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服部浩子(EMIミュージックジャパン)  最新曲「明日花」  東北への震災慰問がきっかけで生まれた希望の演歌  すべての人にエールを送る幸せ演歌 [インタビュー]

服部浩子.jpg服部浩子が3月14日に発売した「明日花」。タイトルの通り、明日へ向けて咲く希望の花を歌っている。希望に託す思いが歌う人の支持を集めているのか、発売直後のチャート誌の演歌歌謡ランキングでは1位を獲得したなど、売れ行きは順調だという。






明日花.jpg






 今まで2位というのはたくさんあったが、1位というのは初めてだったという。それだけにうれしかったようだ。しかもこの楽曲は、今までとは違って、思い入れが少し強かった。


 「明日花は聴いていても、歌っていても前向きに歩いて行けそうな作品です」
 服部がそのようにいうには、理由がある。
 東日本大震災の被災地で出会った女性にエールを送りたい、という思いを込めて作られた楽曲だからだ。

 鳴子温泉に避難していた南三陸町の人たちを、昨年、歌の慰問で訪れた時だった。そこで出会った女性は、震災で娘と孫を亡くして、明日からどのように生きて行っていいのか分からなくなっていたという。
 しかし、歌の慰問をしたその時、女性は「悲しみを胸にしまったら、けじめがついた」と、話しかけたという。

 恐らく同じような思いをしている人たちはたくさんいるんだろう。同じ子どもを持つ母親として、鳴子であった女性の気持ちがよくわかったという。
 東京へ帰ってから服部はレコード会社のディレクターに、その体験話をした。

 それをきっかけに「明日花」は誕生した。
 明日はあなたの花を咲かせてください、という前向きに生きることを呼びかける内容になっていた。
 「二番に、♪ 背伸びしないで この身の丈に似合うしあわせ あればいい~ という詞があります。すごく心に残った箇所です」

 名前も聞かなかったその女性は、今、どこにいるのかはわからない。しかし「この歌をどこかで聴いていてくれることを祈っています」と服部は心に願う。



 カップリングは「桜筏(はないかだ)」だ。両方がメイン曲のつもりで力を入れているという。
 花筏をタイトルに用いたものは、彼女の楽曲以外にもいくつかあるそうだ。違いは「桜筏と書いて、はないかだ、と読ませる」ところだ。

 花筏は、季節の草花が川の水面に集まって、筏のように流れて行く様をいう。
 「桜の筏を見つけるととても縁起がいい。今年一年幸せにくらせますように…などとお願いをする方も多い」と服部。

 2曲ともに、幸せを運んでくれる演歌として期待されており、服部自身も「明日花を咲かせたい」と張り切っている。


[服部浩子 オフィシャルサイト]
http://www.hattori-hiroko.com/
[服部浩子 EMIミュージックジャパン]
http://www.emimusic.jp/artist/hattori/


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