SSブログ

福島区わがまちの音楽祭(大阪) テノール歌手畑儀文「日々草」などを歌唱 はじめにきよしものこぎり演奏を披露 [コンサート]

畑.jpg◆街づくりの一環として毎年開催されている福島区わがまちの音楽祭が、今年(2010年)も11月21日に、大阪市福島区の区民センターで開かれた。地元のアマチュア合唱団や中学生の吹奏楽部のほか、プロからはテノール歌手の畑儀文、アコースティックデュオのはじめにきよしが出演した。

 今年で14回目。毎回、アマチュアの音楽愛好家とプロの歌手などが楽器の演奏や歌唱を披露している。


写真右・畑儀文 ➔ 




 1部は地元のアマチュアが出演した。
 まず、定期的に同区民センターで練習を重ねて大阪府音楽祭などに出演している福島区民合唱団(65人)が、混成四部合唱を披露。
 「スタジオジブリ名曲集」から「さんぽ~となりのトトロ」「君をのせて(天空の城ラピュタ)」「もののけ姫」「崖の上のポニョ」の4曲を歌った。

 続いて下福島中学校吹奏楽部の1年生と2年生によって「ハリウッド万歳」「あゝ人生に涙あり(水戸黄門のテーマ)」「愛燦燦」の3曲が演奏された。

オープニング.jpg
オープニングの混成合唱
下福島中学.jpg
下福島中学校吹奏楽部の演奏

 2部はプロが出演。
 まず畑儀文が透明感あふれる声で「小さい秋見つけた」「旅愁」「里の秋」の童謡3曲を歌った。また「サっちゃん」「犬のおまわりさん」も披露。この2曲の続編のような「サっちゃんの家」といった曲も聴かせてくれた。

 畑は2000年8月にアルバム「日本のうた」を日本コロムビアから発売している。アルバムには「見上げてごらん夜の星を」「からたちの花」「北上夜曲」「琵琶湖周航の歌」「雪の降る町を」「知床旅情」など16曲が録されている。

 この日はアルバムの中から「日々草」(歌詞・星野富弘、作曲・加羽沢美濃)を歌った。「5年前からNHK紅白歌合戦への出場の声がかかれば、この歌を歌うことに決めている」という畑が大切にする楽曲だ。人生を勇気づけてくれる内容の歌詞が畑の歌声によってさらに増幅されていた。

 NHK歌謡コンサートには出演した物の、残念ながら紅白歌合戦からの声はまだかかっていないという。

はじめにきよし.jpg
子どもたちにも人気の高いはじめにきよし


 NHK教育テレビなど数多くの番組テーマソングを手掛けているはじめにきよしは、ハーモニカとピアノ、ギター、のこぎりを駆使した演奏を披露した。彼らは、何気ない風景や日常のひとコマをスケッチするような曲を作り続けている。
 この日は「ポットでお茶を」「元気ッズのテーマ」「Shadow」「故郷」「満点の星を見上げながら」などを演奏した。

 また畑の歌に合わせたコラボレーション演奏では「アニーローリー」「ロンドンデリー」も聴かせた。





nice!(35)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 35

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。