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化粧神社は若い女性たちでいっぱいだった 第33回歌を歩く [イベント]

◆私も美人の神さまにあやかりたいー。そんな願いを絵馬に託して奉納する若い女性たちのなんと多いことか。3連休の中日とあって、化粧神社の別名を持つ河合神社の境内は女性であふれていた。第33回目になる、歌の舞台を訪ねる「歌を歩く」は2024年2月24日、下鴨神社第1の摂社であるそこを訪ねた。残念ながらメンバーの女性たちはすでに美人揃いとあって、大半が欠席であった。

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写真・スタートは叡電出町柳駅
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写真・歩いて5分もすると目的地の化粧神社に


 原生林で覆われた糺の森は下鴨神社の境内に広がっている。その中に河合神社はある。そこは「方丈記」の著者、鴨長明の父親が禰宜を務めていたところでもあることで知られている。

 祭神は美人であったという玉依姫(神武天皇の母)とされている。美しくなりたい願望と、安産・育児・縁むすびなどを叶えてくれるという。

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写真・化粧神社付近図

 願いを託す絵馬は境内にある〈鏡絵馬お化粧室〉で、絵馬の顔を自分の顔に見立て、自分の化粧品か貸し出してもらえるクレヨン・色鉛筆で美しく化粧をする。
 それに願いを込めて飾り棚に立て掛けるのである。

 ここは歌手の田川寿美さん(日本コロムビア)が、2017年6月に32枚目のシングル「心化粧」をリリースしたのに伴い、ヒット祈願を行なった際に取材で訪ねたことがある。

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写真・若い女性に大人気

 この時、田川さんは新曲のヒットを願うと共に紅白復帰への意欲を示していました。惜しくも願いは叶いませんでしたが、その時の様子はしっかりと記憶に残り、今回の目的地として選んだのでした。

 参加したのは長老の岩城会長をはじめ9人。初参加は演歌ジャックスのレギュラー歌手の平井さん、ただ1人の女性は三上さんでした。
 叡電出町柳駅をスタート地点にしたので、目的地までは徒歩約5分。33回の歌を歩くの中でも最短距離でした。

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写真・境内には梅の花も

 仕事の縁がつながりますように、と手を合わせる人もいたり、神社で拝礼をした我々の願いは様々であった。
 ただ心だけには化粧をせずに素直な心で綺麗でいたいーと願ったのであった(知らんけど?)

■次は上賀茂神社へ

 化粧神社を後にして下鴨神社本殿へ向かうが、ここも観光客が多く早々に立ち去り、次なる目的地上賀茂神社を目指した。

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写真・上賀茂神社前で

 鴨川沿いの河川敷を真っ直ぐに北へ歩く。ベンチに腰掛けて弁当を食べる人たち。ウォーキングやジョギングで汗を流す人たちもいる。自転車で走り抜ける人も。それぞれが色んなスタイルで休日を楽しんでいる。
 川の流れが静かに過ぎる時間を刻んでいた。

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写真・鴨川に沿って北上する

 上賀茂神社への参拝前にまずは腹ごしらえである。神社近くの御薗橋を渡ってハイライト食堂へ行く。思い思いのものを注文するが、ボクはジャンボチキンカツ定食を頼んだ。
 50年近くも昔になるが、この近くに住んでいた。昼は大学の食堂で1食120円という最も安い定食かアパートで菓子パンを食べ、夜はアパート近くの鶏泉という定食屋で鳥泉定食で晩ごはんといった切り詰め生活であった。

第33回歌を歩く 2.jpgle="color:#666666;">写真・上賀茂神社境内を歩く
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写真・昼ごはんはココ

 同じような昔を懐かしむかのように、隣のテーブルに座った家族連れの男性がいた。
 伝わってくる話の内容から想像すると、学生時代にここで食事をしていたようで、その思い出を夫人と2人の子どもたちに伝えていた。

 食後、上賀茂神社へお参りして、地下鉄北大路駅まで歩き、大阪・西九条で恒例のご苦労さん会を開いた。
 この日は13.5キロ、2万872歩の歩行であった。

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写真・恒例のご苦労さん会

 次回は3月に開催する。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








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