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昭和歌謡 道頓堀SUPER歌謡劇場  オール巨人が特別ゲスト出演 期待の新人エンジュ、新曲「雪花」が待ち遠しい浅田あつこらも [ライブ]

◆来年の新人賞を狙いますーと作詞・作曲家の中村泰士が紹介したのは、彼の秘蔵っ子である歌手エンジュ。中村が作詞、作曲したオリジナル曲「京みやび歌」「満月」を2016年8月16、大阪・道頓堀のライブハウス・道頓堀ZAZAで開かれたライブ「昭和歌謡 道頓堀SUPER歌謡劇場」で歌い上げた。レギュラーとして毎月、同劇場に出演している。日系ブラジル3世であるが披露した「京みやび歌」では、白河法皇の寵妃であった祇園女御の恋心を表現した。この日のライブにはまた、新曲「男の子守唄」が好調な漫才師のオール巨人、9月に新曲を出す浅田あつこ、震災慰問の千ヶ所ライブを続けている松山ひろし、おじゃましまんにゃわ~と父親の井上竜夫譲りのステージとしっとり演歌で会場を沸かす井上実香大阪☆歌謡女子団も出演した。

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道頓堀SUPER歌謡劇場8月公演の出演者たち

 「昭和歌謡 道頓堀SUPER歌謡劇場」は、多くの人々の胸の中で今もかつての感動が響いている昭和歌謡のメロディーに、もう一度火を点けようと毎回、昭和のヒット曲の数々をカバーするとともに、出演歌手のオリジナル曲を紹介している。

 そうした中でこのライブから歌謡曲の新人を生み出そうと取り組む中村が今、育てているのが女性歌手のエンジュ。以前には熟前果実の名前でデュオを組んでいたが、今はソロ歌手として大阪を拠点にデビューを目指して活動をしている。
 日系ブラジル3世とは思えない和の艶っぽさを表現する「京みやび歌」での歌唱は、出演を重ねるたびにファンの数を増やしている。

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エンジュ

 日本人であっても平家全盛の時代のトップレディーの恋を表現することは難しいのだろうが、彼女にとっては物語の内容や言葉など分からないことがいっぱい。それをエンジュは「インターネットで調べたり、主人公の祇園女御になり切ろうと勉強しています」と、得意の大阪弁で話していた。
 ステージごとに成長していく彼女のが楽しみだが、9月30日には師匠の中村泰士とのジョイントライブ「大人 de Night」を大阪・桜川のライブレストラン・フラミンゴ・ジ・アルーシャで開く。

■オール巨人が話題の「男の子守唄」を披露

 この日の特別ゲストは吉本興業の漫才師、オール巨人。5月に出した「男の子守唄」がオリコンチャートの演歌TOP50にランキングされるなどの好調ぶり。チャート初登場はなんと2位。あまりの評判の良さに「もしかすると今年の紅白に出るかも」といった冗談も飛び出すほど。

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オール巨人

 34年前に出したという「あんじょうやりや」の2015年リメイク版も歌って、舞台の途中で抜け出してきたという吉本興業のNGKへと戻っていった。

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浅田あつこ

 浅田あつこは9月7日に新曲「雪花」を出すが、ライブではその新曲を披露した。雪国で切ない別れをする女性を描いた、彼女が得意とするダイナミックな演歌に仕上がっている。この日も歌った今作の「秋恋」の秋に続いて、今回はシーズンは冬。暑い暑い夏真っ盛りだが、一足早くひんやりとした気分に浸してくれた。

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松山ひろし

 松山ひろしは北島三郎の「風雪ながれ旅」、宮史郎の「女のみち」をカバーすると、大きな拍手と歓声が。オリジナル楽曲「生命(いのち)ささえて」を携えて、全国の被災地を訪ねてボランティアでチャリティーライブを続けている。その数は300ヶ所を超えたという。最新曲の「人生夢勝負」も披露した。

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井上実香

 井上実香は父親が吉本興業の井上竜夫。おじゃましまんにゃわ~のギャグで知られている。それを受け継いで<井上実香のおじゃましまんにゃわ~>をYouTubeで配信。その彼女は「幼いころは吉本の舞台ソデで父親の芝居を見ながら、女優さんによく遊んでもらった」という。最新曲「とまり木情話」を歌った。

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大阪☆歌謡女子団

 大阪☆歌謡女子団は道頓堀の開削400年記念の去年、新しい道頓堀の歌「道頓さん」を歌う女子グループとして結成された。この日はメンバー8人のうち、4人が出演して「道頓さん」を披露した。



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