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三山ひろし(日本クラウン)  新曲「男のうそ」  ♪ だから・・・だから・・・ 売れ行き好調なのよ~ [インタビュー]

三山ひろし.jpg◆1年に1作を、聴く人の心に響くように大切に歌ってきたという三山ひろしが、2012年11月7日、新曲「男のうそ」を出した。デビュー以来ずっと作詞を担当している仁井谷俊也が今回も詞を書いた女唄である。歌の主人公は今は珍しいと言われる慎ましやかな女性。「そんな時代のギャップを楽しんでもらいたい」と三山が、この1曲にかける期待は大きく、心を温かくする<ビタミンボイス>を響かせる。




男のうそ.jpg









 ♪ あなたの上着の 移り香も わざと知らない 振りをする 〜 。
 歌が最も盛り上がる部分だという。その後に続く ♪ だから・・・ だから・・・ の繰り返しでは、同じ「だから」を表情を変えて歌い分けている。三山演歌の真骨頂とでも言える部分だ。

 男の言葉をうそと知りつつ、信じて生きようとする健気な女性が歌の主人公だ。歌の1番から3番までが、ひとつの物語になつており、三山は映画でも見ているように、歌のシーンを頭の中に描きながら歌っているという。
 「聴いている人たちにも同じように絵が浮かんでくるような、歌の心が伝わる歌い方を心がける」

 歌の時代設定は携帯電話もインターネットもなかった頃。しかも今はいないだろうと思われる昭和50年代の、慎ましい女性が主人公だ。三山がデビューする前の時代である。幼い頃から三橋美智也などラジオから流れてくる昭和歌謡を耳にしていたことが、時代背景を知る上で役立っている。

 全国のCDショップでは発売前から予約が相次ぎ、ファンは「待ってました」とばかりにショップへ駆けつけたというほど、反響は大きかったという。
 今回はカップリングで初めて台詞入りの股旅演歌に挑戦している。「歌を3〜4分間の劇に見立てて、時代劇の雰囲気を頭に中に描いて、言葉を届けることに注意を払いました」と三山。
 これが聴く者を時代劇の中に入れ込む。

紅白出場へ意欲


 今年、三山はNHKの「のど自慢」に、3月と9月の2度も出演している。1年に1度出演できれば上出来と言われるほど難関な舞台である。誰からとはなく「紅白歌合戦の初出場も近い」と、いった話も聴かれるようになってきた。
 三山も「歌手のステータスとして出場したいし、それが全国で応援してくれている人たちへの恩返しになると思っています」と、意欲をみせる。



 のど自慢は三山はデビュー前の2004年に、高知県土佐清水市で開かれた大会でチャンピオンになっている。東京・NHKホールでのチャンピオン大会にも出場したが、その時には、賞にはまったく無縁だった。ところが、これが彼を歌手になることへの決意をさせることになっている。

 「母子家庭に育った僕くは、小さい頃から母に心配をかけてはいけない。現実を見て生きていかなけれいけないと心に決めていました。でも、その大会に出て、歌うことが僕のやりたいことなんだ、とわかったんです。だからプロの歌手になってもう一度、このステージ立ってみたいといった気持ちが、沸々とわいてきたんです」

 日本クラウンから「人生酒場」で09年にデビューするが、それ以降はとんとん拍子で若手演歌歌手を代表する存在にまで成長した。デビュー5作目の新曲「男のうそ」を、三山は「聴き応えある1曲をもらいました」と話しており、また大きく飛躍するための楽曲になりそうだ。


[三山ひろし 公式サイト]
http://www014.upp.so-net.ne.jp/miyama-hiroshi/
[三山ひろし 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/miyama/whats.html





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