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沖田真早美、新曲「雪枕」「恋の扉」大好きな大阪で歌う [ライブ]

◆大阪・八尾のJOKホールで2023年2月12日に開かれたキャンペーンイベント、「歌謡フェスタ」に出演した歌手沖田真早美(徳間ジャパンコミュニケーションズ)。デビュー28年目である。会場では前作の「残雪平野」をパワフルに歌い、去年11月に出した初めての小田純平作品である新曲「雪枕」では、愛する人を想う女性を切なく表現した。主人公の心中は雪が溶けるように情熱的。そんな歌謡バラードの評判は上々だと話していた。

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写真・切なく耐える女を歌う沖田真早美


 「(イベント会場の隣りの)東大阪は祖父の出身地なのです」
 神奈川県茅ヶ崎市で生まれた沖田真早美にも大阪人の血が流れているという。それだからか、「大阪は好きなんです。食べ物が美味しいでしょ。イカ焼きには1番感動しました。関東ではイカ焼きと言えば姿焼きのようなもの。大阪は違うでしょう」
 自らの性格を「太陽のようなあかるさ」とアピールするように、屈託なく大阪の魅力を話す彼女の表情は明るい。

 その沖田が歌う「雪枕」は、全く逆の耐える切ない女性が主人公なのである。伊藤美和が作詞し、小田純平が作曲した。
 イントロに小田のコーラスが入っている。これでも分かるように、演歌ではなく、切々と心情を吐露する情熱的なバラード仕立てなのである。
 真っ赤な髪飾りを付けたのもそのため。初めてオリコンチャート6位でスタートしたというのも、今作品の評価の高さを裏付けている。

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アイドル歌手のように「恋の扉」を歌う

 カップリングの「恋の扉」も評判が高い。同じ伊藤・小田の作品だが、こちらは打って変わって、アイドルのように恋の予感をアップテンポなメロディーで歌う。
 「気持ちだけはアイドル歌手になったつもりで歌っています。暗い世の中なので、心を明るくしてもらえるのでいいのかな」と沖田。

 高齢者に受け入れられるのか、と当初は心配したが、表題曲と共に「年配者からも人気で、皆さん歌ってもらっています」と胸を撫で下ろしている。
 「雪枕」は着物で歌うが、ディナーショーなどでは「恋の扉」はロングドレスを着る。髪型もオードリー・ヘップバーンに似せて、オールドファンの関心を引く。心憎いサービスである。

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写真・歌謡フェスタの出演者たち
左からみちごえゆう、沖田真早美、松山ひろし、岡田由美

 歌謡フェスタでは沖田のほか岡田由美(徳間ジャパン)みちごえゆう(テイチク)松山ひろしも出演。それぞれ新曲・最新曲などを歌った。

※写真の無断使用はお断りします。


[沖田真早美 オフィシャルサイト]
http://www.okitamasami.com/
[沖田真早美 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/okitamasami.html








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