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永井みゆき(テイチクエンタテインメント)  新曲「雨の木次線」 美しい山峡の景色を背景に歌う恋歌 [インタビュー]

永井1.jpg◆JR西日本の木次線は島根県松江市の宍道駅と広島県庄原市の備後落合駅を結んでいる。観光客を増やそうとトロッコ列車「奥出雲おろち号」も運行されているが、ひっそりとしたローカル線である。それを舞台に2014年4月23日に発売された永井みゆきの新曲「雨の木次線」は、元東京新聞の記者で島根県雲南市出身の作詞家佐藤史朗が書いた詞に弦哲也が曲を付けた。









雨の木次線.jpg もう何年前になるだろうか、記者も一度だけ木次沿線を車で走ったことがある。山の中をかきわけるように走って行くその沿線は、歌のタイトルにあるように雨や雪の多いところでもある。
 そこを雨音や滝の瀬音を聞きながら、行くあてもなくひとり恋を忘れるために旅する女が主人公である。その山峡に永井の声が響く。




 発売前の4月6日、永井はJR木次駅前特設ステージで新曲「雨の木次線」発表会を開いている。午前中まで降っていた雨も、本番の午後1度には止んで桜並木をパックに、カップリング曲の「お龍恋唄」と合わせて2曲を歌った。

 「子ども頃から馴染みのある土地でもあり、地元岸和田の方々や出雲出身の母や親せきも応援に駆け付けてくれました。CDの予約ももらい、発売前ながら幸先の良いスタートが切れました」

 木次駅前でのイベントが終了するやいなや、作詞の佐藤たちと一緒に木次線に飛び乗った永井だったが、沿線の各駅では応援する人たちが手を振って迎えてくれたという。


永井3.jpg 木次線沿線には2メートルを超す積雪も珍しくない豪雪地帯もある。松本清張の小説「砂の器」に登場する亀嵩はこの木次線にある駅名として、一躍有名になったことでも知られている。

 この地の出身でもある佐藤は数年前から地元を舞台にした詞を書きたいと取り組んできたが、昨年に同じテイチクの清水博正に「哀愁の奥出雲」を書いており、「雨の木次線」は出雲シリーズ第2弾。静かな山峡を走る鉄道も歌の情緒を高めている。


 忘れてはならないのがこの奥出雲で獲れるブランド米の仁多米を使った日本酒は有名。日本酒通の永井にとっては、新曲だけではなく奥出雲の日本酒からも目が離せない土地であるようだ。





[永井みゆき テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/nagai/



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