SSブログ

池田輝郎(キングレコード)、聴けばきくほどにいい歌です―新曲「北の夜風」 関西からヒットへ [インタビュー]

◆池田輝郎のデビュー第3弾の新曲「北の夜風」を初めて聴いて、前作の「雨の夜汽車」とはイメージが全く違うのに驚いた。リズミカルでアップテンポな曲調の前作は、心地よく耳に入ってきたし、歌いやすいと多くのカラオケファンが飛びついたという。しかし今度はテンポも遅く、すべてが違う。まるでデビュー曲に戻ったような曲調である。

池田輝郎.jpg

 「デビュー曲をバージョンアップしたような曲ですから、前作とはリズムも全然違っています」という彼自身も、最初は「重たい楽曲」と、当初は戸惑いも抱いていたようだ。

 ところが、自らが主宰するカラオケ教室などでファンが、この歌を何度も歌っているのを聴くうちに、「いい歌だ。売れるかもしれない」と、逆に気づかされたというのだ。
 「とくに歌いどころ聴きどころである3行目の<惚れていたんだ 嘘じゃない>と、5行目の<―もういちど>は、云わばさびの部分で、とくに気持ちよく歌える」

 作曲した水森英夫は当初から、これを「勝負曲だ」と位置付けていた。そのためか、レッスンやレコーディングにも、自然と力が入ったようだ。
 <なんで捨てたと 責めるよに 夜風が冷たく この身をたたく>
 これは歌い出しの2行である。
 レコーディングでは「違う!」と、何度も歌い直しを命じられている。

 デビュー以来、池田の歌は一貫して、女性を恋慕い続ける男の純情をテーマにしている。
 どちらかと言えば熟年男性向きの「大人のための歌」である。今回もそうだが、「女性もたくさん歌ってくれている」などと、ここでも今までとは違う様子を見せている。

◆池田は昨年、水森の勧めで芸名を輝男から「輝郎」に変えた。新曲のレコーディングの直前のことだった。
 もともと池田は若い時期にも名前が悪いと言われたことがあったが、その頃は気にも留めなかった。だがヒットを狙う今回は「改名によって、どんどん運勢が上がっていくようになる」と言われては、決心せざるを得なかった。

 改名して良い点は?
 「直後にNHK歌謡コンサートに出場したし、サインがしやすくなったのは大きい」
 それを上回るのは、「売れる」予感を感じさせる楽曲を、所属するキングレコードが、是非とも関西から火をつけたいと、バックアップ体制を強めていることだろう。
 とりわけ関西では、「ぜひ関西からヒットにつなげていきたい」と、宣伝部スタッフ全員が力こぶを入れることは、池田にとって強力な援護だ。
 2月17日には大阪流行歌ライブに出演した。翌18日にはKOBE流行歌ライブに出演し、引き続いて大阪・十三の恵比須堂での店頭ライブでも新曲を披露することになっている。

 明日(2月18日)、池田は57歳の誕生日を迎える。4月からはデビュー4年目に入る。
 当初はステージに上がっても緊張して客の顔をみることも出来なかったという。先輩歌手を楽屋に訪ねて「54歳でデビューした池田です」とあいさつすると、「今からですか?」と驚かれ、大変な歌手稼業を暗示させられたというエピソードもある。
 でも50歳を過ぎて歩み始めた歌手の道に「こうした仕事ができたことに感謝しています」と、デビュー4年目に向けて目を輝かせている。

◆3月9日には青森市から生中継されるNHK歌謡コンサートに出演する。
 さらに4月には大阪城ホール・コンベンションホールをはじめ福岡、名古屋、東京の全国4会場で予定されている「池田輝郎<北の夜風>カラオケレッスン会」を催す。池田のミニ歌謡ショーと水森英夫によるレッスン、懇親会を盛り込んでいる。



[池田輝男オフィシャルサイト]
http://www.mitsui-ag.com/teruo/
[イケてるブログ]
http://blog.oricon.co.jp/iketeru-blog
[池田輝郎 輝け輝ちゃんイケてる後援会サイト]
http://ikedateruo.com/



nice!(12)  コメント(1) 
共通テーマ:音楽

nice! 12

コメント 1

田中 秀享

私は66歳の爺さんですが、北の夜風が大好きで、健康ランドで
歌っています、高い声ですので、余り歌う人がいないのか、誰の歌なんて
聞く人が出ていますキーの幅が有るのは気持ちが良いですね
年内には完全なものにして、健康ランドのカラオケ大会に出るつもりです
普段はランドで皆の前で歌っています。
by 田中 秀享 (2010-08-15 17:25) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。