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歌う王冠ライブ  長保有紀、たくみ稜、桜井くみ子、純烈、五条哲也、塩乃華織が出演   大阪能楽会館 [ライブ]

◆能楽専用ホールの大阪能楽会館(大阪市北区)で2017年6月9日、日本クラウンの演歌・歌謡曲の歌手6人が出演した「第21回歌う王冠ライブ」が開かれた。能舞台で歌う珍しいイベントであった。過去に1度だけこの舞台で歌ったことがあるという出演者のひとり、長保有紀は「日本文化独特の雰囲気があって、身が引き締まる思いでした」と話していた。このホールは1959(昭和34)年に創設されたもので、老朽化がひどく、今年12月には閉鎖することが決まっている。

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出演者全員が勢揃い
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左から総合司会の谷原りょうとMCを担当した五条哲也と塩乃香織

 出演したのは長保有紀、たくみ稜、桜井くみ子、純烈、五条哲也、塩乃華織の6組。それぞれ檜造りの能舞台で神妙な面持ちで歌っていた。
 去年2月から活動拠点を関西から関東へ移している長保有紀はこの日、自ら作詞したという6月7日に発売されたばかりの最新曲「露の花」や、前作の「人生(ブルース)」などを歌った。また衣装は昭和初期の着物を選んだという彼女は、客席にも降りて1人ひとりと握手していた。新曲では「長保有紀の色を極力消して歌うようにしています」と話していた。

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長保有紀

 たくみ稜は2015年の「一人静」から日本クラウンに移籍。同作と前作の「オランダ坂」で、2年連続してクラウンのヒット賞を受賞している。それに次いで、今、好調なのが今年4月に出した最新曲の「上海たずね人」。この日はそれら3曲すべてを披露したほか、クールファイブのボーカル時代の「そして神戸」なども聴かせた。クラウン入りして3年目の今年、新曲では初めてという振付を交えて歌った。

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たくみ稜

 今年7月でデビュー10年になる桜井くみ子は、同ライブへの出演は2度目。今年5月にリリースした最新曲「哀愁流転」と前作の「嫁入り舟」などを歌った。「哀愁流転」は夢と幸せを求めて生きていこうとする女性を歌っている。このCDには、「海宿」「別れの港」といった彼女が過去に歌ってきた人気曲が2曲収録されている。この日も「海宿」を歌うと、客席からは一段と拍手の数が増えるなど、人気の高さを見せていた。

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桜井くみ子

 人気のムード歌謡グループ純烈は黄色い歓声が飛び交う中、今年3月に出した最新曲の「愛でしばりたい」を歌い、変身ヒーローの経験者の4人と「地球人」の1人がそれぞれ自己紹介。赤い毛氈が敷かれた能舞台の上を歌って踊ってと動き回っていた。グループ結成10年目、デビューして7年という彼らは「目標はNHK紅白歌合戦」と言ってはばからない。この日も新曲をはじめ「純烈一途」「六本木は嫌い」「大阪ロマン」などを歌って、改めて紅白への意欲を見せた。

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純烈

 五条哲也は今年8月に新曲をリリースするが、この日は最新曲の「あきらめ上手」、2012年の作品「ほたる川」とともに、デビュー曲「さすらいおはら節」のカップリング曲「男さすらい派」、15年に出した「越前ひとり」のカップリング曲「酔いしれて」なども歌った。

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五条哲也

 この日の模様はJ:COM関西で8月5日と12日の、いずれも午後9時30分から放送される。





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