真奈尚子（日本ビクター） 夢をテーマに全14曲を熱唱 ピアノ独奏でシャンソン風にオリジナル曲「小さな酒場」も披露

◆10回目の公演「Billboard Live Osaka 2016」をビルボード大阪で2016年１月28日に開いた真奈尚子は、今年は「夢」をテーマに選曲したステージを見せた。誰かの夢を応援したい－という真奈は自分の夢を「一生懸命に歌を歌うことです」と、デビュー27年目の意欲を見せていた。





オープニングの「夢で逢いましょう」は白のミニドレスでステージに現れた真奈。今まで応援してきた人たちへの感謝の気持ちを述べると共に、1989年のデビュー曲の「あなたのタンゴ」を披露。次に選んだのが、竹久夢二生誕120周年を記念して制作された松竹映画「およう」（2002年）の主題歌「離さないで」。

特別ゲストはコンチネンタルファミリーの３人。彼らとゴスペル曲「This Little Light of Mine」（私のこの小さな光）に挑戦して見せた。これはアイススケートの浅田真央がソチ五輪で選んだ曲。「小さな明かりがあれば、どんな苦難にも立ち向かっていける」という内容で、この日のテーマに合わせて選曲した１曲だった。





後半はエンジのロングドレスに替えてシャンソン風にオリジナル曲「小さな酒場」をピアノの独奏に合わせて歌ったほか、真奈が好きな曲の一つというさだまさし作詞・作曲の「夢見る人」などを披露した。
作曲家吉田正から松尾和子の再来と言われてマヒナスターズ33代目のヴォー カリストを務めたこともあり、松尾の「誰よりも君を愛す」は真奈得意のカバー曲で、この日はラストでボサノバ風にアレンジして歌い上げた。

客席には真奈を今まで応援してきたたくさんの人たちが顔を揃えたが、中には吉本興業の漫才師・オール巨人も姿を見せていた。


［真奈尚子　オフィシャルサイト］
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