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北島三郎(日本クラウン) 芸道50周年を記念して「清水の暴れん坊」特別公演 ヒットパレードも 大阪・新歌舞伎座で11月28日まで [コンサート]

◆今年、デビュー50周年を迎えている北島三郎が、大阪・上六の新歌舞伎座で「北島三郎芸道50周年新歌舞伎座特別公演」を開いている。恒例の1ヵ月公演で1部は、北島が清水の次郎長と森の石松の二役を演じる「清水の暴れん坊」、2部では北島が50年の軌跡を歌う「北島三郎 魂(こころ)の唄を・・・」を披露し、いつも通りの迫力あるステージを見せている。11月28日まで。


 北島が毎回、公演で心がけているのは観客といっしょになった手作りステージだ。
 すべてをコンパクトに演出し、テンポの早い芝居にしている。森の石松と船客の会話が有名「三十石船」の場面では、舞台を次郎長の家に置き換えるなど北島ならではの演出が見られる。
 劇中に織り交ぜられている浪曲も北島本人がのどを披露している。

 森の石松と次郎長の二役を演じる北島だが「次郎長は自分の歳のまま演じられたが、石松は思ったよりも可愛く出来あがった」と話していた。

 1時間40分のヒットパレードでは新曲の「さだめ道」のほか「風雪ながれ旅」「函館の女」「北の漁場」「まつり」など29曲を歌った。末娘の水町レイコの朗読に合わせて北島が歌うといった初めて試みを見せて、好評を博していた。
 「500曲近い歌を歌っていると選ぶのが大変でした」と北島。


 最後はやはり「まつり」。1階客席の頭上にまで延びた龍の頭に乗って歌い、フィナーレは出演者など132人が舞台に勢ぞろい。
 ねぶた祭りの「ラッセラー、ラッセラー」の掛け声とともに、ステージいっぱいに全員が踊りはねた。
 共演した山本陽子は「このパワーをいつまでも大事にしたい」、大村崑は「劇中で北島さんが演じる次郎長から袢纏をかけてもらうシーンでは涙がにじんきた」と感想を話していた。


 2011年11月9日の公演終了後、北島はマスコミやCDショップ関係者などと開いた懇親会の席に出席し「大阪公演はこれが最後」であることを明らかにしたが、「75歳になったが、歳を取ったとは思っていません。あと10年くらいはやりたい」と元気な姿をアピールした。
 1ヵ月間の座長公演は68(昭和43)年からで、その舞台数はすでに4000回を超えているという。



[北島三郎]
http://www.kitajima-music.co.jp/sabu/index.html


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