千葉一夫(キングレコード) 中学以来2度目の1位を取った新曲「紫陽花しぐれ」 女性ファンから黄色い声援も [インタビュー]
◆50年ぶりの1位は実に気持ちのいいものです-。千葉一夫は新曲「紫陽花しぐれ」が、オリコン誌の演歌チャートに初登場で1位にランキングされて、このように語った。マイナー調のしっとり演歌が多かった彼だが、今作はメジャー調で明るい曲調になった。それが人気の要因らしい。一途に好きな歌をうたってきたが、観客に少しでも喜んでもらいたい、と最近ではステージでは冗談や洒落も頻繁に飛び出す。関西弁で「メッチャ好きやねん」と観客を喜ばせる。これもサービスが大好きな関西人への心遣いなのだ。
「紫陽花しぐれ」は、カラオケを歌う人を気持ちよくしてくれるようだ。前作まではどちらかというと、声を抑え気味に歌っていた。ところがこれは「頭から声を張り上げて歌うので、気持ちがいいのでしょうね」という千葉の表情も楽しそうに映る。
メジャー調のメロディーであることから「男が歌う女歌の垣根が低くなった」(千葉)ようだ。しかもこの歌は演歌ぽっいところが少ない。とりわけ ♪ しあわせですか ~ からたたみかけるように歌うのはポップスに近いという。
新しい千葉の一面を見せてくれる楽曲である。
先頃、神戸市内で開かれた第130回KOBE流行歌ライブへ出演。「紫陽花しぐれ」を披露している。同ライブへの出演は、男性歌手では最も多い10回目という人気歌手である。これも最近の千葉が強い支持を受けている証拠でもあるようだ。
そんな彼も、デビュー以来、歌ってきたのはしっとりとした内容が多く、ステージはどちらかと言うと無愛想とも取れた。それがこうした変化が徐々に見られるようになったのは、2001(平成13)年の「みだれ雪」あたりからだったという。
その後、05(同17)年の股旅演歌の「木の字鴉」はメジャー調であったし、神戸在住の小野和子とデュエットした「雨の奈良路」では、関西人のサービス精神を学んでいる。
11(同23)年の「絆酒」あたりからは、KOBE流行歌ライブでも関西弁が数多く飛び出すようになり「千葉一夫が面白い」と評判になり始めた。
しかし千葉はもともと控え目な性格である。
「2番手3番手にいて上を狙うのが好きだった」と本人が言うように、がむしゃらに1位を狙うタイプではなかった。
ところが「紫陽花しぐれ」では、オリコン誌のチャートでいきなり1位になってしまった。「Music news jp」ですで報じている通りに、デビュー35年目の快挙を実現させたのだ。
「今までになかった1位になってみると、気持ちが良くて、また1位になってみたいと思えてきました」と、欲が出てきた。
実は千葉が1位になるのは、これが2度目なのである。
50年前の中学2年の時以来である。通っていた千葉県銚子市の中学校では、当時、生徒による勝ち抜き歌合戦が、昼休みを利用して行われていた。放送室でアカペラで得意な歌を歌い、それを全校に放送するのである。
千葉は橋幸夫が歌った青春歌謡「すずらん娘」を歌った。これは今でいうカップリング曲で、メイン曲(A面)は「あした逢う人」であった。この頃すでに千葉のB面好きは始まっていたのだ。
歌った「すずらん娘」は数週間勝ち抜いて、見事、全校チャンピオンの座を勝ち得た。1位はこの時以来なのである。
「優勝すると女子にもてると思ってがんばったんです」という千葉は、その後高校に進学してテレビの歌のコンテスト番組に出演すると敢闘賞のトースターをもらい、歌手を目指す路を進むことになった。
「紫陽花しぐれ」の売行き好調は、そんな昔の出来事をも想い出させてくれた。KOBE流行歌ライブ会場ではペンライトを振る女性ファンからの黄色い声援も聴かれた。人気は確実に広がり始めている。
[千葉一夫 オフィシャルサイト]
http://www.a8k.jp/chiba_fc/
[千葉一夫 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=10093
「紫陽花しぐれ」は、カラオケを歌う人を気持ちよくしてくれるようだ。前作まではどちらかというと、声を抑え気味に歌っていた。ところがこれは「頭から声を張り上げて歌うので、気持ちがいいのでしょうね」という千葉の表情も楽しそうに映る。
メジャー調のメロディーであることから「男が歌う女歌の垣根が低くなった」(千葉)ようだ。しかもこの歌は演歌ぽっいところが少ない。とりわけ ♪ しあわせですか ~ からたたみかけるように歌うのはポップスに近いという。
新しい千葉の一面を見せてくれる楽曲である。
先頃、神戸市内で開かれた第130回KOBE流行歌ライブへ出演。「紫陽花しぐれ」を披露している。同ライブへの出演は、男性歌手では最も多い10回目という人気歌手である。これも最近の千葉が強い支持を受けている証拠でもあるようだ。
そんな彼も、デビュー以来、歌ってきたのはしっとりとした内容が多く、ステージはどちらかと言うと無愛想とも取れた。それがこうした変化が徐々に見られるようになったのは、2001(平成13)年の「みだれ雪」あたりからだったという。
その後、05(同17)年の股旅演歌の「木の字鴉」はメジャー調であったし、神戸在住の小野和子とデュエットした「雨の奈良路」では、関西人のサービス精神を学んでいる。
11(同23)年の「絆酒」あたりからは、KOBE流行歌ライブでも関西弁が数多く飛び出すようになり「千葉一夫が面白い」と評判になり始めた。
しかし千葉はもともと控え目な性格である。
「2番手3番手にいて上を狙うのが好きだった」と本人が言うように、がむしゃらに1位を狙うタイプではなかった。
ところが「紫陽花しぐれ」では、オリコン誌のチャートでいきなり1位になってしまった。「Music news jp」ですで報じている通りに、デビュー35年目の快挙を実現させたのだ。
「今までになかった1位になってみると、気持ちが良くて、また1位になってみたいと思えてきました」と、欲が出てきた。
実は千葉が1位になるのは、これが2度目なのである。
50年前の中学2年の時以来である。通っていた千葉県銚子市の中学校では、当時、生徒による勝ち抜き歌合戦が、昼休みを利用して行われていた。放送室でアカペラで得意な歌を歌い、それを全校に放送するのである。
千葉は橋幸夫が歌った青春歌謡「すずらん娘」を歌った。これは今でいうカップリング曲で、メイン曲(A面)は「あした逢う人」であった。この頃すでに千葉のB面好きは始まっていたのだ。
歌った「すずらん娘」は数週間勝ち抜いて、見事、全校チャンピオンの座を勝ち得た。1位はこの時以来なのである。
「優勝すると女子にもてると思ってがんばったんです」という千葉は、その後高校に進学してテレビの歌のコンテスト番組に出演すると敢闘賞のトースターをもらい、歌手を目指す路を進むことになった。
「紫陽花しぐれ」の売行き好調は、そんな昔の出来事をも想い出させてくれた。KOBE流行歌ライブ会場ではペンライトを振る女性ファンからの黄色い声援も聴かれた。人気は確実に広がり始めている。
[千葉一夫 オフィシャルサイト]
http://www.a8k.jp/chiba_fc/
[千葉一夫 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=10093
2015-07-28 08:58
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