青木美香子（エイフォース・エンタテイメント） メジャーデビュー曲「優しい風」、聴く人たちの心を癒したい

◆歌を聴いてもらった人たちに優しい気持ちと感動を届けられる歌手になりたい ― 。
2013年３月に「優しい風」を出した青木美香子は、幼稚園の教諭などを経て歌手デビューして５年目の今年、今までにも増して「心を癒せる歌」を目指して歌う。














　失敗や絶望しても、苦しみ悲しみに打ちひしがれていても、そっと肌をなでる風が運んでくる優しい香りが心を慰めてくれる。「優しい風」（作詞・夕凪みか、作曲・小田純平、編曲・ヤタベタダシ）は、文字通りそんな優しい気持ちにさせてくれる楽曲である。

　青木は10年２月にインディーズで「ありがとう ～おかあさん～ 」を出して歌手デビューしている。母のひとりで彼女を育ててくれた母への感謝の気持ちを歌ったものだが、優しい性格を映したかのような優しい声は、すでにデビュー当時からの持ち味だろう。

　デビュー前には毎日放送の人気番組だった「素人名人会」で名人賞をとるなど、歌の道を目指していろんなコンテストにも挑戦していた。それに反対したのは彼女を育てた母親だった。一端は諦めて幼稚園で勤めたのは、彼女の優しさの現れだろう。
　それでも好きな歌は忘れられず、オーディション番組に出演したのかプロデビューのきっかけとなった。

　２年間勤めた幼稚園は辞めてたものの、歌手業だけでは食べられず大阪市内の薬店チェーンでアルバイトしながら歌う活動を始めた。その時の経験を生かして、今は自ら薬店も経営するほど。そうしたバイタリティーはアマチュア時代からのもの。
　４年前に大阪市内で開いたデビュー曲発表ソロコンサートでは300人を集め、一昨年と昨年を続いて大阪・心斎橋で開いたコンサートでも300人近い観客で会場を埋め尽くしたほどだ。

　小田純平との出会いがメジャーデビュー「優しい風」を歌うことにつながった。今は「さらに歌を磨いて人々に感動してもらえるような歌手になりたい」と、話しており。４月からはコミュニティーＦＭ曲で番組をスタートさせるという。

昨年12月に収録したものです。

［青木美香子　オフィシャルサイト］
http://aokimikako.com/

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