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山田壽一、東大阪市文化創造館大ホールでリサイタル 新曲「風の盆哀歌」も披露 [イベント]

◆歌手山田壽一(ホリデージャパン)が2023年6月18日、東大阪市の文化創造館大ホールで、出逢いに感謝ーをテーマにチャリティーリサイタル&歌と踊りの発表会を開いた。90人近い人が出場した1部のカラオケ発表会に続いて、2部のリサイタルには葵かを里など5人のゲストが最新曲を歌い、山田は今年5月に発売した新曲「風の盆哀歌」など16曲を歌唱した。

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 山田壽一は2015年「風ごよみ / 愛しくて切なくて愛は遠すぎて」で、メロディーレコーズから歌手デビューしている。18年に出した第2弾シングル「日向恋しや / 哀愁別府/愛しくて切なくて愛は遠すぎて」からホリデージャパンに移っている。

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 「風の盆哀歌」は3枚目のシングルで、富山市八尾町を舞台に行われるおわら風の盆をイメージして山田が初めて作詞をした作品。たきのえいじが作曲し、編曲は杉本バッハである。
 カップリング曲の「男の恋唄」は山田が作詞・作曲の両方を手がけている。

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 これを披露した山田は、去年9月から新曲作りを進めていたなど、作品誕生の経緯などを話した。カップリング曲には自身の楽曲では初めて、観客による〈としちゃ〜ん〉の掛け声を入れている。

 この日は「風の盆哀歌」を作曲したたきのえいじから声のメッセージが届けられて、ステージで披露された。
 その中でたきのは「山田さんの艶と優しさがある声が、ふる里の匂いを感じさせる作品になりました。今年の話題作にしましょう」とコメントを寄せた。

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 虫の音会の人たちによる「越中おわら」の踊りもあって、新曲の哀しい恋物語を盛り上げていた。
 山田はまた、デビュー曲をはじめ得意の長編歌謡浪曲「俵星玄蕃〜元禄名槍譜〜」や民謡「松前謙良節」「甲州金山節」も聴かせた。

■ゲスト5人も熱唱

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葵かを里

 ゲストの葵かを里は来年デビュー20周年を迎えるが、それへ向けての弾みとなるような自信作として今年3月に出した「吉野千本桜」をはじめ、茶野香のペンネームで自ら作曲したカップリング曲「明日への虹」なども歌った。
 「表題曲の『吉野ー 』は踊りの名手であった静御前と義経をモデルにした歌って踊れる演歌ですが、明日ー は人生がバラ色になる応援歌です」
 とアピールしていた。

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Noby(ノビー)

 Noby(ノビー)は最新曲「ふるさと恋し」を披露するとともに、14年前のデビュー曲で代表曲でもある「母の鞄」などを歌った。
 母親への思い出やふる里を題材にした作品を数多く歌っている。涙を誘ったり、懐かしさなど聴く人の情に訴えかける歌で、カラオケでも良く歌われていという。

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岡田由美

 岡田由美は2代目京山幸枝若に師事して歌謡浪曲を学んだという実力派の演歌歌手。この日はデビュー40周年記念曲「夫婦椿」などを歌った。

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れいか

 れいかはこのところ連続して杉本眞人作品を歌い続けているが、今年1月リリースの新曲「OASAKAレイニーブルース」は第3作目で、カップリング曲の「東京ボレロ」とともに披露した。
 奈良県を拠点に活動している杉本ちずみは7月12日に発売する「真夜中の月~サイレンス~」を歌って、新曲の予約をアピールしていた。

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杉本ちずみ

 5人のゲストの歌唱をはさんで自身の歌を披露した山田は、成世昌平の代表曲「はぐれコキリコ」などを歌いながら、客席をラウンドしてファンとの懇親を深めていた。またアンコールに応えて「イヨマンテの夜」をカバー。
 ラストは出演者全員がステージに勢揃いして「三百六十五歩のマーチ」を歌って2023年のリサイタルの幕を閉じた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[山田壽一 ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/artist_yk.html








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