葵かを里(徳間ジャパンコミュニケーションズ)、新曲「桂川」 一途な女性をしっとりと色っぽく歌い、演じる 男性ファンを魅了 [インタビュー]
◆葵かを里 = 写真・左/下 = が、デビュー6作目になる「桂川」(作詞・麻こよみ、作曲・影山時則、編曲・前田俊明)を2011年2月2日に発売した。初めての地名が付いた楽曲は縁が深く憧れの地でもある京都を選んだ。<かなうことのない、つらい恋だけど、今はこのままでいい>と、切ない女の恋い心を歌っている。
新曲のリリースを控えた昨年末の晴れた一日、葵は京都・嵐山の鈴虫寺を訪ねている。石段を登った山門近くに立つ<幸福地蔵さん>に、ヒットを祈願するためであった。
そのお地蔵さんは、わらじを履いていることで知られている。願いをかなえてくれるため、家まで歩いて来てくれるからだそうだ。
今流行のパワースポットのひとつでもある。
「何かがあると出かけています。後援者の方が重い病気になられた時、回復を祈りに言ったこともありました。1番の歌詞にある<竹の径>は、この近くにあります。ここはまさに歌の舞台で、静寂に包まれ、歌を肌で感じてもらえます」
大好きな京都・嵐山を舞台にした歌を歌ってみたい―。
そんな希望を作詞家の麻に話したところ、京都旅行から帰ったばかりという麻は、約1ヵ月かけて作品を仕上げたという。
「京都を歩いた人しか書けない土地の風情が描写されており、イメージしていた内容と同じでした」
葵は出来あがった作品を読んで、そう感じた。
<心のうちでそっと呼んでみる男性の名前 ただ、それだけなのに、今はそれでいい>
そんなけな気な女性を葵は「桂川」で演じる。
彼女のファンは圧倒的に男性が多いのもうなづ
けるようだ。
先頃、大阪市内のCDショップで行ったキャンペーンでも「♪ いいのです 今はこのままで~ が、この歌の一番のポイントです。語尾に気を付けて、優しく、そして色っぽく、言葉を置くように、歌わずに表情を作ります」と、歌唱指導を兼ねて曲のポイントをアピールしていた。
こうした新境地を歌う彼女の今作への意欲には並々ならないものがある。
発売前から先行してキャンペーンを展開するほどで、その甲斐あってか、反応は上々だという。
◆葵は今年5月でデビュー7年目に入る。
デビューする前、短期間であるが京都に住んでいたことがある。好きな華道を習うためで、池坊の免状を持つほどの腕前である。
愛知県生まれの彼女が京都の魅力に取りつかれたのは、その時に市内のあちこちを観光して歩いたことによる。最も好きになったのが嵐山、嵯峨野路あたりで、その時に感じた風情が今回の作品の下敷きになっている。
カップリングの「花暦」(作詞・麻こよみ、作曲・影山時則、編曲・前田俊明)は、月日を重ねてきた団塊世代夫婦への応援歌である。
と言っても元気いっぱいに歌い込む歌でもない。
これもやはりしっとり演歌であり、どこか彼女が好きな京都の街を連想できる曲でもある。
葵は「今回の新曲は歌って、踊れる歌です。ぜひ皆さんの愛唱歌の1曲にしてほしいです。そしてぜひとも関西でヒットのはずみをつけたい」と、ちいさな身体にヒットへの思いをたぎらせていた。
[葵かを里 公式ホームページ]
http://wwwb.jnc.ne.jp/aoikawori/
嵯峨野路を描いた和服で歌う葵かを里
新曲のリリースを控えた昨年末の晴れた一日、葵は京都・嵐山の鈴虫寺を訪ねている。石段を登った山門近くに立つ<幸福地蔵さん>に、ヒットを祈願するためであった。
そのお地蔵さんは、わらじを履いていることで知られている。願いをかなえてくれるため、家まで歩いて来てくれるからだそうだ。
今流行のパワースポットのひとつでもある。
「何かがあると出かけています。後援者の方が重い病気になられた時、回復を祈りに言ったこともありました。1番の歌詞にある<竹の径>は、この近くにあります。ここはまさに歌の舞台で、静寂に包まれ、歌を肌で感じてもらえます」
大好きな京都・嵐山を舞台にした歌を歌ってみたい―。
そんな希望を作詞家の麻に話したところ、京都旅行から帰ったばかりという麻は、約1ヵ月かけて作品を仕上げたという。
「京都を歩いた人しか書けない土地の風情が描写されており、イメージしていた内容と同じでした」
葵は出来あがった作品を読んで、そう感じた。
<心のうちでそっと呼んでみる男性の名前 ただ、それだけなのに、今はそれでいい>
そんなけな気な女性を葵は「桂川」で演じる。
彼女のファンは圧倒的に男性が多いのもうなづ
けるようだ。
先頃、大阪市内のCDショップで行ったキャンペーンでも「♪ いいのです 今はこのままで~ が、この歌の一番のポイントです。語尾に気を付けて、優しく、そして色っぽく、言葉を置くように、歌わずに表情を作ります」と、歌唱指導を兼ねて曲のポイントをアピールしていた。
こうした新境地を歌う彼女の今作への意欲には並々ならないものがある。
発売前から先行してキャンペーンを展開するほどで、その甲斐あってか、反応は上々だという。
◆葵は今年5月でデビュー7年目に入る。
デビューする前、短期間であるが京都に住んでいたことがある。好きな華道を習うためで、池坊の免状を持つほどの腕前である。
愛知県生まれの彼女が京都の魅力に取りつかれたのは、その時に市内のあちこちを観光して歩いたことによる。最も好きになったのが嵐山、嵯峨野路あたりで、その時に感じた風情が今回の作品の下敷きになっている。
カップリングの「花暦」(作詞・麻こよみ、作曲・影山時則、編曲・前田俊明)は、月日を重ねてきた団塊世代夫婦への応援歌である。
と言っても元気いっぱいに歌い込む歌でもない。
これもやはりしっとり演歌であり、どこか彼女が好きな京都の街を連想できる曲でもある。
葵は「今回の新曲は歌って、踊れる歌です。ぜひ皆さんの愛唱歌の1曲にしてほしいです。そしてぜひとも関西でヒットのはずみをつけたい」と、ちいさな身体にヒットへの思いをたぎらせていた。
[葵かを里 公式ホームページ]
http://wwwb.jnc.ne.jp/aoikawori/
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