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キム・ランヒ、新曲「望郷トラジ」発表ライブ デビュー30周年記念曲 [ライブ]

◆ホリデージャパンの歌手、キム・ランヒが歌手デビュー30周年を記念した新曲「望郷トラジ」を2023年4月19日に発売した。その前日には大阪・十三のライブハウス、246ライブハウスGAUB(ガブ)で新曲発表ライブを開いている。そのステージで彼女は「先の40周年に向けての第1歩となる作品で、代表曲になれば嬉しいです」と話していた。

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写真・30年の歌人生の集大成曲「望郷トラジ」を代表曲にと話すキム・ランヒ


 キム・ランヒは韓国・ソウルの出身。1991年7月に日本で歌手デビューしている。新曲の「望郷トラジ」(作詞・もず唱平、作曲・杉本眞人、編曲・佐藤和豊)が31枚目のシングル。彼女のデビュー30年を祝うと共に.自らの歌手人生を重ねたような歌詞は「私の日記を読んで書かれたようでもあります」(キム)というほど。

 詞を書いたもず唱平も「この歌はまさにキム・ランヒの『マイ・ウェイ』です」という。キム自身、母国を離れて日本でひとり歌ってきた中には人知れない心細さもあった。そんな経験を経ての30年の歌人生を、タイトルにある韓国で最も生活に溶け込んでいるという花のトラジ(桔梗)に重ねているのである。

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写真・キム・ランヒ

 ライブでこれを披露したキム。
 「レコーディングスタジオでも、どうしても涙が止まりませんでした。まるで母が亡くなった時のように悲しくて泣けてきたんです。最愛の人と離れて暮らす全ての人に通じる歌です」と、涙ぐむ姿も見られた。

 レコード会社ホリデージャパンの亜樹広俊社長も「素晴らしい作品を作ってもらいました。キム・ランヒ本人も気持ちの入った楽曲になったようです」と、今まで以上に高い評価するほどである。

 今回の新曲候補には5曲が用意されていた。その中から迷わずキムが選んだのが「望郷トラジ」であった。それと共にカップリング曲にはノリのいい「何ぼのもんや」(同)にした。ライブではそれも聴かせた。
 もずならではの浪花色いっぱいの〈大阪もの〉演歌で、今にも近所のおっちゃんが飛び出してきそうな作品は、彼女にピッタリの作品となった。

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写真・次の40周年への意欲も示した

 ライブのラストで再び「望郷トラジ」を歌ったキム・ランヒは「私の自叙伝のような歌です」と、改めて30周年の熱い想いを語っていた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[キム・ランヒ オフィシャルサイト]
https://kimranhi.com/
[キム・ランヒ ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/artist_ka5_kim.html








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