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山口ひろみ(テイチクエンタテインメント) 大阪でも初のバーステーライブ 新曲「女の残り火」を披露 恩師や同級生も熱い声援 [コンサート]

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◆40歳を迎えた山口ひろみが、2015年6月26日、大阪・心斎橋の大丸心斎橋劇場で新曲「女の残り火」を発表する初めてのバースデーライブを開いた。昼夜2部制で小学校から大学までの恩師や同級生など計約500人の観客が新曲発売と誕生日を祝った。


 お帰り~、日本一~!の掛け声に迎えられて、5月20日に発売したばかりの新曲「女の残り火」でオープニング。東京や長野、山陰など遠くからもファンが駆け付け、山口を迎えた。
 「ふる里でのコンサート、うれしくて仕方ありません」と、青色の振袖姿で現れた彼女の表情も感激を隠せない様子だった。

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 前半は新曲とカップリングの「霧の港町」のほか「知床番屋」「女の夜雨」「その名はこゆき」などオリジナル曲を歌った。奈良県の柳生の里から応援にやって来た柳生社中の18人の女性による手踊り柳生音頭が披露され、山口はその歌を聴かせた。

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柳生社中による柳生音頭

 山口は1975(昭和50)年6月2日生まれ。大阪・天下茶屋で生まれた。母子家庭で育ったこともあり、公務員を目指して大学進学も果たしたが、歌手を目指して北島三郎の内弟子に入った。6年間の下積みを経てようやく02年にデビューするが、母は彼女のその姿を見ることもなく17年前に43歳で亡くなっている。

 「あんたという宝物ができて幸せや」と言っていた母が、いつも彼女のために歌っていたのが「悲しき子守唄」だった。映画「愛染かつら」の中で主人公高石かつ枝が歌ったのが、この歌だった。この日は母の想い出を語った後半で、山口のボイストレーナーである加藤修子さんピアノ伴奏で歌った。

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加藤修子さんのピアノ伴奏で歌う山口ひろみ

 カバー曲を中心とした後半は加藤さんのピアノ伴奏で歌うというアコースティックな演出を試みた。衣装も着物から紫陽花色のドレスに着替えての歌唱。6月24日が美空ひばりの命日だったことにちなんで「みだれ髪」を歌ったほか、宝塚出身の越路吹雪の「ろくでなし」、そして師匠北島三郎から指名されたという「兄弟仁義」など、さまざまなジャンルの歌にも挑戦してみせた。

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 画家山下清を主人公にしたテレビドラマ「裸の大将放浪記」の主題歌「野に咲く花のように」(ダ・カーポ)を、これを歌うために覚えたという手話ダンスを交えながら歌った。また前奏には自らたて笛を吹くといった演出も盛り込んだ。
 ミュージカル「ミス・サイゴン」から「命をあげよう」を、靴を脱いで素足のままの身長147センチの山口に戻って歌うというハプニングも。

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バースデーケーキのプレゼントに大喜びの山口


 ラストはアンコールに応えて、再び「女の残り火」を歌った。ライブを終えて山口は「たくさんの人たちに支えられてここまで来られました。これから15周年に向けて誠実に一歩一歩歩いて行きます」と話した。


[山口ひろみ オフィシャルサイト]
http://www.kitajima-music.co.jp/hiromi/
[山口ひろみ テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/yamaguchi/




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