チョン・テフ(徳間ジャパンコミュニケーションズ) ライブ「ジョイフル ワールド 2016 ~愛の銀河~ 」 ゲストにパク・ジュニョンのサプライズ [ライブ]
◆チョン・テフが2016年9月16日、大阪・心斎橋の大丸心斎橋劇場で単独ライブ「ジョイフル ワールド 2016 ~愛の銀河~ 」を開き、8月3日に出した新曲の「愛の銀河」をはじめ全20曲を歌った。バックダンサーによるダンスも交えたパワフルなステージは、見る者を大いに満足させていた。サプライズでシークレットゲストのパク・ジュニョン(キングレコード)が登場。主役に負けない声援を受けて「お兄さん」と慕うテフのライブを盛り上げた。
関西では4回目になる単独ライブは、新曲「愛の銀河」と前作「東京メランコリー」のいずれもカップリング曲の「別れのエアポート」「ゆずれない愛」の2曲で幕を開けた。「別れの - 」では2人の女性ダンサーが花を添えるなど、華々しいオープニングとなった。
韓国でデビューしたのが16歳の時。日本でメジャーデビューして3年目というテフは、ノリの良いアップテンポな歌から静かなバラードまで幅広い楽曲を歌いこなす。2曲を歌い終わって「こうして4度目のライブが出来るのも皆さんのおかげです」とあいさつ。
パワフルで華麗なステージも
テフのライブで欠かせないのがダンサーと一緒に踊って歌うノリの良い力いっぱいなステージである。「そんなヒロシが好きでした」(「サソリの涙」のカップリング)と「夜の踊り子」(「ガラスの蟻地獄」のカップリング)では、男性ダンサー4人とともに躍動感あふれる踊りも見せてくれた。
こんな生き生きとしたステージでファンを楽しませている彼だが「歌手を辞めようと思ったこともあった」と吐露した。メジャーデビューしてからは毎年、新曲をリリースしているチョン・テフにも、そんな深刻な時期があったのである。それを思いとどまらせたのは同じ韓国出身の後輩歌手、パク・ジュニョンがキングレコードからデビューしたことだったという。
シークレットゲストのパク・ジュニョンが登場
テフより8歳年下のパク・ジュニョンは「愛ケセラセラ」で2012年に日本デビュー。翌年には「チャラ」をリリースしている。「この『チャラ』が僕にもう一度歌をやろうと思わせてくれました」と話した。この日は、そのジュニョンをシークレットゲストに招いていた。
ジュニョンは「メールや電話でいろいろアドバイスをもらっています」と、テフと実の兄のような付き合いをもう4年ほど続けている。
チョン・テフとパクジュニョンのデュエットも(写真・左)
そんなジュニーが「チャラ」に続いて「追憶のブルース」「河口湖」、そして発売日がテフノ「愛の銀河」と同じになった新曲「羽田発」の4曲を歌って、兄と読んで慕うテフに「心からおめでとうと言いたいです」とライブの成功を祝っていた。
休憩もなく行われた2時間余りのライブのラストはテフのオリジナル曲が続いた。デビュー曲「サソリの涙」(2013年)に続いて前作「東京メランコリー」(2015年)、そして2016年8月に出して今回のライブのタイトルにもなっている「愛の銀河」で終わると、客席からはアンコールの連呼。
それにデビュー2作目の「ガラスの蟻地獄」(2014年)で応え、オールラストは「Goodbye Day」( 来生たかお)を歌って幕を閉じた。
[チョン・テフ オフィシャルサイト]
http://ameblo.jp/jung-taehu/
[チョン・テフ 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka_top/jung-taehu.html
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