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岡ゆう子(キングレコード)  新曲「くれない紅葉」 ドラマチックなもの悲しい歌に女性がほろり CDの売れ行きも好調 [インタビュー]

岡ゆう子2.jpg◆120パーセントの出来だよ-。作曲家の岡千秋はレコーディングを終えたばかりの岡ゆう子にそう言って微笑んでいた。2016年9月7日に出した新曲「くれない紅葉(もみじ)」である。仁井谷俊也が手がけたドラマチックな歌詞に、岡が再び曲を書いた<岡・岡コンビ>によるこの作品。「前奏から思わず歌いたくなるメロディー」(岡ゆう子)ということもあって、19日付オリコンの演歌・歌謡曲チャートでは初登場5位にランキングされたほど。プロ野球では赤ヘル軍団の広島東洋カープが25年ぶりにセリーグ優勝を成し遂げているが、「くれない紅葉」のCDジャケットも燃えるような真っ赤。テレビや映画では真田(幸村)軍団の赤備えが賑わいを見せており、演歌の世界も「くれない紅葉」で真っ赤に燃え盛りそうな勢いである。






 古典的な女性を主人公に歌っていた前作の「湯島天神おんな坂」とは違って、新曲「くれない紅葉」は、秋をテーマに色づく紅葉にごく一般的な女性の燃えるような恋心を掛け合わせて歌う。
「仁井谷先生が書かれた詞、それに岡先生のメロディーが相俟って歌のドラマの世界に入り込んで歌ったのが説得力を増してくれたようです」
 「くれない紅葉」岡ゆう子はそう分析する。
 37年前、ビクターレコードからデビューした当時は一生懸命に歌っていたけれど、それが出来なかったという岡だが、今は前奏を聴くと「スーっと歌のドラマの中へ入り込むことが出来るようになったんです」と話すほどである。


岡ゆう子・くれない紅葉.jpg 何が彼女をそのように変化させてきたのだろうか。
 「しゃべり言葉と同じように言葉の響きを発して、それをメロディーにのせて響かせることによって、聴く人の胸に響く音を出せるんですね」
 一つひとつの言葉(歌詞)がどういった意味を持つのかを繊細に考えることが、歌の説得力に違いが出来てくるようだ。
 素人が単に歌詞をメロディーを追って歌っているとは違って、それは大変に「疲れる」作業そのものようである。

 「くれない紅葉」は岡千秋ならではの艶(つや)歌だと岡ゆう子はみている。
 それは人が歩んできた道程や他人との心のつながり、ひと言でいえば人生の機微が歌のベースになっているからだという。
 レコーディングでは岡からの注文もなく、むしろ「120パーセントの出来栄え」と褒められたのは、その機微をうまく捉えて表現できたからなのだろう。

 そんな切なさ辛さ、もの悲しい世界が大好きなのか、岡千秋は自ら作曲した作品であるそれを四六時中聴いているという。「移動中でも携帯音楽プレーヤーで聴いては感動しているそうです」と岡ゆう子

■選べるプレゼント企画


 そんな「くれない紅葉」が発売された同じ9月7日にはアルバム「岡ゆう子全曲集 2017」も発売されている。前作の「湯島天神おんな坂」をはじめ、同じ艶歌である「長良川」(2005年)、そしてキングレコード移籍第1弾の「夢盃」(2000年)など16曲が収録されている。

岡ゆう子.jpg

 「くれない紅葉」の歌詞カードに印刷されている応募券を切り取って応募すると、選べるスペシャル特典が抽選で当たる。
 Aコースを選ぶと、CDキングレコード関口台スタジオで2017年1月26日に行われる岡ゆう子ミニコンサート&カラオケレッスン会に抽選で70人が招待される。Bコースは「くれない紅葉」のスペシャルグッズが抽選で50人にプレゼントされる。
 応募締め切りはAコースが2016年12月20日、Bコースが2017年2月15日。詳しくはCDに封入されている応募要項を参照のこと。

■心ははたち

 ところで岡は「歌う日本地図」の異名を持つ。全国の都道府県を舞台にした歌を歌い続けており、500曲突破も近い。普段は洋服の彼女もステージでは着物である。衣装を着てヘアーセットをしているうちに徐々に古風な女性へと変身していくという。
 デビューとた37年になるが「気持ちはまだ、はたちそこそこです」と、美貌だけではなく若さも保ち続けている。




[岡ゆう子 オフィシャルサイト]
http://www.pinemusic.co.jp/
[岡ゆう子 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=18564



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