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足が痛くて忘れられないイベントとなった「第29回歌を歩く 鞍馬〜貴船編」 [イベント]

◆京都市の北に位置する貴船は人と車で溢れていた。縁結びなどのご利益で知られた貴船神社も多くの人が参道を登っていた。そんなこともあったし、すでに何度も訪ねている神社でもあったから、今回は参詣をパスすることにして、貴船川沿いに並ぶ川床を横目に見ながら、ひたすら叡山電車の貴船口駅を目指して歩いた。

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写真・スタート地点の叡電鞍馬駅

 2023年9月2日、ボクは左足に少し違和感を感じていたのであるが、鞍馬から貴船へ向かう山越えの下り坂を歩いたことによって痛みがひどくなっていた。
 そんなこともあったから貴船神社の参道を登る気がしなかったし、痛い足での貴船口までのアスファルト舗装の下り坂も疲れを増す原因でもあった。

 歌の舞台を訪ね歩く「歌を歩く」は2020年7月に第1回目を行っている。29回目の今回は21年5月に行った第7回「歌を歩く」のリベンジ編であった。

 その回は、参加が足の痛みが癒えたばかりのSYさんとボクの2人だけであった。 
 さらに前年の台風による貴船口駅付近の土砂崩れに伴い、鞍馬線市原駅~鞍馬駅間が不通になっていた。市原でバスに乗り換えて貴船口まで行き、貴船神社とその周辺を散策するにとどめたのである。

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写真・鞍馬寺山門

 今回は全線開通後の再挑戦なのであった。テーマに選定した歌は2作品あった。ひとつは徳間ジャパンコミュニケーションズの葵かを里さんが、21年5月に発売した「ひとり貴船川」
 タイトルは貴船ですが、ボクのたっての願いを葵さんに聞いてもらい、鞍馬を歌い込んでもらった、というちょっとしたエピソードのある作品であった。

 もう1曲は1989年に京都・三条と出町柳を結ぶ京阪電車鴨東線開通に合わせて発売された真咲よう子さん(日本クラウン)の「貴船川」を選んだ。
 これは今回初参加のHさんから提案があった作品で、元々は名古屋在住のフォーク歌手菊池寛さんが歌っていたものを、演歌調にアレンジしたものであった。

 真咲さんがリリースするに際して宣伝に携わったHさんは「『貴船川』という歌でみんなが幸せな気持ちになった思い出の歌です」と話していた。

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写真・鞍馬から貴船

 ボクが鞍馬から貴船まで山越えをしたのは今回が2度目であったが、前回はもう数年前になる。足に違和感があり、少し痛みを感じていたとはいうものの、前回とは比べものにならないほどの疲れを感じた。

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写真・鞍馬の山道

 それは年齢からくるものなのか、市街地よりも気温は数度低いものの例年以上の暑さの影響なのか分からないが、疲れたことは確かである。最高齢のIさんについては、下り坂では周りが気遣いするほどの一幕もあった。

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写真・貴船口駅へ

 兎にも角にも次の目的地を目指した貴船口駅では、下り電車がやって来るまで待合室で休憩することが出来た。

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写真・貴船口駅に到着する下りの叡電

 次に向かったのは沿線の一乗寺駅から少し西へ歩いた所にあるラーメン街道と呼ばれるラーメン専門店が集中する一角である。
 入ったのは「らーめん びし屋」という2013年にオープンした店。こってり系ではあるが、あっさり醤油味が大変おいしく疲れた体を癒してくれた。

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写真・叡電一乗寺駅
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写真・「らーめん びし屋」

 この日のご苦労さん会は京都駅裏の焼き鳥屋と決めていたが、その前にHKさんオススメの出町柳駅前にあるジャズ喫茶で休憩。狭い店内に入れなかったボクはHKさんNさんと共に屋外の席に座ってクリームソーダを頼んだ。残念ながら屋外まではジャズは聴こえてこなかった。

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写真・ジャズ喫茶でクリームソーダ

 ご苦労さん会は店が満員であったから、近くのビヤホールに変更した。10月の第30回記念「歌を歩く」は三重県の赤目四十八滝へ行く。








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