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高橋樺子、UTADAMAレーベル第2弾「ウートートゥ」発売記念ライブ [ライブ]

◆作詞家もす唱平によって沖縄に新たに設立されたニューレーベル、UTADAMAミュージックに移籍した歌手高橋樺子が、2023年1月に出した「さっちゃんの聴診器」に次いで、4月26日にリリースした第2弾「ウートートゥ」(作詞・仲宗根健、作曲・矢島敏、編曲・周防泰臣)の発売記念ライブが、同26日、大阪市北区にあるライブハウス、CHAKRAで開かれた。


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写真・新曲「ウートートゥ」を歌う高橋樺子



 高橋樺子にとっては初の恋歌で「沖縄とヤマトンチューのハイブリッド歌謡です。大きな花を咲かせたい」と、意欲を見せていた。
 沖縄とヤマトのハイブリッドな音楽を模索するUTADAMAミュージックが、新しい歌謡曲として位置付ける「ウートートゥ」。このウートートゥとは、沖縄の人がお祈りをする時に手を合わせて唱える言葉である。
 「まんまんちゃん、みたいな言葉でしょうか」と高橋。

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写真・沖縄色がいっぱいつまったライブ

 これを歌う高橋は、2011年に東日本大震災の被災地へ向けての応援歌として作られた「がんばれ援歌」を歌って、徳間ジャパンコミュニケーションズからデビューしたもすの門下生である。

 島の周囲を海に囲まれた沖縄であるが、詞を書いた新人作詞家の仲宗根健は「これは沖縄の山をテーマにしています。沖縄女性の力強さを表現してみました」と話す。
 曲は前作「さっちゃんー」の曲を書いた矢島敏である。プロデュースしたもずは「沖縄らしい楽曲に仕上がった」と語っていた。

プロデュースをした作詞家もず唱平.jpg
写真・

 高橋は「今まで恋の歌は封印されていました。こういう歌も歌えるところを見てもらいたい」と笑った。

 ライブでは高橋の新曲披露のほか、沖縄からやって来たゲスト、照屋政雄が沖縄の方言を意味するウチナーぐち(口)で高橋と話を進めた。

 85歳という照屋は何度も「日本人になりたくて」と繰り返し、沖縄・八重山諸島の竹富島に伝わる古い民謡「安里屋ユンタ」(あさとやユンタ)を高橋の三線演奏に合わせて聴かせた。
 また照屋は、その味わいある声で「釜ヶ崎人情」も歌ってみせて、たくさんの拍手を受けていた。

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写真・高橋の三線で歌う照屋政雄(中央)

 この日、高橋は沖縄独自の着物である琉装でステージに臨むなど、沖縄色いっぱいの2時間余りのライブとなった。
 高橋はまた照屋ともに、「私たちのハートは伝わったと思います」と話し、UTADAMAミュージックでは今年4枚のシングルCDを発売する予定だと話した。

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写真・エンディングでは再度「ウートートゥ」も

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[高橋樺子 UTADAMAミュージック]
https://utadama-music.com/








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