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清水博正(テイチクエンタテインメント)  大人気の「小樽絶唱」 オリジナル曲では初の北海道演歌  来年のデビュー10周年に手応え [インタビュー]

清水博正2.jpg◆現役の高校生だった清水博正が学生服姿で「雨恋々」を歌ってデビューしたのは2008年だった。それから8年、お洒落なスーツ姿に変わった清水は4曲目のご当地演歌「小樽絶唱」を2016年4月に出した。物悲しい汽笛の音が聞こえてきそうな演歌。女性の心情を表現しており、発売直後の小樽市内でのキャンペーンでは「地元の歌を歌ってくれてありがとう」と大きな声援を受けた。来年のデビュー10周年に向けての手応えも十分のようだ。


清水博正・小樽絶唱.jpg










 「小樽絶唱」を発売してすぐに清水は歌の舞台となった小樽へ飛んだ。「石北峠」(2012年)に次ぐ北海道のご当地演歌とあって、地元ファンも期待を膨らませて待ち構えていた。会場の小樽港近くにあるアウトレットモールで歌った新曲「小樽絶唱」に涙を流して喜んだ人もいたほどだった。
 小樽と言えば連想するのは石原裕次郎であるが「小樽絶唱」を歌う清水は、今は裕次郎以上なのかもしれない。

 新曲はワルツ調である。清水はかねてから同じワルツ調であるディック・ミネの「人生の並木路」やキム・ヨンジャの「暗夜行路」のような曲調の歌を歌いたいと願ってきた。ようやくメイン曲では初めて「小樽絶唱」で叶った。
ところがこの楽曲は「音域が広くて一見すると歌いにくい」(清水)という。カラオケ愛好家が敬遠してしまうかもしれない。ところが「歌い続けてコツをつかむと自分の歌にできます。いい歌ですよ」とも。

 とくに3行目の ♪ あなた恋しい ~ の「い」からは、それまで表の声を裏声へ返すところで「ここさえ気を付けると、あとは歌いやすいし、むしろ歌って気持ちいい歌で、醍醐味を感じてきます」と清水。ゆったりと流れるワルツのリズムは彼にとっては「むしろ速いリズムよりもノリが良くて歌い甲斐を感じます」とも。

清水博正1.jpg

 今年7月10日には札幌・道新ホールで「清水博正コンサート 2016」を予定している。札幌では去年に次ぐ2回目のコンサートである。今年は昼夜2回公演で、去年同様に会場は満員のファンで埋まるものと期待されている。
 それに先立って5月12日には兵庫県尼崎市内のショッピングモールで歌った。ステージに彼が姿を見せると<ひろちゃ~ん><格好いいよ~>などと、たくさんの声援が飛んでくる。「小樽絶唱」に交じって、彼が3年前にテレビで歌った近江俊郎の「湯の町エレジー」を歌い始めると、客席からは<わぁ~ !>と大きな歓声が起こる。ファンからはまたバラの花束がプレゼントされる一幕もあるなど、ここでも人気ぶりを見せていた。

 新曲のカップリング曲は都会でふる里の淡路島の父母や友を想う「心の中に故郷が・・・」。これで初めてブルース演歌に挑戦している。

清水博正3.jpg

 清水は来年にはデビュー10周年を迎える。デビュー前、彼は温泉場へ通っては、60歳代以上の人たちに交じって中村美律子の「瀬戸の港」川中美幸の「なにわの女」天童よしみの「夢うぐいす」などの演歌を好んで歌っていた。今でいう昭和の名曲のメドレーが繰り広げていたのだ。
 まだ子どもであった清水を虜にした演歌とは一体何なのだろう。
 「演歌は嬉しかったり悲しかったたことを思い出させてくれます。そして生きる糧になりますね。こぶしを回して歌っていると、あぁ~演歌だなぁ~と思ってしまいます」

 歌い終わって45度に礼をする姿や笑顔を見ていると、根っからの演歌好きであることを感じさせてくれる。





[清水博正 オフィシャルサイト]
http://teichiku-music.co.jp/artist/shimizu/
[清水博正 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/shimizu/




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