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入山アキ子、大阪で3回目のアコースティックオトコウタライブ ニューオーサカホテル [ライブ]

◆「雨に咲く花」(井上ひろし)「時の過ぎゆくままに」(沢田研二)などの昭和の〈オトコウタ〉をピアノ演奏で歌った、大阪では第3回目の入山アキ子(テイチクレコード)の「アコースティック オトコウタ ライブ」が2023年3月26日、大阪・心斎橋のニューオーサカホテル心斎橋で開かれた。デビュー15周年を迎えている入山は「皆さんと一緒に喜んだり泣いたりして歌ってこられたのは、1人ひとりとの出会いがあったればこそでした」と、オープニングでは集まった大事な人に向けてオリジナル曲の「大事な人だから」を歌った。

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選び抜いたオトコウタを聴かせたアコースティクライブで歌う入山アキ子 アコースティック オトコウタ ライブは生ピアノの演奏などで男歌(オトコウタ)を、オリジナル曲と共に歌うライブで、入山アキ子が全国で50ヶ所での開催を目指して各地で展開している。 ピアニスト木谷悦也の演奏でオトコウタを歌ったのは、着物姿でオリジナル曲を歌った1部から打って変わってドレスに着替えての2部であった。 毎回選曲を変えての男歌。今回も音楽プロデューサーの松崎澄夫が入山のために選んだ40曲の中から7曲を用意した。
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1曲目は「時の過ぎゆくままに」(沢田研二)で、「大好きなジュリーの歌をしっとりと歌いました」と入山。そしてチョー・ヨンピルの「釜山港へ帰れ」。 さらには「小樽のひとよ」(鶴岡雅義と東京ロマンチカ)「北の旅人」(石原裕次郎)と北のおしゃれな町、小樽を舞台にしたムード歌謡曲も披露した。
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ピアニストの木谷悦也 ライブで入山はこんなことも明かした。「私の歌を聴くと眠たくなる人が少なからずいます」 その原因は彼女の声にあるらしい。元看護師の入山が声で届けるブログ「つれづれ日記」では、人生に疲れた人を癒してくれると評判である。そんな効果が入山の歌には潜んでいる、とプロデューサーの松崎も認めているという。 確かにライブを取材した記者自身も寝不足であったものの、座って歌に聴き入っていると確かに瞼が閉じてくるのである。 童話の「眠れる森の美女」じゃないが、まさに〈眠れる歌の女王〉なのであろうか。
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 オトコウタではまた、「嫁に来ないか」(新沼謙治)アンコールには「無法松の一生~度胸千両入り~」(村田英雄)で応えた。

■人気沸騰中の「一泊二日」も

 歌好きの人たちの間でも人気が高まっている新曲「一泊二日」を歌って、「しばらくはこの歌を歌い続けて、もっともっと全国に広めて行きたいです」と話した。 このほかオリジナル曲からは、どん底の中から出来上がったという「月に笑う蝶」母と娘の絆を歌った「きずな道」2008年のデビュー曲で手売りで1万枚を販売したという「ザンザ岬」を歌った。
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 テイチク再デビュー前に村上幸子の作品をカバーしてCD化した「不如帰」も聴かせた。 本人亡き後も毎年のように村上の母を訪ねている入山は、この歌を通して今も生きるモットーにしている「元気に笑顔」を学んだという。 大阪での4回目のオトコウタライブは、初夏に開催を予定している。


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[入山アキ子 オフィシャルサイト]https://xn--cckwa042wikihmb.jp/[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/






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