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「昭和歌謡を歌う 道頓堀SUPER歌謡劇場」 大西ユカリが迫力の歌声を披露  来年1月には「お出かけライブ」も予定 [ライブ]

◆大阪を歌謡曲の聖地にしようと昨年12月から始まった「昭和歌謡を歌う 道頓堀SUPER歌謡劇場」が、2015年11月17日、大阪・道頓堀のライブハウス・ZAZAで開かれた。この日1年目を終えて、ライブをプロデュースしている作詞・作曲家の中村泰士は「このライブが永遠に続き、歌謡曲を大阪で復活させて歌謡曲聖地にしたい。来年は道頓堀を飛び出して、お出かけライブもやりますよ」と意欲を見せた。ライブでは叶麗子、林よしこのレギューのほか大西ユカリ、立花淳一、塩乃華織が出演し新曲などを披露。吉本興業の川上じゅんもゲスト出演し、得意の人形を使わない腹話術で観客を笑わせていた。

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大西ユカリ

 かつて大阪では全国へ発信される演歌・歌謡曲が元気に歌われ、演歌は大阪から-などとも言われたほど。今では夢物語のようだが、中村泰士は常々「大阪を歌謡曲の聖地に」と提唱し続けている。
 それを形にしたのが、毎月1回開催する「道頓堀SUPER歌謡劇場」である。25年間歌い続けてきた舞台、通天閣歌謡劇場を失い、引退まで考えたという通天閣の歌姫・叶麗子の復活の舞台となるとともに、在阪歌手を中心とした人たちによる昭和歌謡を歌い継ぐ場所として定着しつつある。

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ホワイトボードを使った腹話術で笑わせる川上じゅん

 昭和歌謡曲が正確に歌い継がれるとともに、新しい歌謡曲が大阪から誕生することを願う中村は、17日、ステージ立って「このライブでは観客の期待を裏切らないように、出演者に歌を丁寧に歌ってもらうことを一番にお願いしている」と話した。
 さらに「大阪を歌謡曲の聖地にするために、来年1月からはおでかけライブも実施していく」という。

 ライブハウス・ZAZAを飛び出すおでかけライブ「おでかけ道頓堀SUPER歌謡劇場」は、16年1月7日に大阪・難波千日前のイエスシアターで開く。中村のほか叶麗子、BORO、大西ユカリ、浅田あつこ、おおい大輔が出演する。しかも入場料は4800円だが、大阪府が1920円を助成するので実質2880円。しかも1ヶ月間有効の千房お好み焼き券も付いているサービスぶり。

■叶は25周年記念の新曲も

 この日の特別ゲスト大西ユカリは「恋の十字路」(欧陽菲菲)「北国行きで」 (朱里エイコ)
「喝采」(ちあきなおみ)のカバーとオリジナル曲「肉と肉」を歌い、大阪人らしくまるでお笑い芸人のような笑も盛り込んでのステージは迫力ある声とともに、大きな拍手が送られていた。

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立花淳一

 立花淳一はヒット曲「ホテル」のほか、「お岩木山」(三山ひろし)「夜空」(五木ひろし)のカバーも。塩乃華織は11月4日に発売されたばかりの新曲「イエスタディにつつまれて」のほか「他人の関係」(金井克子)「長崎の夜はむらさき」(瀬川瑛子)をそれぞれ歌った。

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林よしこ

 1回目からのレギュラー出演する林よしこは、自らが経営するカラオケ喫茶と同じ名前の最新曲「ほっこり酒場」のほか、「ジョニーへの伝言」(高橋真梨子・ペドロ&カプリシャス) 「雨の御堂筋」(欧陽菲菲)をカバー。

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叶麗子

 メインの叶麗子「さだめ」「あなたが星になった日」「夫婦道」のオリジナルを披露するとと共に。小林旭の「昔の名前で出ています」をカバーした。彼女はまた来秋、デビュー25周年を記念したコンサートを奈良県桜井市で開くほか、シングル「麗子一代」を出すことも発表した。


 次回は12月15日、道頓堀ZAZAでベティー、Mr.マサヒロ(吉本興業)もりやすバンバンヒガロ(同)おおい大輔、林よしこ、叶麗子が出演する。



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