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成世昌平と木下結子が初の2マンライブ開く  ネットラジオ開局5周年記念イベント [ライブ]

◆関西の演歌・歌謡界を代表する実力派歌手の成世昌平(日本クラウン)と木下結子(ホリデージャパン)の2人は2023年5月20日、大阪市内のライブハウスでツーマンライブ「しょうへい ゆいこの いっぷくしませんか〜?」を開いた。いずれも在阪でありながら一緒にライブを行うのはこれが初めてといい、集まったそれぞれのファンも2人の歌の数々に満足気な表情を見せていた。

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写真・初のライブでデュエットも初めて


 ライブは毎週金曜日午後7時から同30分まで、大阪発のインターネットラジオ、レディオ・バルーン(大阪市北区天神西町6)で放送されている成世昌平と木下結子のトーク番組「しょうへい ゆいこの いっぷくしませんか〜?」から生まれたスペシャルライブ。

 2023年5月5日で開局5周年を迎えたことから、その記念イベントの一環で、番組で早くから告知していたこともあって「チケットは早くに完売」と前評判も上々であった。
 それぞれの歌のほか、2人のトークもあって「まるで2時間のラジオ放送を聴いているようだった」との声も。

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写真・ネットラジオを飛び出したライブに2人からは笑顔が絶えない

 オープニングは成世昌平がヒット曲「はぐれコキリコ」を歌うと、木下結子は前作の「泣いてもええやろ」を聴かせた。
 この日はテレビの歌謡番組などでもお馴染みの中尾唱さんのピアノ演奏で歌うコーナーもあるなど、ちょっとぜい沢なライブ演出。

 普段はあまり歌わない楽曲を聴かせたのも、このライブならではであった。民謡歌手でもある成世は自らの三味線で、最も得意とするという滋賀県の民謡「淡海節」なとを披露し、木下はオリジナル曲から作詞・髙畠じゅん子、作曲・花岡優平による「盛岡ロマンス」などを聴かせてコアなファンを喜ばせていた。

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写真・ピアノとクロマチックハーモニカの伴奏で歌う
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 中尾のピアノと南里沙さんのクロマチックハーモニカの演奏で、木下が「ノラ」尾崎豊のカバー曲「I Love You」を歌うと、成世は今までに1度も歌ったことがないという石川さゆりの「天城越え」と美輪明宏の「ヨイトマケの唄」を。
 さらに2人で美空ひばりの「愛燦燦」を歌い、どれもこの日のライブならではの豪華特典のような選曲であった。

 ラストはそれぞれがオリジナルの代表曲を歌うコーナー。
 木下は24歳でのらデビュー曲「放されて」を当時の思い出を交えながら歌い、メジャー復活第1作となった「ウヰスキー」そして自分の歌人生を老木に咲く桜の花に重ねた最新作「百滝桜」を聴かせた。

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写真・「百滝桜」は自らの歌手人生を重ねて歌う

 成世は青森県鶴田町にある津軽富士見湖に架かる日本一長い三連太鼓橋、鶴の舞橋を舞台にした「鶴の舞橋」、京都・伏見から大阪・天満橋までを往復していた三十石船をモチーフにした恋歌「三十石哀歌」を歌った。

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写真・自ら作曲した「雪折れ竹」

 さらには自身が子供の頃、広島・三次の田舎で耳にしていた雪の重さで竹が弾ける音からイメージして自ら作曲した最新曲「雪折れ竹」を歌い上げた。

 聴き応えたっぷりな約2時間のライブに会場いっぱいに詰めかけた人たちは、誰もが満足し切った様子で、2人は「このライブは2回3回と開いていきたい」と話していた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








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