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第311回大阪発流行歌ライブ、山口ひろみ・水城なつみ・坂崎守寛・杉本ちずみ・水谷美奈子が熱唱 [ライブ]

第311回大阪発流行歌ライブが2023年9月20日、大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで開かれた。新曲「三井の晩鐘」が好調な山口ひろみ(テイチクエンタテインメント)デビュー11年目を迎えている水城なつみ(キングレコード)若手民謡歌手としての地歩を固めつつある坂崎守寛(同)をはじめ、杉本ちずみ(メロディーレコーズ)水谷美奈子(同)らが新曲などを歌った。

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写真・第311回大阪発流行歌ライブの出演者たち


 山口ひろみは今春、北島音楽事務所から独立してのスタート曲となった新曲「三井の晩鐘」を聴かせた。「初めてイントロを耳にした時には涙が止まらなかった」という感動曲。
 発売前には滋賀県大津市の三井寺にある鐘を突きに行った山口。主人公の気持ちになり切ったという。カップリングの「しょくいくぼうさいのうた」は山口自らが作詞もしている。

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写真・山口ひろみ

 この日、山口はデビュー曲の「いぶし銀」から歌った。2002年5月の発売であった。今年でデビュー21年目であるが、大阪から上京したのは28年前になる。まだ20歳だったという。
 前作の「哀愁港町」(22年4月)は20周年記念曲として師匠の北島三郎から「プレゼントしてもらった」という楽器で、これも聴かせた。


 水城なつみは2012年に18歳でデビューしている。今年で11年目になる。「6月で29歳になりました」と、その成長ぶりをたっぷりと聴かせた。
 デビュー初日から関西でキャンペーンを行っただけに、大阪は最も馴染みのある町といい、この日もまるで地元に帰ってきたかのようであった。

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写真・水城なつみ

 新曲「あかつき情話」は今年5月の発売。作曲は宮下健治。「先生には中学時代からお世話になっております。私の知らない部分を引き出してもらったのが、今回の作品です」と全幅の信頼を置く師匠の作品を歌った。
 今作CDは3曲入りで、そのカップリング曲の「恋花火」「納豆音頭」も披露した。


 坂崎守寛は数々の民謡大会で優勝経験のある民謡歌手でもある。大阪を中心に活動をしており、最近では演歌・歌謡曲も歌うなど活動の幅を広げている。
 今年7月には民謡のアルバムもリリースして、その中から北海道の民謡を取り入れた「あきあじ浜唄」歌謡曲調の「淀の舟歌」の2曲を歌った。

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写真・坂崎守寛

 浪花の若大将の名でも親しまれているが、20年3月にリリースした「浪花の若大将」も聴かせたほか、しっとりとした演歌の「さいはて・・・ひとり旅」も披露した。
 ラストは「花笠音頭」で締めくくった。


 杉本ちずみは奈良県内を中心に活動している。歌手デビュー第2弾シングル「真夜中の月~サイレンス~」を23年7月に発売している。
 まずはこの表題曲から歌った。これは杉本が作詞をして、作曲はHANZOが手がけている愛する人への想いを表現した楽曲。

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写真・杉本ちずみ

 カップリング曲の「夢幻境」を合わせて大人の切ないラブバラードを披露した。
 杉本は歌手活動と併せて盲導犬チャリティーコンサートをライフワークにしている。

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写真・水谷美奈子

 水谷美奈子は2019年に歌手デビュー。三重県四日市市在住で、この日は新曲「大阪ララバイ」「カサブランカの雨」を歌った。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html







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