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三代目コロムビア・ローズ(日本コロムビア) 関西初のライブコンサート 昭和歌謡曲を歌う [ライブ]

ローズ6.jpg三代目コロムビア・ローズが、2011年8月20日、大阪市大正区のアゼリア大正ホールで、関西初のアコーステックライブコンサートを開き、ギターの弾き語りによる最新曲の「いつかその気になったら」や昭和歌謡曲など、アンコール曲を含めて23曲を歌った。






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 このライブは当初は3月19日に予定されていたが、三代目コロムビア・ローズの実家が被災したほか、関係者の多くが被害を受けたなどして「しばらくは放心状態だった」(三代目コロムビア・ローズ)という東日本大震災の影響を避けて、開催が延期されていた。







 埼玉県や岐阜県、三重県など遠方から熱心なファンがたくさん駆け付けて開かれたライブは「ローズ、昭和歌謡を歌う」と題して、欧陽韮韮「雨の御堂筋」、テレサテン「つぐない」「時の流れに身をまかせ」、西田佐知子「コーヒールンバ」「アカシアの雨がやむとき」、平山みき「真夏の出来事」といった誰もが知る名曲を歌った。

 また、海原千里・万里の「大阪ラプソディー」、BOROの「大阪で生まれた女」といった、大阪を舞台にした昭和歌謡も歌って地元ファンへのサービスも忘れなかった。

 アコーステックライブということで、2年前から習っているというギターも、「いつかその気になったら」をはじめ4曲を弾き語りで披露した。
 またアンコール1曲目の美空ひばりの「真赤な太陽」では、人前で披露するのは2回目という中学時代からの夢だったドラム演奏も見事にこなして会場を沸かせた。

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 今年、デビュー7年目を迎えている三代目コロムビア・ローズは、19歳で作曲家の水森英夫に弟子入り。最初に初代コロムビアローズの「東京のバスガール」を歌うように言われた時、初めてその名前を知ったという若者である。

 その初代がデビューしてから50年以上たって三代目は、この日、昭和歌謡曲の1曲として「東京のバスガール」や、2006年のオリジナル曲で<はとバス バスガイド応援ソング>にもなった「夢のバスガール」を披露。
 二代目コロムビア・ローズの代表曲「智恵子抄」も聴かせてくれた。

 またオリジナル曲では「城下町ブルース」「倖せ夢さぐり」「いつかその気になったら」のほか、最新曲のカップリングで東京・門前仲道の古い居酒屋がたくさん建ち並び「時折事務所の社長と出かけます」(三代目コロムビア・ローズ)といった町 http://www.asahi-mullion.com/column/shinise/30730index.html を舞台にした「雨の辰巳新道」などを歌った。


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 歌い終わった三代目コロムビア・ローズは「大震災、その2日後の祖母の死、悲しい出来事がありましたが、落ち込んでいた私を支えてくれたのはファンのみなさんでした。震災の避難所で歌っていても、前を向いて進んでいかなければと教えられました。来年も再び大阪でライブをやりたいです。その時はもっと大きくなっています」と、語りかけていた。


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[三代目コロムビア・ローズ公式サイト]
http://www.mitsui-ag.com/rose/



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