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野上こうじ・司紘人、大阪・天神橋で限定ジャケット「(大阪)天神橋」を配布 [イベント]

◆天神と名のつく橋は全国に数百もあると言われている。その天神橋を歌って人々を元気にしてくれているのが、ホリデージャパンの歌手、野上こうじ司紘人である。2人は2023年5月26日、大阪・天神橋筋商店街にあるシェアリング型レンタルスペース(北区天神橋5)で、歌を披露すると共に大阪限定ジャケットのCD「天神橋」を配布。7月に大阪市内で開くコンサートの自由席チケットもプレゼントしていた。

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写真・集まったひとたちに「天神橋」を披露


 「天神橋」は2年前にリリースした野上・司のデュエット曲であるが、コロナ騒動の影響で満足にキャンペーンも出来ずにいた。それも一段落したことから今回、全国の天神橋で「天神橋」のPRを始めることになった。その第1弾が日本一長い商店街とも言われている商店街の名前にもなっている大阪。

 「ノリが良いいし、大ヒットするから頑張れ」といったファンの声援も受けてやって来た2人は、朝早くから商店街を歩いて会場であるレンタルスペースへの来場を呼びかけた。
 次々とやって来る人たちに歌を聴かせて、野上たちとジャンケン。勝った人には、7月17日に大阪市内で開かれる「笑顔でつなくコンサート」(角川博、北原ミレイ、野上こうじらが出演)のチケットをプレゼントしていた。

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写真・「天神橋」をPRする野上こうじ(中央)司紘人(右)と石川敏夫

 芸能レポーターの石川敏夫も顔を見せて、「この歌は彼らが手売りをして、各地でじわじわと売れています」とPRにひと役買っていた。

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写真・ジャンケンでチケットプレゼント

 この後、歌に登場する石川県金沢市、福岡市博多区でも同様のキャンペンを予定している。また「あなたの町の天神橋」をテーマに、天神橋の思い出・エピソードや天神橋とのツーショット写真・動画を募集している。
 優秀作品に選ばれた人には、2人が現地へ出かけて歌を届け流ことになっている。

 野上と司は「明るく元気になれる歌でもあるので、長い間をかけてもヒットさせたいです」と話していた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








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井上由美子、ミヤコ瓢箪山店で「酔恋歌」 キャンペーン  たくさん歌ってね!  [キャンペーン]

◆歌手井上由美子(キングレコード)が2023年5月25日、1年3ヶ月ぶりの新曲「酔恋歌」(作詞・円香乃、作曲・徳久広司、編曲・伊戸のりお)の店頭歌唱キャンペーンを大阪・東大阪市のCDショップ、ミヤコ瓢箪山店で行った。

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写真・満員の人たちをを前に歌う井上由美子


 店の外まであふれるたくさんの人たちが早くから集まっていた。
 5月10日に発売した「酔恋歌」は、発売直後のオリコンチャートでは1位にランキングされたほどで、早くも人気曲に。井上も「奇跡が起こせるのではないか」と、デビュー19年目に意欲を見せていた。

 「酔恋歌」はカップリングに2曲を収録している。いずれも歌って聴かせたが、その1曲が松原のぶえが2001年に〈Non〉のペンネームで作詞・作曲し、自らが歌っていた「父さんへ」をカバーしたもの。「歌わせてもらいたい、とお願いしたらとても喜んでもらい、レコーディングにも立ち会ってもらいました」と井上。

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写真・何かが起こりそうと期待を寄せる

 もう1曲の「ひとり北夜行」は16年にリリースした作品であるが、今なおカラオケなどで人気の楽曲である。
 キャンペーンの最後は定番の「うち好きやねん〜よさこいバージョン」を軽快に歌った。

 井上は「次の新曲につながるように、浪花のど根性で頑張ります」と、大阪出身らしく元気を振りまいていた。

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写真・エンディング曲は「うち好きやねん〜よさこいバージョン」

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[井上由美子 オフィシャルサイト]
http://arder-jiro.co.jp/yumiko/
[井上由美子 キングレコード]
https://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=13792








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生駒尚子、歌と芝居の夢コラボコンサート 人気コーナー〈尚子の部屋〉では河内家菊水丸が河内音頭の関わりを明かす [コンサート]

◆歌手で河内音頭の音頭取りの生駒尚子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が2023年5月3日、大阪・東大阪市文化創造館・ジャトーハーモニー小ホールで、スペシャルゲストに河内音頭の音頭取りの河内家菊水丸を招いて、歌と芝居からなる「夢コラボコンサート」を開いた。

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写真・歌あり芝居あり、そしてトークコーナーも面白さ満載の夢コラボコンサート
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写真・スペシャルゲストは河内屋菊水丸(右)


 歌あり芝居あり楽しさがいっぱい詰まった夢コラボコンサートは今年が3回目。今回は生駒尚子が「河内まつり節」でオープニング。
 続いての芝居「夢芝居小劇場」は、落ち目の劇団の座長(生駒尚子)を巡っての人情ドタバタ劇。座長が幼い頃に蒸発した父との再会も束の間、小屋主とのトラブルが。

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写真・賑やかにオープニング
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写真・見せ場たっぷりの芝居

 大衆演劇の橘屋虎舞龍が出演したり、NHKの朝ドラや松竹の舞台俳優として活躍する歌手でもある吉野悦世が生駒の妹役で出演して、見応えある本格的な芝居に仕上げていた。

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写真・手話での歌唱コーナーも


 毎回、スペシャルゲストを迎えてのトークショーはテレビの人気番組「徹子の部屋」を模したもので、この日は生駒尚子をメインキャスターに河内家菊水丸に、河内音頭との関わりや生駒の父親で菊水丸の師匠でもある故・生駒一との思い出などをインタビューした。「今の私のヘアースタイルは一師匠を真似たもの」など、驚きの告白も。

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写真・尚子の部屋
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写真・菊水丸による「河内音頭」

 高校3年の時にプロデビューした菊水丸は、最初にプロになりたい、と生駒一(はじめ)に伝え、夜のキャンペーンに付いて行った際の経験も話した。
 「バブル景気になる少し前の頃でした。8トラのカラオケがブームになっていました。師匠は北新地のお店を回って、1晩で2百枚3百枚のCDを売っていました。そんな中からCDの売り方を教わりました」

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写真・生駒尚子の歌唱

 こうしたトークをはさんて生駒は「大阪そだち」「父娘のれん」を歌った。
 極め付けは菊水丸の「河内音頭」。アップテンポでリズミカルなメロディーを取り入れたそれは、単に盆踊りの音頭に留まらずに、年配者から若者までも楽しませてくれる音楽へと変化している姿を見せていた。


 コンサートでは芝居とコラボさせた構成を担当した歌手の原田ヒロシ(ホリデージャパン)が弾く三味線に合わせて、生駒尚子がオリジナル曲「ウミネコ情歌」を歌ったのに次いで、「かわいい女」など浪花演歌を3曲メドレーで聴かせた。

 生駒とは通天閣歌謡劇場に出演していた時からの交際という吉野悦世も、オリジナル曲「だ~い好っきゃねん通天閣」などを、コンサートの総合プロデューサーでもあった原田ヒロシは「秋時雨」などをそれぞれ歌った。

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写真・吉野悦世
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写真・原田ヒロシ

 クライマックスで生駒はまた、最新曲「天雅の海へ」カップリング曲「アジサイの花」を歌い、続いてはやはり「河内音頭」で客席と一緒になっての大盛り上がりの中でエンディング。

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写真・生駒尚子

 1部では一般参加のカラオケ発表会も開かれた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[生駒尚子 オフィシャルサイト]
https://ikoma-naoko.com/








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北山たけし、デビュー20周年記念曲「さすらいの街」 新たな自分のカラーへ [インタビュー]

◆ネット配信やグッズ制作など、いろんな新しい事にも挑戦していきたいですー。先頃、北島音楽事務所から独立した歌手デビュー20周年を迎えている北山たけし(テイチクエンタテインメント)は、新たな取組みへの意欲を語った。2月に出した記念シングル「さすらいの街」は、今までの男臭い演歌から、哀愁漂うムード演歌になっている。「しっかりと自分のカラーとして定着させていきたい」と話している。

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写真・新たな哀愁演歌に挑戦する北山たけし


 20周年記念曲「さすらいの街」(作詞・伊藤美和、作曲・弦哲也、編曲・猪股義周)は、男の切ない気持ちを表現した哀愁演歌である。当初は20周年に相応しいスケール感の大きな楽曲を、といった提案もあったというが、「自分の新しいカラーにしたい」という思いから、作曲家の弦哲也に「北の旅人のような作品を」と依頼した。

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 元々、北島三郎が歌う演歌が大好きでこの世界に入った北山であるが、5〜6年前から「低音に魅力を感じる。ムード演歌・歌謡曲を歌うといいよ」といったアドバイスをもらうようになり、少しずつそれに応えていた。

 そしてデビュー24枚目のシングルとなった今作で思い切って、それを形にしたのが「さすらいの街」であった。
 カップリング曲は「春は来るだろう」(同)。再スタートに相応しい明るく希望を感じさせる楽曲である。

 20年の間には「悩んだ事もあったけれど、概ね楽しかった。しかも節目節目の年は、より充実していました」と北山。
 20周年は今まで以上に大きな節目である。それだけに「チャレンジの年にしたいし、20年目だからこそ出来る企画を考えたい」と、意欲満々である。

 たとえば各地での北島兄弟やファミリーのコンサートもそうだが、YouTubeなどSNSを使ったネット配信も手掛けていきたいとする。得意のデザインを活かしたグッズ制作も考えている。すでにファンクラブ向けハッピも自らデザインをして制作を進めているという。

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 今春、北山と共に原田悠里、山口ひろみ、大江裕も一緒に独立している。今まで北島三郎という大きな船に乗り、外からの風にも大きな壁が防いでくれていた。
 それがなくなった今は「不安がないと言えば嘘です。師匠に背中を押されて、小さな船で漕ぎ出した訳ですが、〈頑張っているな〉と言ってもらえるようになりたい」と、目を輝かせていた。

 また北山は「独立してこれからが本当の勝負です。低音の響きを生かした哀愁演歌をしっかりと歌って、新しい自分のカラーを作っていきたいです」と話していた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[北山たけし オフィシャルサイト]
https://kitayama-music.co.jp/
[北山たけし テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/kitayama/








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第210回KOBE流行歌ライブ、実力派揃えてのホリデージャパンスペシャル 聴かせた2時間半 [ライブ]

◆去年秋に続いてホリデージャパンの実力派歌手5人を揃えての「第210回KOBE流行歌ライブ」が2023年5月18日、神戸・新開地の新開地アートひろばホール(旧KAVCホール)で開かれた。出演したニック・ニューサ(田中収)キム・ランヒ、木下結子、氷室一哉、朱夏洋子はオリジナル曲のほか思い出の昭和歌謡もカバーして会場いっぱいの観客を楽しませた。

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写真・第210回KOBE流行歌ライブの出演者たち


 ニック・ニューサ(田中収)は2000年からホリデージャパンに所属している。歌手デビューは1981年。田中を中心に結成されたニック・ニューサで、同年にRCAレコードから出した1stシングル「サチコ」が大ヒット。
 この日はジャズバージョンで聴かせると観客も大いに満足。

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写真・ニック・ニューサ
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朱夏洋子(右)とデュエットも

 朱夏洋子と2人で聴かせたデュエット曲「Be mine agein 」は圧巻。木下結子の「放されて」をカバーしてリリースしているがこれも披露したほか、最後はいつも通りに「お祭りさわぎ」で締めくくった。



 韓国出身の浪花の女が定着しているキム・ランヒ「大阪純情」から新曲「望郷トラジ」まで8曲を歌った。
 「望郷トラジ」は23年4月に発売したばかり。作詞はもず唱平で、作曲は杉本眞人。来日活動30周年記念曲で、発売日前日には発売記念ライブも開いている。

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写真・キム・ランヒ

 10周年記念曲の「ソウル」「あんたの大阪」新曲のカップリング曲「何れぼのもんや」なども歌った。
 14年からは東日本大震災の復興支援のチャリティーイベントも開いており、今年は6月18日に「風化させない愛の輪」と題して、大阪・東心斎橋の大成閣歌謡ショーを開く。



 木下結子は今年9月で歌手デビュー40年目を迎える。そのデビュー曲「放されて」をまず歌った。大阪限定のデビューのはずであったが、レコーディング後に急きょ全国発売となって上京することになった。
 その5年後に出した「ノラ」も歌い、「これをカバーする歌手はすでに17人。オリジナル歌手としてしっかりと歌って行きます」とも。

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写真・木下結子

 東京での活動に区切りを付けた彼女は地元大阪での歌手活動に転じて、長年CDのリリースからは遠のいていた。12年に「ウヰスキー」(日本クラウン)で見事復活。持ち前の歌唱力を遺憾なく発揮していく。
 この日のライブではこれを歌うと共に、多くの人を唸らせる「泣いてもええやろ」新曲「百滝桜」も聴かせた。



 氷室一哉は故加門亮の再来とまで言われるムーディーな歌謡曲を聴かせてくれる。そのデビュー曲「アカシア物語」(22年5月)を、加門とも石原裕次郎とも思わせる歌声で客席を魅了した。
 「身長183センチ、股下90センチ」というスタイルも歌を引き立てる。

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写真・氷室一哉

 この日はまた、加門の大ヒット曲「神戸北クラブ」石原裕次郎の「粋な別れ」やアローナイツの「最後にもう一度」もムードいっぱいに漂わせて聴かせた。
 「アカシア物語」のカップリング曲「忘れないで」も歌った。
 今年7月には2'stシングルも発売する予定だという。



 朱夏洋子はジャズシンガーでありながら、演歌からポップスなどなんでもこなしてステージを選ばないパワフルさがうり。この日のライブでも、オリジナル曲の歌謡曲からジャズまで幅広く聴かせた。
 ライブのトップバッターを務めた彼女ができましたまず聴かせたのはジャズ仕立ての「お祭りマンボ」。そして笠置シヅ子の「買物ブギー」。かつてボーカルを務めていたアロージャズオーケストラ時代を彷彿させるステージを見せると、観客も大喜び。

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写真・朱夏洋子

 ホリデージャパンに入って7年といい、最新のオリジナル曲「えらいこっちゃで」と「アンタじれったい」の2曲を聴かせた。「えらいー」は同じホリデーの幸田和也との競作だが、ジャズアレンジが施されている。
 ラストはフランク・シナトラやライザミネリで知られる「ニューヨーク・ニューヨーク」を歌って、ジャズ歌手としての真骨頂を発揮した。

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第307回大阪発流行歌ライブ、黒川真一朗・走裕介・塩乃華織・羽山みずき・南さちこが出演 [ライブ]

黒川真一朗(徳間ジャパンコミュニケーションズ)走裕介(日本コロムビア)塩乃華織(日本クラウン)羽山みずき(同)南さちこ(舞姫ミュージック)の5人が出演した「第307回大阪発流行歌ライブ」が2023年5月17日、大阪・心斎橋のライブハウスBIG CATで開かれた。

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写真・第307回大阪発流行歌ライブの出演者たち


 黒川真一朗は今年デビュー20周年を迎える。それを記念したシングル「大阪演歌 / 東京灯り」を23年1月に発売している。2曲いずれも両A面という力の入れようである。
 この日のライブでも聴かせたが、そのうちの1曲「大阪演歌」は、去年発売した東京の下町の地名を盛り込んだほのぼの演歌「東京演歌」の大阪版。演歌が似合う情けの町、大阪の魅力を歌った。

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写真・黒川真一朗

 20周年を迎えるに際して黒川は「10周年からの10年間は実にあっという間でした。いつまでも若手の新鮮な気持ちで歌い続けていきたい」と、次のステップへ向けての意気込みも語っていた。


 走裕介はデビュー15周年。その記念シングル「篝火のひと」を聴かせた。「孤独な男の生き様を描いた作品」であり、かつて想い続けた人へのありがとうを歌う。同時に、15年の間を歌い続けてこれた感謝の気持ちを表しているという。

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写真・走裕介

 流行歌ライブでは初めて披露するのは珍しいというギターの弾き語りも盛り込んで、チョー・ヨンピルの「想いで迷子」フランク永井の「おまえに」や自身のオリジナル曲「昭和縄のれん」も歌った。
 9年ぶりの大阪発流行歌ライブへの出演となった彼は、その喜びを表すかのように、新曲のカップリング「孤独のさすらい」を歌いながら客席をラウンドした。


 塩乃華織は新曲から久々に衣装をドレスから着物に替えてのステージ。本人もワクワクするという新曲は「白夜行」。今作も作曲は西つよしだが、作詞は朝比奈京仔が担当した。
 「1作1作歌の世界では大人にしてもらっています」と、それを披露。その歌の内容も「許されない恋に罪の意識を抱えながらも、深みにはまっていく主人公の女性を、白夜に重ねています」と話す彼女は、より大人の作品に取り組んでいる。

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写真・塩乃華織

 新曲は4月の発売。カップリングの「居酒屋『酒の縁』」も歌ったが、これも人気が高い作品であるという。このところ新曲のたびにステップアップしている感が強い。会場にはたくさんのファンも詰めかけるなど、熱い応援を受けていた。
 このほか日本クラウンヒット賞敢闘賞を初受賞した「命さらしても」なども歌った。


 羽山みずきはデビュー8年目。山形生まれの癒しのこぶしーをキャッチフレーズに、この日も地元庄内弁をふんだんに盛り込んだロック歌謡曲「おめおめロック」を賑やかに披露。
 彼女が関西で歌うのは4年ぶりだという。去年発売の「こころ町」も、「みなさんの前で歌いたかったけれど、コロナで歌えなかった」が、今年3月発売の新曲「ひとつ花」を歌える喜びをステージいっぱいに表していた。

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写真・羽山みずき

 新曲「ひとつ花」は、彼女の作品を初めて書いたという作詞家峰崎林二郎の作品。曲は今作も師匠の聖川湧が手掛けている。「自分の想いをはっきりと言葉にして伝える事ができる、強い性格の女性が主人公です」と、自分とは正反対の同性を歌う彼女に、新しい羽山みずきを見ますーと言った称賛の声が聞かれる。
 カップリング「私のあなた」も披露。こちらは軽快で明るい爽やか演歌。


 推薦曲コーナーの南さちこは、5年ぶりという新曲「道行き恋」と、何度も通って出来上がったという沖縄を舞台にしたカップリング曲「太陽(てぃだ)が昇る」を歌った。

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写真・南さちこ

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[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html








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羽山みずき、新曲「ひとつ花」 感情をストレートに表す主人公に新たな自分自身を見せる [インタビュー]

◆東京での生活も7年になるという歌手の羽山みずき(日本クラウン)。山形・鶴岡市出身で、「庄内弁の〈英才教育〉はみっちりと受けてきました」と笑ってみせる。そうはいうものの、標準語もかなり板についてきたようである。庄内人は多くを喋らず、以心伝心の文化が根付いているという。2023年3月に発売したシングル「ひとつ花」(作詞・峰崎林二郎、作曲・聖川湧、編曲・南郷達也)では、♫ 私一人を愛してください 〜 と感情をストレートに表現する女性を歌っている。羽山には驚きの、初めて演じる世界である。周りからは新しい羽山みずきを見るようだ、と云った声も聞かれる。

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写真・新たな歌世界に挑戦する羽山みずき


 「ひとつ花」の作詞は峰崎林二郎である。羽山にとっては初めて一緒に仕事をする作詞家である。作曲の聖川湧は羽山の師匠で、デビューから彼女の作品を手掛けている。

 作詞の峰崎は星野哲郎が主宰した作詞塾「桜澄舎」の門下生である。広告代理店でCM制作をしていた時に、ここに加わって作詞の勉強を始めたのが第1歩だったという。
 デビュー12年目の1988(昭和63)年には、坂本冬美の「ひとりの夏祭り」で第20回日本作詩大賞新人賞を受賞している。
 今も「歌の詩はこころの薬」という星野の言葉を大切に、詩を書き続けているという。

 「今作の歌詞が短いのに驚きました。わずか5行しかないのです。最近の演歌・歌謡曲では短いですよね。感情の波をどこへ持って行けばいいのか、とても難しかったんです」と羽山。
 多くを語らない庄内人と言えども、今までの作品との違い、この初体験の短さにはためらったようである。

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写真・年々表情も柔らかくなる羽山みずき

 感情の入れ所を迷った羽山が見つけたそれは、最後の5行目にある ♫ 私一人を愛してください 〜 であった。
 しかし彼女が今まで歌ってきた作品の多くは、主人公がはっきりと意思表示をせずに「淡い恋心をふわぁ〜と表現していたのに対して、今作は私一人を〜と、ストレートに主張しています。こんな主人公はいなかった」と戸惑いを隠せなかった。

 ところがファンからは「今までと違う一面を見ることが出来て良かった」とか、「カラオケで歌いやすい」などと、概ね好意的な声が聞かれる。
 しかも羽山自身も「短い歌詞は逆に聴いている人に伝わりやすい」と、今では前向きにとらえるほど。

 羽山は友人や年配者に「私一人を愛して、と言われたらどう思うか、とリサーチしました」と明かす。
 そんな事を言われると記者は、重たく感じて距離を置きたくなるのではーといった回答を想像した。ところが、なんとあらゆる層から「そのように伝えられると嬉しい」といった声が多く返ってきたというのである。

 確かに近くにそんな女性がいたら舞い上がってしまうかもしれない。
 でもこの主人公は好きになった人の何気ない様子や態度が不安で仕方がない、恋の始まりなのである。そんな気持ちを庄内人の羽山が表現すると、切なくもあるが甘酸っぱい青春歌謡のような恋歌になる。


動画

 その羽山が去年春から文化放送で初めてのラジオパーソナリティを始めている。毎月第3土曜日の午前3時から5時までの番組「ヴァイナル・ミュージック〜for.EK〜 #大人の歌謡クラブ」 がそれ。
 「毎日の生活の中から話のネタを集めてメモを取るようにしています。ゲストさんにはどうすれば話をしてもらえるかをいつも考えています」

 番組ではほぼ2時間を1人で話し続ける。寡黙でなかなか言葉で表さないという庄内人にとっては、またとない話すレッスンの場なのかもしれない。
 
※写真・記事の無断使用はお断りします。


[羽山みずき オフィシャルサイト]
https://www.sunmusic-gp.co.jp/talent/hayama_mizuki/
[羽山みずき 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/hayama/news?ima=5229








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前川清、55周年記念コンサート「ありのままに」 きょうまで 大阪・新歌舞伎座 [コンサート]

◆歌手前川清(テイチクエンタテインメント)のデビュー55周年記念コンサート「ありのままに」がきょう、2023年5月17日まで大阪・上六の新歌舞伎座で開かれている。長男でシンガー・ソングライターの紘毅(ひろき)ロックユニットのボーカルを務める次女の前川侑那(ゆきな)も出演して、仲の良いファミリーコンサートといった場面も。

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写真・3階席までいっぱいの観客で埋め尽くされていた


 今年2月の中野サンプラザホールでスタートしたデビュー55周年記念のコンサート。大阪・新歌舞伎座では、1部は主にソロ歌手になってからの作品を揃え、ラストには23年1月に発売した55周年記念シングル「昭和から」(作詞作曲・さだまさし)を披露して締めくくった。

 2部では「長崎は今日も雨だった」「そして神戸」「中の島ブルース」などのヒット曲やオールディーズナンバーも聴かせている。
 4月には3回目の声帯手術を受け「それ以来、今日が初めて声を出します」というだけに、休憩をはさんだ2部に入ってようやく本調子に戻った様子であった。

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写真・前川清のデビュー55周年記念コンサート「ありのままに」

 またクールファイブ時代のメンバーで、長崎・佐世保でクラブ歌手をしていた前川をグループにスカウトした小林正樹氏が杖をついてステージに登場して、「アンチェインド・メロディ」を歌った。
 前川は「小林さんの声はかすれて、メロディーにもなっていないけれ(笑)歌は聴く人にちゃんと伝わってきます」と、コンサートのテーマでもあるその「ありのまま」の姿に敬意を表していた。

 実に爽やかなコンサートであったー。見終わった観客からはそんな感想も聞かれた。
 中盤からラストにかけては、長男・次女が現れて、親子3人によるファミリーコンサートになった。それぞれが1曲ずつを歌唱し、アンコールには3人一緒に「カントリー・ロード」を歌って応えるなど、中のいい前川家の1面を見せてくれたようでもあった。

 また前川のコンサートでは定番の客席ラウンドとフォトコーナーも行われて、ファンは立ち上がって体いっぱいに喜びを表していた。

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写真・55周年の想いを話す前川清

 前川は「55年の祝いということから、軽い気持ちで始めたコンサートでした。今までの歌を楽しんでもらいました。特に大阪は両親が人生最後の時を長く暮らした大好きな所でした」と、大阪で開く55周年記念コンサートの意義を話していた。








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河内音頭のルーツを訪ねた雨中の「第28回歌を歩く」 八尾〜瓢箪山 [イベント]

◆歌手の生駒尚子と言えば、鉄砲光三郎と共に一世を風靡した河内音頭の音頭取り生駒一の長女である。今では大阪・東大阪を拠点に父の跡を継いで河内音頭の音頭取りも務める。2023年5月13日、彼女にナビゲーターをお願いして、午後から降り始めた雨の中約20キロを歩いて、河内音頭ゆかりの土地をめぐった。

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 「歌を歩く」は歌の舞台となった土地を訪ねて、歌の背景や歴史を知ろうというものである。2020年7月から始めている。今回は河内音頭のルーツを訪ねるーをテーマに大阪・八尾から東大阪を歩いた。

 大阪の八尾、東大阪には河内音頭ゆかりの地が数多くある。中でも八尾市本町にある常光寺は、河内音頭発祥の地として知られている。

 河内音頭とは盆踊りの音頭であるが、その境内では夏になれば盆踊りが催されているのであろうと、すぐに想像がつくほどに広く、鉄棒や遊具が置かれていて普段は近所の子供たちの格好の遊び場のようでもある。

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 この寺は奈良時代初期の開創と伝えられており、その歴史はかなり古い。おおさか13佛霊場第5番と札が掛かっている通り、霊験あらたかな寺として市民に親しまれている。

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 常光寺の存在はすぐ近くのアーケードに覆われたファミリーロード商店街にある、CDショップの跡を利用して2012年にオープンした「河内音頭記念館」の女性から教えてもらった。

 その記念館には河内音頭のレコードや本、グッズ、それに館長である河内家菊水丸の衣装や愛用ギターなど、ありとあらゆる関連資料が展示されている。河内家菊水丸は不定期ではあるが河内音頭の踊り方などを教えるセミナーを開いており、すでに103回を数えるまでになっているという。

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 ナビゲーターの生駒尚子も自身が運営するライブホールMu's in 705で同様な河内音頭教室を開いているなど、八尾・東大阪では河内音頭普及に向けた草の根活動が盛んに行われている。

 盆踊りの音頭であった河内音頭も、昭和に入ると、取り分け戦後、メロディーや節など浪曲の要素を取り入れられるようになった。それに伴い、徐々にアップテンポでリズミカルなメロディーへと変化するようになり、今の河内音頭が出来上がっていったようである。

 生駒一の娘、尚子がまだ小学生であった頃、一に弟子入りしてきたのが、スポーツ刈りが似合う高校生の河内家菊水丸である。
 彼は今、一の跡を継ぐ河内音頭の第1人者である。小学生の頃から一に付いて歩き、高校3年の時にプロデビューしている。
 「最初の丸3年間は一師匠の元でギターを弾いていました。今の髪型も師匠を似せたものです」というほど、一から多大な影響を受けている。

■八尾から東大阪・瓢箪山へ

 時代は遡って太平洋戦争後、河内音頭の普及に尽力した1人の音頭取りがいた。〈音頭取りの萬ちゃん〉と親しまれた河内家廣春がその人である。

 幼くして正調河内音頭、江州音頭、やんれ節を習得したと言われている。戦後、多くの弟子を育成したといい、東大阪市上四条町16、近鉄瓢箪山駅から歩いて10分程度の所にある四条墓地には、河内家廣春の功績を称えた霊碑が建てられている。

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 我々は常光寺からその霊碑を目指して歩くことにした。近鉄八尾駅から同山本駅、そこから桜並木で有名な玉串川沿いの遊歩道を近鉄東花園駅に向けて歩を進めた。

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 春であれば満開の桜を見ながらのウォーキングとなったはずだが、すでに季節は新緑の頃。しかもこの日は八尾駅を出た直後から降り始めた雨のため、傘を差しながら歩くことになった。
 この遊歩道は東花園の手前を東西に流れる第2寝屋川近くまで続いていた。花見シーズンにはたくさんの人たちで賑わうという。


■坂道を〈迷走〉

 当初の予定では東花園駅まで行き、そこから近鉄電車の高架に沿って瓢箪山駅まで進み、そこから四条墓地を目指すことにしていた。ところが地元の参加者から「第2寝屋川沿いに歩いた方がいい」といった提案があり、それを取り入れることにした。

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 結果的にそれは墓地までの道を分かりづらいくすることになった。雨が降る中、坂道を〈迷走〉することになったのである。
 ナビゲーターの生駒尚子さんが交番に飛び込んで、居合わせた警察官から大体の場所を聞き、なんとか墓地へたどり着いた。

 が、そこからが霊碑を探すのがまた大変であった。墓地内を歩き回って、やっとSさんが「これや、あった」と見つけたのである。しかしそれは意外と小さく、下手をすると見逃してしまいそうなものであった。

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 それでも大阪平野を一望できるそこに建っている碑は、大阪を代表する伝承芸能の普及に尽力した功績を称えるのに相応しく感じられた。
 そこには功績と共に「亡き師を慕い碑を建立いたします」と書かれていた。
 ただしそれがいつ建てられたのかは日付けがなく、不明であった。

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次回「第29回歌を歩く」は9月に開催予定。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








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歌謡フェスタ2023ゴールデンライブに木下・川井・ひなたらが出演 [ライブ]

◆大阪・八尾のJOKホールで2023年5月14日、ミヤコ瓢箪山店、松山音楽事務所主催の「歌謡フェスタ2023 ゴールデンライブ」が開かれた。出演したのは木下結子(ホリデージャパン)川井聖子(日本クラウン)ひなたみな(ホリデージャパン)松山ひろしの4人。

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写真・左から川井聖子、木下結子、松山ひろし、ひなたみな


 今年9月にデビュー40年目を迎える木下結子は、自らの歌人生を重ねた新曲「百滝桜」を歌うと共に、人生やる気があればいつでも出直しが出来ると歌う「ウヰスキー」デビュー5年目のヒット曲「ノラ」新曲のカップリング「東京」を聴かせた。

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写真・木下結子

 またデビュー23年目で、今年9月にリリースする新曲をアピールした川井聖子は、最新曲の「大和恋歌」「坂田外伝〜小春〜」「旅的途上」(河島英五のカバー)を歌った。

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写真・川井聖子

 東海地区を地盤にするデビュー16年目のひなたみなは、初出演。去年11月に発売した新曲「十年愛」と、前々作「雪になる」「飲むっきゃないね」を歌った。

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写真・ひなたみな

 主催者の1人、松山ひろしは、地元東大阪市を盛り上げる「えやないか東大阪」などを歌った。

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写真・松山ひろし

写真の無断使用はお断りします。








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百歌響演、歌手2人による新たなジョイントライブがスタート 2回目は松本恵美子と中村秀香が出演 [ライブ]

◆新たな演歌ライブ「百歌響演」が大阪・堺市のライブハウスでスタートしている。毎回2人の歌手がジョイントして、歌唱曲の1部をYouTubeで配信する。2023年4月27日に行われた第2回目には松本恵美子(メロディーレコーズ)と中村秀香(ホリデージャパン)が出演した。

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写真・第2回目に出演した松本恵美子(左)と中村秀香

 月1回開かれるこのライブの会場は堺市中区にあるフクダスタジオ。この日はまず、中村秀香が「よさ恋ソーラン祭り」「人生の挽歌」の2曲を歌ったのに次いで、松本恵美子が最新曲「大和の恋歌」「女の日本海」「命のきずな」の3曲を披露。

 中村は去年、大阪で開かれている歌謡イベント「歌謡曲応援の会」のスタッフから歌手デビューしたばかり。元は公務員というお堅い仕事に就いていたというからユニークである。

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写真・中村秀香
 一方の松本は07年2月に「命のきずな/なにわ愛歌」で歌手デビューしている。
 今年9月10日には大阪府藤井寺市内でカラオケ大会・歌謡ショーを開催するという。

 休憩をはさんで後半は、中村がデビュー曲の「大阪のれん」とカップリング曲「愛した分だけ憎めたら」などを歌った。
 松本は「大和の恋歌」のカップリング曲「夢の道しるべ」のほか、尊敬する美空ひばりの楽曲の中から「ひばりの佐渡情話」を聴かせた。

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写真・松本恵美子

 出演者のラスト歌唱曲はそれぞれ、YouTube「百歌響演」チャンネルで配信される。

 問合せは オフィスS.A.R.(大阪府堺市中区深井東町345-3) miwahiroshi88@gmail.com まで。

※写真の無断使用はお断りします。








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高橋樺子、UTADAMAレーベル第2弾「ウートートゥ」発売記念ライブ [ライブ]

◆作詞家もす唱平によって沖縄に新たに設立されたニューレーベル、UTADAMAミュージックに移籍した歌手高橋樺子が、2023年1月に出した「さっちゃんの聴診器」に次いで、4月26日にリリースした第2弾「ウートートゥ」(作詞・仲宗根健、作曲・矢島敏、編曲・周防泰臣)の発売記念ライブが、同26日、大阪市北区にあるライブハウス、CHAKRAで開かれた。


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写真・新曲「ウートートゥ」を歌う高橋樺子



 高橋樺子にとっては初の恋歌で「沖縄とヤマトンチューのハイブリッド歌謡です。大きな花を咲かせたい」と、意欲を見せていた。
 沖縄とヤマトのハイブリッドな音楽を模索するUTADAMAミュージックが、新しい歌謡曲として位置付ける「ウートートゥ」。このウートートゥとは、沖縄の人がお祈りをする時に手を合わせて唱える言葉である。
 「まんまんちゃん、みたいな言葉でしょうか」と高橋。

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写真・沖縄色がいっぱいつまったライブ

 これを歌う高橋は、2011年に東日本大震災の被災地へ向けての応援歌として作られた「がんばれ援歌」を歌って、徳間ジャパンコミュニケーションズからデビューしたもすの門下生である。

 島の周囲を海に囲まれた沖縄であるが、詞を書いた新人作詞家の仲宗根健は「これは沖縄の山をテーマにしています。沖縄女性の力強さを表現してみました」と話す。
 曲は前作「さっちゃんー」の曲を書いた矢島敏である。プロデュースしたもずは「沖縄らしい楽曲に仕上がった」と語っていた。

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写真・

 高橋は「今まで恋の歌は封印されていました。こういう歌も歌えるところを見てもらいたい」と笑った。

 ライブでは高橋の新曲披露のほか、沖縄からやって来たゲスト、照屋政雄が沖縄の方言を意味するウチナーぐち(口)で高橋と話を進めた。

 85歳という照屋は何度も「日本人になりたくて」と繰り返し、沖縄・八重山諸島の竹富島に伝わる古い民謡「安里屋ユンタ」(あさとやユンタ)を高橋の三線演奏に合わせて聴かせた。
 また照屋は、その味わいある声で「釜ヶ崎人情」も歌ってみせて、たくさんの拍手を受けていた。

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写真・高橋の三線で歌う照屋政雄(中央)

 この日、高橋は沖縄独自の着物である琉装でステージに臨むなど、沖縄色いっぱいの2時間余りのライブとなった。
 高橋はまた照屋ともに、「私たちのハートは伝わったと思います」と話し、UTADAMAミュージックでは今年4枚のシングルCDを発売する予定だと話した。

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写真・エンディングでは再度「ウートートゥ」も

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[高橋樺子 UTADAMAミュージック]
https://utadama-music.com/








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第233回関西発歌謡曲応援の会 岡田由美・朱夏洋子ら6人が出演 [ライブ]

第233回関西発歌謡曲応援の会が2023年4月25日、大阪・梅田のライブハウス、ロイヤルホースで開かれた。デビュー45年になる演歌のベテランやジャズからポップス・演歌まで何でもこなす実力派など6人の歌手が出演した。

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写真・第233回関西発歌謡曲応援の会の出演者たち


 歌う順番は毎回、名前の五十音順というのが、このイベントの決まり。この日1番目に歌唱したのは来年、大阪・中之島のリーガロイヤルホテルで45周年記念ディナーショーを予定している岡田由美。40周年記念曲「夫婦椿」などを披露した。
 「この10年ほどは浪曲にチャレンジしています」と、2代目京山幸枝若の「弥太っぺ情け宿(じゅく)」もカバーしてみせた。

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写真・岡田由美

 ジャズを得意とする朱夏洋子はかつて、北野タダオとアロージャズオーケストラの専属歌手を人気を集めていた。この日も「スワニー」や「買い物ブギー」といったジャズ調ナンバーを聴かせた。
 子育て休暇で休止していた歌手活動も2014年から再開。全国で意欲的に活動をしている。同じレコード会社の幸田和也と競作となった「えらいこっちゃで」も歌った。

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写真・朱夏洋子

 水木良はデビュー32年目。出身地・北海道のすすきのを舞台に歌った「雪化粧」は自らの作詞で、自身のコーナーで最初に披露した。
 「冬雨(ふゆさめ)」「話さない」も歌った。

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写真・水木良

 清水聖史は8年ぶりの出演。かつて歌手を目指して内山田洋の付き人などを経て歌手に。その後、郷里に戻ってサラリーマン生活。2014年にこの日も歌った「飛騨の花嫁」で再デビューしている。

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写真・清水聖史

 このほか眞紀ゆり、水木佳乃もオリジナル曲などを披露した。

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写真・水木佳乃(左)眞紀ゆり

※写真・記事の無断使用はお断りします。
 

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みちごえゆう、地元大阪・門真でメジャーデビュー半年のコンサート 満員の大会場で再び全国への想いを [コンサート]

◆地元専門学校の生徒の手による、まるで花嫁を思わせるような純白のドレスに身を包んだ歌手、みちごえゆう(テイチクエンタテインメント)はメジャーデビュー半年を迎えた2023年4月23日、地元の大阪・門真市にある門真市民文化会館ルミエールホールの大ホールを埋め尽くした約1千人の観客の前に姿を現した。テイチクから念願のメジャーデビューを去年10月に果たしたばかり。それを祝うコンサート「『花は。花』2023.Special Thanks To Kadoma」である。「これからも門真から頑張って行きます」と、集まった人たちへ手を振っていた。

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写真・大ホールを満員にして歌うみちごえゆう


 みちごえゆうのコンサートはメジャーデビュー曲の「花は、花」で始まった。♬ 次の春は きっと きっと咲く 〜 と自らを鼓舞させる。続いてカップリング曲の「ただいま大阪」を歌った。2曲を歌い終わって「気持ち良かったです。最高です」と、いつも通りの満面の笑みを見せた。
 客席からは大きな拍手も送られていた。

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写真・専門学校の生徒が縫った衣装で歌う

 メジャーデビューしたその日から、みちごえは4月23日に、このルミエールホールの大ホールでコンサートを開く、と決めていたという。
 収容人員の規模は千人である。母親と一緒に来場を呼びかけるために、地元や近隣を3ヶ月かけて1軒1軒歩いた。個人宅でドアホンを押したり花屋や整骨院、エステティックサロン、カラオケ店など、ありとあらゆる所へ出かけて、メジャーデビューを報告すると共にコンサートの開催をアピールした。

 笑顔を振りまきながらの事前の告知訪問だったが、その反面、もう後がないーそんな必死な思いもあった。

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写真・いつも笑顔いっぱいのステージ

 21歳の時、プロ歌手への登竜門と言われていたカラオケコンテストの関西歌謡大賞(関西レコード商組合主催)で奨励賞を受賞したのをきっかけに、「歌を一生の仕事にしよう」と決意することになる。2年後にCDデビューして、東京へ移って本格的な歌手活動を始めた。CDも3枚を出したが、7年前に門真に戻って再起を期すことにした。

 現在の事務所社長の川口爲之氏との出会いがメジャーデビューへとつながった。「門真から全国を目指す」を目標にした再スタートであった。コンサートはその〈旗揚げ興行〉でもある。

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写真・スペシャルゲストの山本譲二
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写真・山本とデュエットするみちごえ

 それに相応しくゲストも豪華であった。まずは山本譲二。同じテイチクの先輩歌手であり、三顧の礼を尽くして招いた。もちろんヒット曲「みちのくひとり旅」を聴かせたのは言うまでもないが、みちごえと「カナダからの手紙」をデュエットした。♬ カナダ 〜 を門真に替えて歌う場面もあり、観客は大喜びしていた。

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写真・木下結子

 もう1人は在阪の木下結子(ホリデージャパン)。「放されて」「ノラ」などで知られた実力派シンガーである。彼女との出会いなどを話すと共に、最新曲「百滝桜」などを歌った。

 みちごえはメジャーデビューしてから必ず歌うカバー曲がある。テイチクの大先輩歌手菅原都々子のヒット曲「月がとっても青いから」である。この日も菅原に感謝の気持ちを込めながら歌い上げた。

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写真・門真から全国へ

 同じテイチクからはみちごえを担当する檜山直樹ディレクターもステージに姿を見せて「石原裕次郎に次いで2人目のゆうちゃんを担当することになりました。楽曲の育ての母は歌手ですが、育ての父は1人ひとりのファンの方々、ぜひ大きく育ててもらいたい」と呼びかけた。

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写真・エンディング

 みちごえはコンサートのエンディングでは、それに応えるかのようにもう1度「花は、花」「ただいま大阪」を歌って、再び〈全国区〉へ向けての意気込みを見せていた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[みちごえゆう オフィシャルサイト]
https://www.youmichigoe.com/
[みちごえゆう テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/michigoe/








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浅田あつこ、あべのROCK TOWNで単独ライブ「あべの銀座に歌が咲く」 新曲作家がお笑いも [ライブ]

◆歌手浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)の単独ライブ「あべの銀座に歌が咲く」が2023年4月18日、大阪・天王寺のあべのキューズモールにあるライブハウス、ROCKT TOWNで開かれ、全20曲を歌った。

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写真・新曲「海峡雪しぐれ」が絶好調の浅田あつこ


 会場のショッピングモールのあべのキューズモールは大阪市の阿倍野地区再開発事業の一環として2011年に建てられた。それ以前、昭和の頃には通称〈あべの銀座〉と呼ばれる下町風情いっぱいの商店街が賑わっていた。その頃を懐かしむかのような今回のライブタイトル。歌唱曲もオリジナル曲からカバー曲までを盛りだくさんに揃えた。

 飾らない性格の浅田あつこはキャリアを重ねた今なお、誰もが親しみを感じ下町が良く似合う浪花の歌い手、といったイメージを持ち続けている。

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写真・あっちゃんスマイルでファンを魅了

 それを裏付けるかのように、去年12月に発売した「海峡雪しぐれ」(作詞・一葉よう子、作曲・徳久広司、編曲・伊戸のりお)のカップリング曲「西成の櫻(はな)」(作詞・宮下志郎、作曲・舞ゆうじ、編曲・伊戸のりお)は、あべの銀座の隣り大阪・西成区を舞台に、浅田が持ち前の明るい笑顔で歌う人生の応援歌である。

 前日、博多から帰ってきたばかりという浅田は、ライブでまずは真っ赤な衣装に身を包んでこの楽曲から披露した。そこで「今まで色んな作品をお届けしてきましたが、皆さんの応援があったから今の私があります」と、ファンに感謝の気持ちを表した。

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写真・作詞家、作曲家の2人によるお笑い
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写真・舞ゆうじと浅田のディレクター藤田によるギターセッション


 この「西成ー」は、西成在住の宮下志郎が詞を書き、在阪の作曲家でシンガーソングライターでもある舞ゆうじが曲を書いた。
 ライブのオープニングではこの2人が即席のお笑いコンビ〈いかやき〉に扮して、浅田の歌をPRするトークを演じてみせた。後で浅田が「作詞と作曲の先生のお2人でした」と明かしたが、中にはプロのお笑いコンビと思っていた観客もいたようである。

 浅田は大阪の女性らしく、そんな面白いことが大好き。
 客席からも「最高〜!ライブいいわ〜」と声がかけられるほどであった。

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写真・オリジナル曲からカバー曲まで大阪の下町色いっぱい

 大阪の下町色を感じさせるライブらしく、オリジナル曲には「河内のからくち」「大阪おばけ」エンディングで歌った「河内おんなのバラッド」といった浪花ものも揃えた。
 またカバーでも「放されて」(木下結子)「大阪純情」(キム・ランヒ)「たそがれの御堂筋」(坂本スミ子)といった大阪を歌った代表曲をカバーして聴かせた。

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写真・エンディングはアンコールに応えて「河内おんなのバラッド」

 後半では2年半ぶりの新曲である「海峡雪しぐれ」も歌って、「今、絶好調です。この状態をずっと継続出来るようにして、ヒット曲になればいいなあ」と話していた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[浅田あつこ オフィシャルサイト]
http://www.anchi.tv/top.html
[浅田あつこ 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/asada.html








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第27回歌を歩く、御着から姫路城まで姫路市内約2万9千歩のウォーキング 入山アキ子さんが初参加 [イベント]

◆姫路市の西の御国野町御着に御着(ごちゃく)という普通列車しか停車しないJRの小さな駅がある。その規模の割にはホームは長い。12両編成の列車が停まるためのものであるが、大阪から新快速で来ると手前の加古川駅で普通列車に乗り換えることになる。「第27回歌を歩く」は、この御着駅をスタート地点にした。

 1989年に姫路市で開かれた「’89 姫路シロトピア博」のテーマソングとして作られた「夢ある姫路(まち)」(作詞・作曲・歌、さとう宗幸)で歌われた姫路の街と、まちのシンボルであり世界遺産でもある姫路城を訪ねるのが、今回の目的であった。

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写真・御着駅で全員集合


 姫路駅をスタート地点にせず、御着駅を選んだのには理由があった。
 羽柴秀吉の臣下であった黒田官兵衛に縁のある城としても知られている御着城の跡へ行き、そこからさらに西にある宮本武蔵ゆかりの花田橋(現・新小川橋)を見てみたかったからである。

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写真・姫路市役所東出張所前で
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写真・御着城跡

 1519年に小寺政隆が築城したという御着城の跡には今、姫路市役所の東出張所の建物が建っている。その外観はかつての御着城をモチーフにしていると言われている。
 黒田官兵衛は羽柴秀吉の臣下になる以前、御着城最後の城主となった小寺政職(まさもと)に仕えていた。
 毎年11月には御着城を中心に伝統の獅子舞などが行われる時代祭りが催されており、官兵衛の時代を偲んでいる。

 ここを後にして姫路の市街地へ向けて歩く。途中、ショッピングセンターでトイレ休憩を取った。バーガーショップでトイレを借りたひとりがたポテトフライを買ってきた。昼食までのつなぎである。

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写真・お通公園
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写真・新小川橋(花田橋)

 但馬の朝来市生野町を源流とする播磨五川のひとつ、市川の堤防に面してお通公園があった。お通は剣豪宮本武蔵を慕い続けた、吉川英治原作の小説や映画に登場する娘である。
 姫路城天守に閉じ込められた武蔵は多くの書籍に接して、粗暴な男から剣の道で生きることを決意させるに至らせることになったという。

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写真・新小川橋から姫路城を望む

 武蔵が姫路城で過ごした3年余の年月の間、お通は橋の畔(たもと)の老夫妻の家で武蔵を待ち続け、ある日橋の上で偶然に出会う。
 ところが武蔵はお通を振り切って、剣の修行へと去って行く。お通と武蔵の悲しい別れの場所が、今は新小川橋と名前を変えているこの花田橋なのである。

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写真・姫路市街地を歩く

 今回の「歌を歩く」に参加したのは、初参加の歌手入山アキ子さん(テイチク)を含めて11人であった。入山さんは前日、奈良県で「一泊二日」のご挨拶キャンペーンを済ませてのウォーキングであった。
 まるで何かのデモ行進かのように列を作って歩く姿を横目に見ながら、何台もの車[車(セダン)]が追い越して行く。

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写真・うず家で昼食

 市街地に入って次に目指したのが、昼食の場所に決めた姫路駅近くにある小料理屋うず家であった。KOBE流行歌ライフなど仕事でもお世話になっている経営者の店である。
 この日に合わせて昼食の特製弁当を作ってもらっていた。当初の計画では姫路城公園で昼食にするつもりであったが、前日まで雨が降っていた事もあって、急きょ変更することになったのである。

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写真・姫路城

 食べ終わるといよいよ姫路城である。店から城は目と鼻の距離である。50数年ぶりに登る天守閣はゴールデンウィークに突入したばかりの日曜日ということもあって、外人観光客も含めて沢山の人たちで混雑していた。

 木造の階段を上ったり下りたりして、天守閣と西の丸を見学した。
 姫路城は築城時の初代城主の赤松貞範から、最後の酒井忠邦まで49人が姫路城の城主を努めている。それらの説明書きを詳しく読むこともなく素通りしてしまった(笑)

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写真・姫路ミヤコ

 最後は市内屈指の商店街であるみゆき通り商店街を姫路駅へ向けて歩いた。この商店街にはCDショップが3店舗もある。CDショップ受難の今、ひとつの商店街に3店舗が軒を並べているのは、実に稀なことである。
 そのうちの1店、姫路ミヤコの影山修平社長を表敬訪問した=写真(左から中村秀香さん、ここから参加した木下結子さん、影山社長、入山アキ子さん、岩城秀治ミヤコ瓢箪山店会長)=がそれである。

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キム・ランヒ、新曲「望郷トラジ」発表ライブ デビュー30周年記念曲 [ライブ]

◆ホリデージャパンの歌手、キム・ランヒが歌手デビュー30周年を記念した新曲「望郷トラジ」を2023年4月19日に発売した。その前日には大阪・十三のライブハウス、246ライブハウスGAUB(ガブ)で新曲発表ライブを開いている。そのステージで彼女は「先の40周年に向けての第1歩となる作品で、代表曲になれば嬉しいです」と話していた。

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写真・30年の歌人生の集大成曲「望郷トラジ」を代表曲にと話すキム・ランヒ


 キム・ランヒは韓国・ソウルの出身。1991年7月に日本で歌手デビューしている。新曲の「望郷トラジ」(作詞・もず唱平、作曲・杉本眞人、編曲・佐藤和豊)が31枚目のシングル。彼女のデビュー30年を祝うと共に.自らの歌手人生を重ねたような歌詞は「私の日記を読んで書かれたようでもあります」(キム)というほど。

 詞を書いたもず唱平も「この歌はまさにキム・ランヒの『マイ・ウェイ』です」という。キム自身、母国を離れて日本でひとり歌ってきた中には人知れない心細さもあった。そんな経験を経ての30年の歌人生を、タイトルにある韓国で最も生活に溶け込んでいるという花のトラジ(桔梗)に重ねているのである。

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写真・キム・ランヒ

 ライブでこれを披露したキム。
 「レコーディングスタジオでも、どうしても涙が止まりませんでした。まるで母が亡くなった時のように悲しくて泣けてきたんです。最愛の人と離れて暮らす全ての人に通じる歌です」と、涙ぐむ姿も見られた。

 レコード会社ホリデージャパンの亜樹広俊社長も「素晴らしい作品を作ってもらいました。キム・ランヒ本人も気持ちの入った楽曲になったようです」と、今まで以上に高い評価するほどである。

 今回の新曲候補には5曲が用意されていた。その中から迷わずキムが選んだのが「望郷トラジ」であった。それと共にカップリング曲にはノリのいい「何ぼのもんや」(同)にした。ライブではそれも聴かせた。
 もずならではの浪花色いっぱいの〈大阪もの〉演歌で、今にも近所のおっちゃんが飛び出してきそうな作品は、彼女にピッタリの作品となった。

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写真・次の40周年への意欲も示した

 ライブのラストで再び「望郷トラジ」を歌ったキム・ランヒは「私の自叙伝のような歌です」と、改めて30周年の熱い想いを語っていた。

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[キム・ランヒ オフィシャルサイト]
https://kimranhi.com/
[キム・ランヒ ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/artist_ka5_kim.html








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第306回大阪発流行歌ライブ、山崎ていじ・葵かを里・寺本圭佑・工藤あやの・山下ユキの5人が出演 [ライブ]

山崎ていじ、葵かを里、寺本圭佑、工藤あやの、山下ユキの5人が出演した第306回大阪発流行歌ライブが2023年4月19日、大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで開かれた。今まで自粛していた客席のラウドも行われて、会場はいつも以上の盛り上がりを見せていた。

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写真・勢揃いした第306回大阪発流行歌ライブの出演者たち。


■今年2月に発売した新曲「追憶?北の駅?」を歌った山崎ていじは、「この歌は男の目線で女性の悲しさを歌っています。歌の主人公になって歌ってもらえると嬉しいです」と呼びかけた。
 この新曲CDには「追憶ー」をはじめ3曲曲が収録されており、「桜の下で」「伊勢街道まつり唄」のカップリング2曲も聴かせた。「桜のー」では長らく行われていなかった客席のラウンドも行って、ファンを喜ばせた。
 またステージでのラストナンバーとなった「伊勢ー」では、山崎のバックで女性8人からなるなにわ雑技団が踊るシーンも見られた。

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写真・山崎ていじ

葵かを里は来年がデビュー20周年。そこへ向けての自信作「吉野 千本桜」を3月に発売している。奈良を舞台にして歌うのは10周年記念曲「二月堂」に次いで2度目である。
 4月14日、彼女は吉野の吉水神社に自ら植樹した桜木を確かめるかのように、吉野を再度訪ねている。
 「花は散って葉桜どころか、新緑に変わっていました。でも桜の木はわずかの間に背丈が伸びていたんです。来年には花をつけるかもしれません。私も桜に負けないように頑張ります」
 葵は観客に向けてこのように話しかけていた。

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写真・葵かを里

寺本圭佑は自身の名前を世間に広く知らしめることになった楽曲「望郷本線」から歌い始めた。「68週間連続して有線リクエストチャート(演歌)のTOP20にランクインし続けることが出来ました」(寺本)という驚異的な作品である。
 これを受けて出したのが去年出したのが「折鶴夜曲~おりづるやきょく~」。最愛の人を亡くした想いを折鶴に込めた作品を聴かせた。
 今年デビュー14年目である。歌手になって1年間は東大寺四郎と名乗っていた。小田純平に弟子入りして、今の芸名に変えた。「今年は大阪でもライブを開きます」と予告した。

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写真・寺本圭介

「さくらんぼ 恋しんぼ」でデビューした工藤あやのも、今年でデビュー10年目になる。今年1月に発売した新曲「洗い髪」では、大人の女性の切ない恋心を歌う。
 この日、自身のコーナーで最初に歌ったのは、新曲のカップリング曲「加賀友禅燈ろう流し」であった。金沢の夏の風物詩「加賀友禅燈ろう流し」をタイトルにしている。
 昨年の作品である「白糸恋情話」も歌った。ラスト曲の「大阪花吹雪」では、ステージを降りて華やかに歌って客席をラウンドするなど観客を喜ばせた。

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写真・工藤あやの

■推薦曲コーナーに出演した山下ユキは「トワイライトinオーサカ」とカップリング曲「惚れた惚れたよ お前に惚れた」の2曲を歌った
 3月にはデビュー5周年を記念したリサイタルも開いている。

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写真、山下ユキ

※写真・記事の無断使用はお断りします。

[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html








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しゃぼん玉、11月5日にカラオケとすぎもとまさとライブで感謝祭 [イベント]

カラオケ喫茶しゃぼん玉(兵庫県加古川市)が作曲家でシンガーソングライターの杉本眞人(すぎもとまさと=)のライブを盛り込んだ「しゃぼん玉感謝祭」を2023年11月5日、兵庫県明石市魚住町の同市立西部市民会館で開く。ライブには今、人気が高まっている歌手北沢麻衣(徳間ジャパンコミュニケーションズ)長浜有美(エイフォース・エンタテイメント)がゲストに決定している。その前に行われる一般参加のカラオケ発表会は定員100人で、今、参加者を募集している。

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写真・しゃぼん玉感謝祭のチラシ


 しゃぼん玉感謝祭カラオケ発表会すぎもとまさとライブの2部構成で行われる。1部のカラオケ発表会は定員100人でカラオケ喫茶しゃぼん玉で受け付けている。締め切りは8月31日
 1部の開場は午前9時15分、開演は9時30分。

 2部のライブは午後5時からの予定で、すぎもとのギターの弾き語りを中心に、彼が杉本眞人の名前で作曲した作品をデビュー以来、数多く歌い続けている北沢麻衣がゲスト。長浜有美も出演する。

 カラオケ発表会の参加費は1人1万2千円(弁当、お茶、観覧チケット込み)。観覧だけの入場料金は3千円。
 会場は明石市立西部市民会館(明石市魚住町中尾702ー3)。JR魚住駅から徒歩約5分、山陽電鉄魚住駅からは徒歩約8分。








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演歌ジャックス、5月放送のゲスト歌唱はハン・ジナ「天窓〜愛という孤独〜」と入山アキ子「一泊二日」 [テレビ]

◆関西と一部九州・仙台地区で放送する「演歌ジャックス」の2023年5月放送のゲストは、ロングヒット曲「窓」を上回る勢いを見せる、「天窓〜愛という孤独〜」(今年3月発売)を歌うハン・ジナ(日本クラウン)。カラオケ好きな人たちの間でも「かなりの評判」という。もう1人のゲストは去年10月の発売の「一泊二日」が、自身初の「本物のヒット曲」になりそうだという入山アキ子(テイチクエンターテイメント)。同じ曲で2度目の出演。レギュラーコーナーではMARI&JACKSモンスターズが懐かしいテレビ番組の主題歌「ララミー牧場」を歌うほか、長生忠之が野球の読売ジャイアンツのユニホーム姿で「男の友情背番号・3」を歌う。

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ハン・ジナ(左)と入山アキ子


■5月第1・第2週目のゲスト、ハン・ジナが演歌ジャックスに出演するのは初めて。彼女の日本でのデビューは1998年で、芸名もハン・ボクスンであった。その当時か、現在の芸名に改名した頃なのかはっきりとしないが、番組の前身となった「演歌味めぐり」(サンテレビ)時代に出演歴がある。
 今回歌う「天窓〜愛という孤独〜」は、今までの演歌・歌謡曲の定番であった〈待つ女〉を主人公にしたものではなく、「愛することや愛されることにも疲れ、臆病になった女性を歌っています」(ハン・ジナ)。それが多くの女性の共感を得ているのか、カラオケでも数多く歌われている。

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写真 : ハン・ジナ

 恋はいつも終わり、信じても裏切られ、愛は常に孤独ー。そんな心境を表現するには、「そっと、一語ひと言をはっきりと、しかも語りかけるように歌う」ことを大切にしている。天窓から見える空に浮かぶ冷たく寂しい三日月は、主人公の心の内を重ねたかのようでもあるという。
 「緩やかに上がり下がりする覚えやすいメロディー」も、歌の人気につながっている。♬ だからごめんなさい〜 ♬ だから愛さないで〜 の1番と2番それぞれの歌い終わりは、切なく聴くものの心に染み入る。


■ 3週目と4週目のゲストは入山アキ子は、デビュー15周年記念曲「一泊二日」を歌う。この楽曲は今、全国で多くの人たちが歌っている。入山が行く先々でそうした声をよく耳にしているという。そうした状態を「後から追いかけている状態で、一泊二日という言葉が1人ようです」と、入山は話している。
 1度聞くと忘れられないようなインパクトがあるタイトルが印象的なのであろう。さらに歌を1度聴くと覚えてもらえるようなメロディーと歌詞が、人々の大きく刺激しているようでもある。
 そんな動きに「今まで歌ってきた作品の中でも、ずば抜けて本物のヒットの予感を感じています。もっともっと多くの方々に聴いてもらいたい」とも。

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写真 : 入山アキ子

 入山がこの番組に出演するのは発売直後に次いで半年ぶり2度目。同じ作品で2度というのは異例なことであるようだ。それ自体がロングヒットへの兆しようにも感じる、という。去年10月の発売であるから、メーカーからはそろそろ次の新曲をと言った声も聞かれる。ところがこれに賭ける彼女は、この話を断り「もう少し歌って出来るだけ多くの人たちに聴いてもらいたい」と、強い意気込みを示す。
 そのために打ち出したのが、全国47都道府県で「一泊二日」を歌う旅を始めている。先頃の奈良県での〈ご挨拶キャンペーン〉で23県目を達成したところである。


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石原裕次郎と長嶋茂雄は大の仲良しであったという。その友情を歌にしたのが、長生忠之が〈昭和歌謡裕次郎を歌う〉のコーナーで歌う「男の友情背番号・3」。実際に背番号3のユニフォームを身につけて歌う。

 もうひとつの番組名物がレギュラーのMARIが、やはりレギュラー出演者4人で構成するJACKSモンスターズと一緒に歌って踊るコーナーである。5月2週目には海外テレビドラマ「ララミー牧場」の主題歌を聴かせる。

 
【レギュラー出演者と歌唱曲】
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MARI 「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」
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TAIKI「薔薇のほほえみ」
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岩井都美子「帰ってこいよ」「人形の家」(カバー)
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岡田由美「夫婦椿」
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島幸作・岡田由美「夫婦の旅路」
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平井一郎 「真知子」
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長生忠之「ひとりのクラブ」「みんな誰かを愛してる」「男の友情背番号・3」(カバー)
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林田夏美「丹後半島」
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Saori「もう一度・・・」
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はりま美香「さくら咲く丘」「大阪あかり」
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秀彦&聖子「東京シルエット」
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聖子「新宿ドール」
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秋坂朱音「寝台特急 女の旅路」
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北川正枝「浪花のお吉」
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ブルー「ノスタルジックな」
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渡辺繁「女のわがまま」

【司会】
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小池史子
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ファンキー・コバ
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岩井都美子

※写真・記事の無断使用はお断りします。


演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:大阪、兵庫、京都、和歌山)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後4時放送、毎週火曜日~金曜日 午後4時再放送
兵庫養父市CATV 毎日午後6時放送、毎日午後5時30分再放送
J:COM仙台 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:仙台市泉区、宮城野区、若林区、富谷市、黒川郡、大川市)

[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/








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