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紅晴美(日本ビクター) 62歳を迎えてさらに 夢をふくらます 1月にはベストアルバム「人生まだまだ」を発売 [インタビュー]

◆7年ぶりに紅晴美をインタビューした。お互いに1953(昭和28)年生れの62歳である。俗にいう花のニッパチ組である。55歳の時に出したデビュー曲「涙の岬」から最新シングル「人生まだまだ」まで人生の応援歌14曲を収めた「ベストアルバム 〜 人生まだまだ 〜 」を2016年1月20日に出したばかりである。人生には浮き沈みがあり、いろんな足かせもあったけれど、今なお大きな夢を持ち続けている。関西キャンペーンは2年ぶり。まだ関西のカラオケ喫茶店でのキャンペーンは経験がない。ぜひやってみたいという。

紅晴美・小.jpg
紅晴美

 60代になると一般的には人生の区切りで、転機の時でもあるとみられている。ところが紅は今までの人生を振り返り先に目をやると、今まで足かせとなってきたいろんなものが、すべて取っ払われて「自分の目の前はバラ色に見えてくる」というのだ。
 「自分で作った歌を歌って、人をもっともっと元気にしたい。若い頃と違って説得力のある伝え方ができるはず」

 そんな想いを込めて去年7月に7枚目のシングル「人生まだまだ」を出した。同世代や東日本大震災の被害に苦しむ人たちへ ♬ 人生まだまだやれるじゃないか 〜 と歌いかける応援歌である。

 「人生まだまだ」をはじめ、アルバムに収録された14曲はすべて紅が作詞作曲したものばかりだ。今までに作った楽曲は100曲は下らない。5年前に東京のラジオ番組で、聴取者から寄せられたエピソードなどをもとに、ラジオ局の休憩室で即興で作詞作曲して、自ら弾くピアノを伴奏に歌っていた。CDになった作品はないが、これが作品の数を増やした。

 彼女が歌うのは演歌であるが、作る楽曲はバラード調が多く、番組で作ったものもCD化されずにコンサートなどで歌われるものが多くある。


紅晴美・ベストアルバム ~人生まだまだ~.jpg 2012(平成24)年に出したファーストアルバム「紅晴美 ふるさとを唄う」は、東日本大震災に打ちひしがれる人たちを応援しようと、やはり自作曲を集めたふるさと応援アルバムにした。
 今回のセカンドアルバムにはファーストアルバムから「安波さまの唄」「ドッコイ夫婦節」「ど根性桜」の3曲を入れた。いずれも震災復興応援歌だ。

 2011(平成23)年3月11日、福島県いわき市でコンサートを開いていた紅が歌い終わったその時、大きな揺れが襲った。東日本大震災であった。紅は震災を体験した数少ない歌手である。その後、被災地を回って、歌い人々の話を聞き歌を作って行った。「歌で元気になってほしいという想いでいっぱいだった」と紅。

 紅は空想で詞は書けないという。実際に人の話を聞き、現場を見て、その息づかいを感じないと言葉にならないのである。それは中学の頃から毎日書き続けている日記もそうである。嫌な体験をしたりすると、彼女は自らを元気にする文章を日記に綴ってきた。それがいまの楽曲作りの原点になっているようだ。

 ところで62歳になった今の夢は。
 「歌手になって7年間頑張ってきたけれど、私の歌をもっともっとたくさんの人に歌ってもらいし、私のことも知ってほしい」
 まだまだどん欲である。





[紅晴美 オフィシャルサイト]
http://kurenai-harumi.jp/
[紅晴美 ビクターテインメント]
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A022370.html





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