道頓堀SUPER歌謡劇場 観客の心に届く歌を届ける 叶麗子、水沢明美、沢井明などに純烈が飛び入り参加 [ライブ]
◆「歌の多くは歌が好きな観客の心の中で成熟している。その心に届くように真剣に歌います」
道頓堀SUPER歌謡劇場をプロデュースする作曲・作詞家の中村泰士は、演歌・歌謡曲ファンに好評な道頓堀SUPER歌謡劇場のコンセプトをこのように話す。一昨年から始まった同歌謡劇場は今までに数多くの歌手が出演してきたが、いずれも「歌うを真っすぐに歌っている」と中村がいう歌手ばかり。2016年1月12日に行われた今年はじめての同劇場でも、そうした歌手たちが最新のオリジナル曲や懐かしい昭和歌謡を披露してくれた。
叶麗子
毎回オープニングは叶麗子の「くしたんのテーマ 〜 串揚げと通天閣と私」を出演者全員で歌う。
今回は叶を中心に水沢明美、沢井明、林よしこ、塩乃華織、純烈、デボラ延寿が顔を揃えた。叶が「たくさんの人たちに素晴らしい歌を届けたい」と、今年自らの半生を歌う「麗子一代」を披露したほか、それぞれが今年の夢を発表。日系ブラジル人3世のデボラは「今春デビューする予定ですが、いい歌手になるのが夢です」と話した。
沢井明
水沢明美
SUPER歌謡劇場では昭和歌謡がたくさん飛び交う。
沢井明が「無錫旅情」(尾形大作)を歌うと、林よしこは「叱らないで」(青山ミチ)を水沢明美は「花笠道中」(美空ひばり)塩乃華織は「襟裳岬」、デボラ延寿は「津軽海峡冬景色」(石川さゆり)などを披露した。
林よしこ
もちろんオリジナル曲も。
水沢は「さんさ恋しや」沢井は「通りすがりの大阪で」を、林は「ほっこり酒場」塩乃は「イエスタディにつつまれて」。
塩乃華織
ラストは叶だ。
中村が作詞・作曲したデビュー25周年記念曲ともなる「麗子一代」を披露。「さだめ」ではステージに座り込み両手を合わせて天を仰ぐパフォーマンスも。
デボラ延寿
この日は歌謡グループの純烈が思わぬ飛び入り。新曲の「今夜はドラマチック」をダンスを交えて歌うと、集まった満員の観客は大喜び。
フィナーレは恒例の「大阪ヒューマンランド! やんか」を出演者全員で歌って、歌謡曲で元気な大阪をとアピールした。
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