神野美伽(キングレコード)、西川きよし劇団旗揚げ公演に特別出演 18日にはワンデーイベント「神野美伽スペシャルミニコンサート」 新歌舞伎座 [新歌舞伎座]
◆大阪・上本町の複合商業施設「YUFURA」に移転再開場した新歌舞伎座で、12月10日から行われているのが西川きよし劇団旗揚げ公演「おとうちゃんのコロッケ キッチン・ナカニシ三代目」。主役の西川の女房役として出演しているのが、キングレコードの神野美伽だ。芝居中心の公演ながら、12月18日は1日だけの特別公演として「神野美伽スペシャルミニコンサート」が開かれ、売れ行き好調な「あんたの大阪」など7曲を披露した。
公演は12月23日まで。
西川きよしと初共演の神野美伽
普段は、西川が1970年から2000年まで司会を務めた素人名人会の新歌舞伎座バージョンの「帰ってきた!素人名人会」と「おとうちゃんのコロッケ――」の2部構成だが、18日だけは3部までの特別公演。すべての幕が閉じたのは、午後8時半になっていた。
その第3部が神野美伽のスペシャルミニコンサート。1部では「日本の男」(作詞・荒木とよひさ、作曲・岡千秋)と「あんたの大阪」(作詞・荒木とよひさ、作曲・三木たかし)の2曲を、素人名人会のゲスト審査員として歌ったが、本格歌謡ステージは3部までお預け。
そのミニコンサートに振り袖姿で登場した神野。「クリスマスプレゼントのつもりで1曲でも多く聴いてもらいたい」と、まずは25年前の作品である「男船」(作詞・やしろ よう、作曲・市川昭介)を披露。
「今年もいろんなことがありましたが、12月になって素敵な出演者の方々と一緒にお芝居ができて幸せです」と神野。
次いで歌ったのがデビュー20周年記念曲の「浮雲ふたり」(作詞・荒木とよひさ、作曲・岡千秋)で、この後に。愛犬をあしらった柄の着物への早変わりを見せて、会場を沸かせた。
今度は神野が大好きだという3曲を披露。
最初の「無法松の一生」を歌い終わったところで、西川きよし、ヘレン夫妻からカサブランカの花束がプレゼントされた。西川は神野の着物を見て「秋田県か土佐犬ぐらいのこれに負けん着物を買うてやる」とヘレンに宣言して、会場は爆笑。
吉幾三の「酔歌ソーラン節バージョン」に次いで、美空ひばりの「真赤な太陽」は、舞台狭しと、激しく動き回って「みんなノッテマスカ? 来年もガンバリマスカ?」と、大声で客席にマイクを向けた。
絶好調な「あんたの大阪」を熱唱
最後は、この日2回目の披露とった新曲「あんたの大阪」。
神野は「新曲が調子いいのがうれしいです。きょうの終演者のみなさんも、携帯電話の着メロにダウンロードして応援してもらっています。来年はデビュー28年目を迎えますが、女の花を咲かせたい」と、涙を滲ませながらフルコーラスで歌いあげた。
◆神野は新歌舞伎座の芝居は、もう何度も経験を積んでいるが、今回のように歌謡ショーが特別デー1日だけというのは初めて。
「おとうちゃんのコロッケ キッチン・ナカニシ三代目」は、大阪万博開幕を間近に控えた大阪が舞台。三代続く洋食屋の主人(西川)と女房(神野)、それを取り巻く家族などによる泣き笑いの人情劇。
芝居では70年代の懐かしい歌謡曲が流れる中、神野は西川の女房役として、軽妙な演技をこなしていた。
神野は昨年、緒形拳の追悼公演として、全国9カ所で劇団若獅子公演の「王将」に出演したことがあるが、役者としての本格劇は初挑戦だった。
開幕前のインタビューでは神野は「大ベテランの淡路千景さんと共演できのは楽しみ」と話していた。全編にわたって義母役の淡路に仕える女房・中西花子役を堂々と演じ切っていた神野は、役者としても一歩前進したかのようでもあった。
この日、劇場には「あんたの大阪」のプロモーションビデオに出演した天神橋3丁目商店街振興組合の土居年樹理事長や、神野の「浪花の春」を作詞したもず唱平、そして神野の夫で作詞家の荒木とよひさなども顔を見せるなど、客席は1500人の観客で埋まっていた。
[おとうちゃんのコロッケ キッチン・ナカニシ三代目]
http://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/201012.html
[神野美伽 オフィシャルウェブサイト]
http://www.shinno-mika.com/
公演は12月23日まで。
西川きよしと初共演の神野美伽
普段は、西川が1970年から2000年まで司会を務めた素人名人会の新歌舞伎座バージョンの「帰ってきた!素人名人会」と「おとうちゃんのコロッケ――」の2部構成だが、18日だけは3部までの特別公演。すべての幕が閉じたのは、午後8時半になっていた。
その第3部が神野美伽のスペシャルミニコンサート。1部では「日本の男」(作詞・荒木とよひさ、作曲・岡千秋)と「あんたの大阪」(作詞・荒木とよひさ、作曲・三木たかし)の2曲を、素人名人会のゲスト審査員として歌ったが、本格歌謡ステージは3部までお預け。
熱唱につぐ熱唱の神野美伽
そのミニコンサートに振り袖姿で登場した神野。「クリスマスプレゼントのつもりで1曲でも多く聴いてもらいたい」と、まずは25年前の作品である「男船」(作詞・やしろ よう、作曲・市川昭介)を披露。
「今年もいろんなことがありましたが、12月になって素敵な出演者の方々と一緒にお芝居ができて幸せです」と神野。
次いで歌ったのがデビュー20周年記念曲の「浮雲ふたり」(作詞・荒木とよひさ、作曲・岡千秋)で、この後に。愛犬をあしらった柄の着物への早変わりを見せて、会場を沸かせた。
今度は神野が大好きだという3曲を披露。
最初の「無法松の一生」を歌い終わったところで、西川きよし、ヘレン夫妻からカサブランカの花束がプレゼントされた。西川は神野の着物を見て「秋田県か土佐犬ぐらいのこれに負けん着物を買うてやる」とヘレンに宣言して、会場は爆笑。
美伽ちゃんに負けん着物を買うで~と西川
吉幾三の「酔歌ソーラン節バージョン」に次いで、美空ひばりの「真赤な太陽」は、舞台狭しと、激しく動き回って「みんなノッテマスカ? 来年もガンバリマスカ?」と、大声で客席にマイクを向けた。
絶好調な「あんたの大阪」を熱唱
最後は、この日2回目の披露とった新曲「あんたの大阪」。
神野は「新曲が調子いいのがうれしいです。きょうの終演者のみなさんも、携帯電話の着メロにダウンロードして応援してもらっています。来年はデビュー28年目を迎えますが、女の花を咲かせたい」と、涙を滲ませながらフルコーラスで歌いあげた。
◆神野は新歌舞伎座の芝居は、もう何度も経験を積んでいるが、今回のように歌謡ショーが特別デー1日だけというのは初めて。
「おとうちゃんのコロッケ キッチン・ナカニシ三代目」は、大阪万博開幕を間近に控えた大阪が舞台。三代続く洋食屋の主人(西川)と女房(神野)、それを取り巻く家族などによる泣き笑いの人情劇。
芝居では70年代の懐かしい歌謡曲が流れる中、神野は西川の女房役として、軽妙な演技をこなしていた。
役者として本格デビューとなった「おとうちゃんのコロッケ キッチン・ナカニシ三代目」
神野は昨年、緒形拳の追悼公演として、全国9カ所で劇団若獅子公演の「王将」に出演したことがあるが、役者としての本格劇は初挑戦だった。
開幕前のインタビューでは神野は「大ベテランの淡路千景さんと共演できのは楽しみ」と話していた。全編にわたって義母役の淡路に仕える女房・中西花子役を堂々と演じ切っていた神野は、役者としても一歩前進したかのようでもあった。
この日、劇場には「あんたの大阪」のプロモーションビデオに出演した天神橋3丁目商店街振興組合の土居年樹理事長や、神野の「浪花の春」を作詞したもず唱平、そして神野の夫で作詞家の荒木とよひさなども顔を見せるなど、客席は1500人の観客で埋まっていた。
[おとうちゃんのコロッケ キッチン・ナカニシ三代目]
http://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/201012.html
[神野美伽 オフィシャルウェブサイト]
http://www.shinno-mika.com/