藤原浩(キングレコード) 力みなく歌うことでファン層拡大、同世代が共感できる歌を歌いたい [インタビュー]
◆勝負曲として身を引き締めて発売に臨んだという新曲の「リラの花咲く港町」。
でも、歌には力みはない。
藤原は自らの歌を「ここ3年ほどで歌い方は変わってきた」と分析する。
「デビューして年数が経つと、上手に聴かせてやろうとか、アマチュアにないテクニックを出してみようなどと欲が出るものですが、逆に自然にさらっと歌うように心かげています」
気負わない歌を目指す藤原浩
その姿勢通りに新曲は、カラオケファンからも好評だ。
「歌は難し過ぎると敬遠される。その点、この楽曲は良かったと思う」
しかもさらっと歌って見せるのが、歌に親しみやすさを感じさせるようだ。
歌、とりわけ演歌は詞をはっきりと聴く人に伝えなければいけない。藤原も「言葉を伝えるのが演歌、日本の心を歌うことになる」と指摘する。
伝わらない歌は失格であろう。かと言って、押しつけては逆効果。しかも自己陶酔していては嫌味に聴こえてしまう。
そこを藤原は「気負わないで、普通に歌うことで歌のストーリーが伝わるはず」と考える。
それは彼がこのところ機会あるたびに歌っている「もう忘れました」でも感じられる。
この曲は2008年に他界した遠藤実(享年76歳)が、生前、藤原のために作詞作曲した楽曲だが、長く歌われずにお蔵入りしたままだった。
しかし09年6月にアルバム「真情~遠藤実トリビュート~」を発売したのをきっかけに収録した。ライブやコンサートでも繰り返し歌っている。4月のKOBE流行歌ライブでも披露して、会場から大きな拍手が送られていた。
この歌は、忘れたと口では言いながらも悲しみを捨てることが出来ずにいる―という内容である。聴くほどにいい歌であるように感じられるが、下手をすると暗い歌になってしまう。それを彼はかつてラジオ番組で「前向きな気持ちで、暗くならないように歌っている」と話していた。
そしてボクのインタビューに応えて「普通に歌うのが、この歌のポイントです」と話してくれた。
<普通に歌う>という、まさに彼の歌への持論が、この曲に現れているかのようだ。
◆新曲「リラの花咲く港町」は、今年1月6日に発売された。
作詞が水木れいじ、作曲は水森英夫、編曲が伊戸のりおである。カップリングは「雨音のバラード」で、作詞が円香乃である以外は、作曲、編曲ともに「リラの―」と同じメンバーだ。
彼の曲によるカラオケ大会&ライブはすでに恒例となっているが、今年は「リラの花咲く港町」と「雨音のバラード」がテーマ曲だ。
札幌と大阪、東京の3会場で開催する。約1000人もの応募があったという。
大阪大会は5月22日に大阪・梅田のam HALL(アムホール)で開かれ、30人がカラオケ大会に出場する。終了後に藤原のライブが予定されている。
関西では、このあと5月31日に大阪・枚方市のカラオケ喫茶・ランと大阪・泉南郡のカラオケスタジオ海岬、大阪・藤井寺市のカラオケ・シエルで、「リラの花咲く港町」のキャンペーンを行うことになっている。
◆今年50歳を迎える藤原に期待の声も多い。
「地元岡山での同窓会に出席すると、我々、とりわけサラリーマンが共感できる歌を」と求められるという。
その声に支えられるかのように、同年代に歌ってもらえる歌を歌っていきたいという。このところ相次いでいる5、60歳代の実力派歌手のメジャーデビューも、大きな励みになっている。
そんな彼だが「新曲を出すたびに、売れた、良かったなどと一喜一憂の繰り返しになってはいないか。歌がマンネリになっていないか」といった悩みがある。
壁を突き破れないで、もがいているいるようでもある。
その壁を乗り越えることで、ひとつステップアップできるような気がする。
[藤原浩公式ホームページ]
http://members2.jcom.home.ne.jp/hiroshi-fujiwara/
[hiroshi日記]
http://yaplog.jp/hiroshi-f/
でも、歌には力みはない。
藤原は自らの歌を「ここ3年ほどで歌い方は変わってきた」と分析する。
「デビューして年数が経つと、上手に聴かせてやろうとか、アマチュアにないテクニックを出してみようなどと欲が出るものですが、逆に自然にさらっと歌うように心かげています」
気負わない歌を目指す藤原浩
その姿勢通りに新曲は、カラオケファンからも好評だ。
「歌は難し過ぎると敬遠される。その点、この楽曲は良かったと思う」
しかもさらっと歌って見せるのが、歌に親しみやすさを感じさせるようだ。
歌、とりわけ演歌は詞をはっきりと聴く人に伝えなければいけない。藤原も「言葉を伝えるのが演歌、日本の心を歌うことになる」と指摘する。
伝わらない歌は失格であろう。かと言って、押しつけては逆効果。しかも自己陶酔していては嫌味に聴こえてしまう。
そこを藤原は「気負わないで、普通に歌うことで歌のストーリーが伝わるはず」と考える。
それは彼がこのところ機会あるたびに歌っている「もう忘れました」でも感じられる。
この曲は2008年に他界した遠藤実(享年76歳)が、生前、藤原のために作詞作曲した楽曲だが、長く歌われずにお蔵入りしたままだった。
しかし09年6月にアルバム「真情~遠藤実トリビュート~」を発売したのをきっかけに収録した。ライブやコンサートでも繰り返し歌っている。4月のKOBE流行歌ライブでも披露して、会場から大きな拍手が送られていた。
この歌は、忘れたと口では言いながらも悲しみを捨てることが出来ずにいる―という内容である。聴くほどにいい歌であるように感じられるが、下手をすると暗い歌になってしまう。それを彼はかつてラジオ番組で「前向きな気持ちで、暗くならないように歌っている」と話していた。
そしてボクのインタビューに応えて「普通に歌うのが、この歌のポイントです」と話してくれた。
<普通に歌う>という、まさに彼の歌への持論が、この曲に現れているかのようだ。
◆新曲「リラの花咲く港町」は、今年1月6日に発売された。
作詞が水木れいじ、作曲は水森英夫、編曲が伊戸のりおである。カップリングは「雨音のバラード」で、作詞が円香乃である以外は、作曲、編曲ともに「リラの―」と同じメンバーだ。
彼の曲によるカラオケ大会&ライブはすでに恒例となっているが、今年は「リラの花咲く港町」と「雨音のバラード」がテーマ曲だ。
札幌と大阪、東京の3会場で開催する。約1000人もの応募があったという。
大阪大会は5月22日に大阪・梅田のam HALL(アムホール)で開かれ、30人がカラオケ大会に出場する。終了後に藤原のライブが予定されている。
関西では、このあと5月31日に大阪・枚方市のカラオケ喫茶・ランと大阪・泉南郡のカラオケスタジオ海岬、大阪・藤井寺市のカラオケ・シエルで、「リラの花咲く港町」のキャンペーンを行うことになっている。
◆今年50歳を迎える藤原に期待の声も多い。
「地元岡山での同窓会に出席すると、我々、とりわけサラリーマンが共感できる歌を」と求められるという。
その声に支えられるかのように、同年代に歌ってもらえる歌を歌っていきたいという。このところ相次いでいる5、60歳代の実力派歌手のメジャーデビューも、大きな励みになっている。
そんな彼だが「新曲を出すたびに、売れた、良かったなどと一喜一憂の繰り返しになってはいないか。歌がマンネリになっていないか」といった悩みがある。
壁を突き破れないで、もがいているいるようでもある。
その壁を乗り越えることで、ひとつステップアップできるような気がする。
[藤原浩公式ホームページ]
http://members2.jcom.home.ne.jp/hiroshi-fujiwara/
[hiroshi日記]
http://yaplog.jp/hiroshi-f/
タグ:藤原浩
こんばんは^^
訪問&nice!
ありがとうございました☆
by shige (2010-05-09 21:49)
地元は岡山なのですね^
by pandan (2010-05-10 05:47)
新曲「リラの花咲く港町」は、ヒットしそうな題名ですね。
by matcha (2010-05-10 12:04)
藤原浩(キングレコード) 力みなく歌うことでファン層拡大、同世代が共感できる歌を歌いたい:Music news jp:So-netブログ
by cheap nba Jerseys (2013-05-04 10:31)