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浅田あつこ、あべのROCK TOWNで単独ライブ「あべの銀座に歌が咲く」 新曲作家がお笑いも [ライブ]

◆歌手浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)の単独ライブ「あべの銀座に歌が咲く」が2023年4月18日、大阪・天王寺のあべのキューズモールにあるライブハウス、ROCKT TOWNで開かれ、全20曲を歌った。

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写真・新曲「海峡雪しぐれ」が絶好調の浅田あつこ


 会場のショッピングモールのあべのキューズモールは大阪市の阿倍野地区再開発事業の一環として2011年に建てられた。それ以前、昭和の頃には通称〈あべの銀座〉と呼ばれる下町風情いっぱいの商店街が賑わっていた。その頃を懐かしむかのような今回のライブタイトル。歌唱曲もオリジナル曲からカバー曲までを盛りだくさんに揃えた。

 飾らない性格の浅田あつこはキャリアを重ねた今なお、誰もが親しみを感じ下町が良く似合う浪花の歌い手、といったイメージを持ち続けている。

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写真・あっちゃんスマイルでファンを魅了

 それを裏付けるかのように、去年12月に発売した「海峡雪しぐれ」(作詞・一葉よう子、作曲・徳久広司、編曲・伊戸のりお)のカップリング曲「西成の櫻(はな)」(作詞・宮下志郎、作曲・舞ゆうじ、編曲・伊戸のりお)は、あべの銀座の隣り大阪・西成区を舞台に、浅田が持ち前の明るい笑顔で歌う人生の応援歌である。

 前日、博多から帰ってきたばかりという浅田は、ライブでまずは真っ赤な衣装に身を包んでこの楽曲から披露した。そこで「今まで色んな作品をお届けしてきましたが、皆さんの応援があったから今の私があります」と、ファンに感謝の気持ちを表した。

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写真・作詞家、作曲家の2人によるお笑い
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写真・舞ゆうじと浅田のディレクター藤田によるギターセッション


 この「西成ー」は、西成在住の宮下志郎が詞を書き、在阪の作曲家でシンガーソングライターでもある舞ゆうじが曲を書いた。
 ライブのオープニングではこの2人が即席のお笑いコンビ〈いかやき〉に扮して、浅田の歌をPRするトークを演じてみせた。後で浅田が「作詞と作曲の先生のお2人でした」と明かしたが、中にはプロのお笑いコンビと思っていた観客もいたようである。

 浅田は大阪の女性らしく、そんな面白いことが大好き。
 客席からも「最高〜!ライブいいわ〜」と声がかけられるほどであった。

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写真・オリジナル曲からカバー曲まで大阪の下町色いっぱい

 大阪の下町色を感じさせるライブらしく、オリジナル曲には「河内のからくち」「大阪おばけ」エンディングで歌った「河内おんなのバラッド」といった浪花ものも揃えた。
 またカバーでも「放されて」(木下結子)「大阪純情」(キム・ランヒ)「たそがれの御堂筋」(坂本スミ子)といった大阪を歌った代表曲をカバーして聴かせた。

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写真・エンディングはアンコールに応えて「河内おんなのバラッド」

 後半では2年半ぶりの新曲である「海峡雪しぐれ」も歌って、「今、絶好調です。この状態をずっと継続出来るようにして、ヒット曲になればいいなあ」と話していた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[浅田あつこ オフィシャルサイト]
http://www.anchi.tv/top.html
[浅田あつこ 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/asada.html








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