市川由紀乃（キングレコード） 満員のおおとりウイングス（大阪・堺）で「命咲かせて」を歌う

◆2015年４月22日に発売された「命咲かせて」の売れ行きが好調な市川由紀乃が、７月29日、大阪府堺市のショッピングセンターおおとりウイングスの１階イベントホールに満員の人を集めて、「命咲かせて」を歌った。タイトルの言葉が好きだという市川は「歌い手として、命を咲かせたい、という思いを込めて歌っています」と話していた。





















　おおとりウイングスで市川が歌うのは１年半ぶり。「前回来た時よりももっといい汗をかかせてもらいました」と、歌唱、サイン会、写真撮影会と全メニューを終えると、開始から１時間半を超えるといった熱の入れようだった。

　「命咲かせて」をオープニングとエンディングに歌った。市川由紀乃と言えば海峡ものというイメージを確立した「海峡岬」「桟橋時雨」の人気の代表曲も歌唱。新曲のカップリングの「由紀乃太鼓」では明るく元気なメロディーに乗って歌い、声援を送る観客に笑顔で手を振って応えていた。

　タイトルの命にはさまざまな意味が込められており、市川は「自分の人生や夢を重ねて聴いてもらえるとうれしいです」と呼びかけた。

　市川は先日、東京都内のCDショップで行ったキャンペーンで、オリジナル手作りカレーを集まった人たちに振る舞った。その際「控え室でりんごをすったり、タマネギを切ったりした」といった裏話も披露。大阪では「たこ焼きなど別のものを作って、皆さんに食べてもらいたい」とも話していた。

ネット層もファンに

　こうした市川のキャンペーンには、最近、従来からの演歌ファンに加えて30代、40代のファンがちらほらと見られるようになってきた。従来は演歌とは無縁と思われていたインターネット層へ、ネット動画番組の配信を通じて、市川由紀乃の存在をアピールしている効果が表れているようだ。



　番組に市川が登場する時間が近づくと、視聴者から登場を催促するコメントが数多く寄せられているという。

　今年デビュー22年目の彼女が「努力を重ねて頑張ってきた」というように、命が咲きつつあるようだ。


［市川由紀乃 オフィシャルサイト］
http://www.primecorp.co.jp/artist/ichikawa.html
［市川由紀乃 キングレコード］
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=13522