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第34回歌を歩く 近江商人の町を歩いた(1回) [イベント]

◆車窓に広がる湖東の田園風景を見ながら会話に夢中になっていた我々は、急に車内が賑やかになったことで、電車がJR近江八幡駅に到着したことに気付いた。話もそこそこに慌てて降りると、ホームはすでに電車から降りた人たちで驚くほどにあふれていた。

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写真・武佐駅で

 その姿などから多くが観光客であることはすぐに分かった。近江八幡の代表的な観光名所と言えば、時代劇などの舞台としても知られる八幡堀を巡るコースが有名である。
琵琶湖へ繋がる水路の八幡堀は、江戸時代には人・物や情報が行き交うインフラとして利用されていた。

 今回、我々「歌を歩く」のメンバーは、滋賀県近江八幡市のターミナル、JR近江八幡駅の隣にあるホームから出る近江鉄道に乗って、1駅先にある武佐(むさ)駅へ向かい、そこから歩いて旧中山道66番目の武佐宿の街並みを見て、さらに旧街道を8キロ余を歩いて五箇荘地区に残る近江商人屋敷など、東近江の里へと足を延ばすことであった。

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写真・武佐陣屋跡

 「歌を歩く」は2020年7月に始めた、歌の舞台を訪ね歩くウォーキング会である。今回で34回目になる。大阪からの4人と、京都から参加した1人の計5人が歩いた。


 東近江市五個荘地区に住むという歌手の山本慎也さんは、13年に旅情演歌「東近江の愛しい女(ひと)」をインディーズレーベルから出している。
これをインターネットで知った我々は、歌に登場する土地を訪ねることにしたものである。

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写真・カフェNクラフトの近江牛すじカレーセット
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写真・カフェNクラフト。コースで唯一のカフェ

 この歌は歌手活動30年を記念して発売した「びわ湖さすらい」のカップリング曲として収録されているもので、自身が作詞・作曲している。

 歌では初恋の女性と再会して、商人街道など東近江の名所や旧跡などを巡る。情緒豊かなロマンチックな楽曲である。(続く)
 
「東近江の愛しい女」
https://www.youtube.com/watch?v=OE2jMgEJvYw


#歌を歩く

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