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川口哲也(ホリデージャパン)、新曲「男泣き」 臭うような演歌 年配男性ファンの心をつかむ [インタビュー]

川口哲也1.jpg◆新曲「男泣き」(作詞・百音、作曲・森川龍、編曲・牧野三朗)は、男の哀愁を感じさせる歌だと、57歳の川口哲也 = 写真・左 = は実感を込めていう。今までのオリジナル曲の中でも思い入れは一際強いようだ。カラオケ喫茶店でのキャンペーンなどでは、着実に男性ファンの心をとらえつつある。

 「前作の<心はおまえに置いて行く>の延長線上にあるような楽曲で、味をより濃くしています。こぶしもしっかりと入っています」
 歌をアピールする言葉にも力が入る。


 その<味>とは、何なのだろう。
 川口は「表現をオーバー気味にするなど、臭うように歌った。そこが一番苦労したところです」と、説明してくれた。

 「♪俺の命の 半分に~」で始まる歌い出しの部分が<さび>だという。
 最後に「♪あぁ男泣き~」で盛り上げている。
 今までと違った曲作りに戸惑いもあったが、レコーディングでは3回でOKが出た。

 CDは6月23日に発売された。
 以来、カラオケ喫茶店などでのキャンペーンをきめ細かくこなすなど、足で稼いで歌を覚えてもらうためのPRに懸命だ。
 キャンペーンで出会うファンは、前作の時には8割方が女性客だったというが、今は逆転してしまっている。川口が言うように、年配男性の共感をつかんだのだろうか。

川口哲也3.jpg もともと川口のファンは5、60代以上の人たちが多い。
 しかも今回は男性中心だ。そうした人たちの多くは、3番の歌詞にある「♪~愛しいお前と 肩寄せて~」に、とくに共感するところが強い。
 「聴いている人の中には涙を浮かべている人もいる」

 曲への思い入れは前作以上だが、それだけにプレッシャーも大きいという。
 自然と、1枚でも多くのCDを売らなくては―といった思いも強くなる。
 イベントでは、空いた時間を利用して客席を回って「歌が心に響いたらCDを買ってください」と頭を下げて新曲をPRする。
 これには心を打たれる客も少なくないようで、即売会などでの成果につながっている。

◆1980(昭和55)年に旧東芝EMIから「話してごらん」でデビューして、今年で31年になる。現在のホリデージャパンには2007(平成19)年に移籍して、新曲で3枚目のシングルになる。

 昨年、30周年を記念してホリデージャパンの亜樹広俊社長から花束を受け取り「アルバムを作ったら」と声をかけられたという。
 川口は「夢のようでした。1曲でも2曲でも自分で作ったオリジナル曲を入れてみたい」と、アルバムの構想を考えている。

 10月31日には、大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪で開かれる「ホリデージャパン スペシャルディナーショー」に出演する。ほかに小室あすか、しいの乙吉、スペシャルゲストとして加門亮も出演するという。

 関西の本格演歌歌手の座を射止めるのが目標だという。



[ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/menu/release100.htm




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瓶太郎

こんばんは♪
by 瓶太郎 (2010-10-15 23:27) 

pandan

長く活躍されてる方なのですね。
by pandan (2010-10-16 06:56) 

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