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西山ひとみ(テイチクエンタテインメント) 「ゆうぐれ文庫(ものがたり)」 2月19日発売 <まさに私の物語>とファンの声 [インタビュー]

西山ひとみ 2.jpg◆テイチクエンタテインメントの歌手、西山ひとみが、移籍第3弾のシングル「ゆうぐれ文庫(ものがたり)」を2020年2月19日に出す。作詞は朝比奈京仔、作曲は18年振りに西山の作品を手がけた杉本眞人。編曲は猪俣義周。嫁と姑が亡くなった夫であり、息子の想い出をたぐるように展開するドラマを歌にした。まるで小説か映画のように、聴く人1人ひとりに物語の情景が浮かんでくる。


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 発売前の2月6日、第185回KOBE流行歌ライブで「ゆうぐれ文庫」を初披露した西山ひとみは「愛する夫であり息子を亡くした、嫁と姑の心の歌です。私は結婚も子供を産んだこともありませんが、2人の女性の想いを重ねて聴いてもらえると嬉しいです」と、観客に話しかけた。

 作曲を担当した杉本眞人は「歌を受け止めるのはリスナーだから、淡々と歌うようにと、しかもレコーディングまでに歌い込まないように」と、西山にアドバイスしている。それが観客に通じたのか、神戸のライブでは、それを聴いた女性から「これはまさに私」「私の人生を歌ってくれた」と口々に絶賛の声。

 「名曲を頂けたと思います」
 と期待を膨らませる西山。
 土砂降りの夕暮れに、傘を差してバスを待つ嫁と姑が、それぞれの夫であり息子を思い起こして話を交わしている。杉本が「いい詞は曲がすぐに浮かんでくる」と話すのと同様に、映画の1シーンが、さらにはバス停に立つ2人の表情までもが浮かんできそうである。

 それに西山の歌が、聴く者をドラマに引き込ませる。
 「素晴らしい詞と曲、1プラス1じゃなくて、まるで自乗効果のように、歌う私をワクワクさせます」
 歌の世界には、こうした嫁と姑を扱った作品は「あるようでなかった」(西山)というから、なおのことである。

西山ひとみ.jpg
第185回KOBE流行歌ライブで歌う西山ひとみ

 タイトルの文庫は「ものがたり」と読ませる。
 こうした当て字は歌の世界ならではであるが、なぜ「ものがたり」なのだろう。
 「先生に確かめたわけではありませんが、手軽に肌身離さずに持ち歩ける文庫本のように、愛は片時も離れることはない、といった想いが込められているように思います」
 西山はこのように推測する。

 彼女の新しい代表曲になりそうな気配を早くも感じさせる。
 西山は「たくさんの人から人気のある『小島の女』のように、永くステージで求められるような名曲と呼ばれるように、大事に歌っていきたい」と話していた。





[西山ひとみ オフィシャルサイト]
http://www.nishiyama-hitomifc.com/
[西山ひとみ テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/nishiyama/








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