しを立てている。
ただ加入者は現状の40~50代中心から「未開拓の年代層である30代へと広げていきたい」とし、3年連続を記録している正味の純増も4年連続へと拡大したいといった意欲を見せている。
また、本放送開始時に次ぐ歴代2位の新規加入件数を昨年12月に確保できたことについては、映画など上質のコンテンツを提供できたこととわかりやすい料金体系などを要因として挙げた。
1991年4月に本放送を開始したWOWOWは、今年20年目を迎えている。和崎社長は「次のステップへ向けた重要な年」と位置付け、上質なオリジナルなコンテンツを発信し、それを強化していくとしている。
そうした中で2010年は、来年スタートするフルハイビジョン、デジタル3チャンネルの時代へ向けて「まったく新しい事業の開始」の時期と受け止めて、コンテンツ作りと編成を固めていくと計画している。これに伴いプロモーションも見直すという。
こうした取り組みへ向けての最大の課題として2点を指摘する。
そのひとつが50万件のアナログ加入者をデジタルへと移行してもらうこと。「今年中にデジタル移行へ向けて全力を投じる」とする。
BSに軸足を置くことに変化なし
二つ目に挙げるのが「5年、10年先の将来のテレビを考えなければいけない。そこでのWOWOWの果たす役割を考える」ということだ。
和崎社長は、このテレビの将来については「日本のテレビは今までNHKと民放の2元体制で放送文化を積み上げてきた。しかしこれからも同じというわけではない。民放は広告収入の頭打ち、NHKも受信料が増えるとは限らない。次のテレビ文化を創っていくのは、BS放送に軸足を置いた有料放送であるWOWOWを加えた3元体制になるだろう」と予測する。
和崎社長は「もちろんすぐに民放、NHKの足元に及ぶとは考えてはいないが、エンターテイメントという切り口で、今までとは違っテレビ文化を創り出すことが可能だ」と、3元体制へ向けての意欲を見せる。
3元体制確立の自信の背景には、「世界に通用する」上質のエンターテイメントコンテンツがある。たとえばハリウッド映画やスポーツなどであるし、最近ではドキュメンタリー番組の強化やWOWOWフィルムズブランドによるオリジンル映画制作といった、新たなコンテンツ創造にも力を入れ始めている
とりわけ映画制作では「クオリティの高い作品を手掛けことを目指していく」(編成事業担当の船越雄一取締役)とし、テレビ番組とともに「世界最高峰のコンテンツを提供したい」としている。
ただ有料放送を含めたテレビそのものが若い世代を中心に敬遠されつつある。そういった傾向も受け止めており、「制作したコンテンツのアウトプットは従来のようにテレビだけではなくウェブやモバイルといった媒体も加えた多様化が進む」(和崎社長)と考える。
ただそうした将来の時点でも「BSに軸足を置くことには変わりはない」(同)としている。
コンテンツのアウトプットは多様化すると語る和崎社長
30代視聴者の拡大へ
WOWOWの加入件数は2009年12月末で、累計正味加入件数が252万3510件になった。12月単月の新規加入件数12万1027件で、これは本放送を開始した91年4月の12万4千件に次ぐ数字であった。
月間10万を超える新規加入を記録したのは過去3回しかないという。歴代1位は本放送を開始した91年4月の数字である。
こうした当初予想を上回る加入件数が確保できた要因として、和崎社長は「音楽、映画のバランスとの取れた上質コンテンツを編成できたこと、初月945円というわかりやすい料金体系に一本化したシンプルな営業施策の効果が大きい」と分析している。
普段は活字媒体による広告展開だが「久々にテレビCMを実施した」というのも、背景になるとみている。
また外的要因として「地上波のデジタル化にともない3波共用受信機が記録的に普及したこと、さらには不景気による3年連続海外旅行の減少など、人々のすごもり状態が、WOWOWのコンテンツへと目を向けてもらえることにつながった」とみている。
今後の推移については「先行きは不透明であるが、毎月の加入者の増減に一喜一憂しない心構えでいる」とし、3月末時点での累計加入見通しも当初計画の249万件を据え置くなど、控えめな見通しを立てている。
ただ加入者は現状の40~50代中心から「未開拓の年代層である30代へと広げていきたい」とし、3年連続を記録している正味の純増も4年連続へと拡大したいといった意欲を見せている。
WOWOW、福山雅治のデビュー20周年アニバーサリーツアーを独占放送 [テレビ放送]
◆WOWOWが、1月16日午後6時50分から、福山雅治(ユニバーサルミュージック)のデビュー20周年のアニバーサリーツアー「FUKUYAMA MASAHARU 20th ANNIVERSARY WE'RE BROS.TOUR 2009 道標」を独占放送する。
ツアーは、6月20日から9月27日まで、全国12ヶ所で36公演をするといったデビュー以来最大の規模で行われた。途中、8月29、30の両日には出身地、長崎県の稲佐山で「福山☆夏の大創業祭」を開いている。
16日の放送では、7月4、5の両日に埼玉県さいたま市のさいたまスーパーアリーナで行われた公演を再現する。
また「福山☆夏の大創業祭」の模様も、1月21日午後7時から放送する。
福山は、2009年6月30日に8年振のオリジナルアルバムとして「残響」をリリースしている。そして今年はNHK大河ドラマ「龍馬伝」で主役の坂本龍馬を演じるなど、20周年にふさわしく大活躍している。
ツアーは、6月20日から9月27日まで、全国12ヶ所で36公演をするといったデビュー以来最大の規模で行われた。途中、8月29、30の両日には出身地、長崎県の稲佐山で「福山☆夏の大創業祭」を開いている。
16日の放送では、7月4、5の両日に埼玉県さいたま市のさいたまスーパーアリーナで行われた公演を再現する。
また「福山☆夏の大創業祭」の模様も、1月21日午後7時から放送する。
福山は、2009年6月30日に8年振のオリジナルアルバムとして「残響」をリリースしている。そして今年はNHK大河ドラマ「龍馬伝」で主役の坂本龍馬を演じるなど、20周年にふさわしく大活躍している。