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北山たけし、デビュー20周年記念曲「さすらいの街」 新たな自分のカラーへ [インタビュー]

◆ネット配信やグッズ制作など、いろんな新しい事にも挑戦していきたいですー。先頃、北島音楽事務所から独立した歌手デビュー20周年を迎えている北山たけし(テイチクエンタテインメント)は、新たな取組みへの意欲を語った。2月に出した記念シングル「さすらいの街」は、今までの男臭い演歌から、哀愁漂うムード演歌になっている。「しっかりと自分のカラーとして定着させていきたい」と話している。

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写真・新たな哀愁演歌に挑戦する北山たけし


 20周年記念曲「さすらいの街」(作詞・伊藤美和、作曲・弦哲也、編曲・猪股義周)は、男の切ない気持ちを表現した哀愁演歌である。当初は20周年に相応しいスケール感の大きな楽曲を、といった提案もあったというが、「自分の新しいカラーにしたい」という思いから、作曲家の弦哲也に「北の旅人のような作品を」と依頼した。

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 元々、北島三郎が歌う演歌が大好きでこの世界に入った北山であるが、5〜6年前から「低音に魅力を感じる。ムード演歌・歌謡曲を歌うといいよ」といったアドバイスをもらうようになり、少しずつそれに応えていた。

 そしてデビュー24枚目のシングルとなった今作で思い切って、それを形にしたのが「さすらいの街」であった。
 カップリング曲は「春は来るだろう」(同)。再スタートに相応しい明るく希望を感じさせる楽曲である。

 20年の間には「悩んだ事もあったけれど、概ね楽しかった。しかも節目節目の年は、より充実していました」と北山。
 20周年は今まで以上に大きな節目である。それだけに「チャレンジの年にしたいし、20年目だからこそ出来る企画を考えたい」と、意欲満々である。

 たとえば各地での北島兄弟やファミリーのコンサートもそうだが、YouTubeなどSNSを使ったネット配信も手掛けていきたいとする。得意のデザインを活かしたグッズ制作も考えている。すでにファンクラブ向けハッピも自らデザインをして制作を進めているという。

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 今春、北山と共に原田悠里、山口ひろみ、大江裕も一緒に独立している。今まで北島三郎という大きな船に乗り、外からの風にも大きな壁が防いでくれていた。
 それがなくなった今は「不安がないと言えば嘘です。師匠に背中を押されて、小さな船で漕ぎ出した訳ですが、〈頑張っているな〉と言ってもらえるようになりたい」と、目を輝かせていた。

 また北山は「独立してこれからが本当の勝負です。低音の響きを生かした哀愁演歌をしっかりと歌って、新しい自分のカラーを作っていきたいです」と話していた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[北山たけし オフィシャルサイト]
https://kitayama-music.co.jp/
[北山たけし テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/kitayama/








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